昇級審査対策~「持たれる」ではなく「持たせる」

Day86 A.K.I.鵠沼 2019.2.23 2019.9.9

持たれたら終わり

身長180cm以上、体重90kg以上の人に後ろ取りをしてもらいました。
うん。全然抜けられません。

「腰を切って、腕を自分のお腹の前に集める」とか、今まで習ったことを試そうにも、がっちりと固定されて微動だに出来ない。
身長差のため、襟締めされたら、足が浮いてしまう。

合気道の審査対策で後ろ取り
合気道の審査対策で後ろ取り

「体吊り上げられて足浮いたら、どうしようもないですね」と言ったら「そうなる前に動いて何とかしないとね!」とにっこり。
全くその通りです。

持たれたら終わり」とよく言われるけど、本当だと実感。
『持たれる』のではなく『持たせる』ようにするんだよ

完全に固定される前に自分で動いて、捌かないと。
あまり先に動くと審査では怒られるだろうし、実践では相手に反応されちゃう。

最初に手を取られる瞬間には動き始め、次に襟に手がかかるか かからないか、くらいのタイミングで捌かないといけないんだろうな。
難し過ぎる。

審査についてはこちらもどうぞ
⇒昇級審査・昇段審査についての記事まとめ

昇級審査対策

諸手取り腰投げ

でんでん太鼓のように腕の力を抜いて、転換、転身して相手を前のめりに崩す。
同時に相手の体の下に腰を入れて、足を引きながら投げる。
投げる時は相手の道着(腕か肩)をつかんで、危なくないように。

両手取り腰投げ

十字絡みのようにしてから、相手を腰に引っ掛けて投げる。
最初に、下になる相手の腕を親指を自分のお腹に向けるようにして握るのがポイント。

それから上の腕を握り、動きながら相手の下の腕を上にギュッと持ち上げて崩す。
崩れたところで腰に引っ掛けて、投げる。

後ろ取り襟締め

腕ではなく、自分の腰をズラして、後ろに回された腕を自分のお腹の前に持ってくる。
自分の中心線上に腕を持ち上げて空間を作り、そちらから抜ける。
抜けたら一教〜三教、どれでも。

正面打ち四教

四教は「木刀を振るように」と思っていたけど、木刀の握り方だと、相手の右腕を決める時は腕が逆になってしまう。

相手の身体に近い方の手で、相手の脈部(表)頸部(裏)をおさえる。
てこの原理を使って、足を踏み出しながら、腕を振る。

先輩レベルは立った状態で、片手でこちらの腕をとって、くいっとするだけで思い切り極まる。

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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

本日の稽古内容

突きからのストレッチ2種

  1. 側面に入り身して相手の背中を伸ばす
  2. 回転投げの形で伸ばす

ストレッチから技へ発展

突きからの入り身

腕を滑らせながら突きをかわすと同時に、相手の首に肘が入っているくらいの速さが必要。
腕の力ではなく、お腹から前に進んで投げる(後ろ受け身)

突きからの回転投げ

転換しながら突きをおさえ、体を開きながら相手の腕を上げて頭を下げさせる。

突き小手返し

(表)軸足を定め、相手のお腹側に回るようにして投げる。

(裏)相手と背中合わせになることより、相手の体勢が崩れるような間合いを意識する。
相手が倒れにくそうなら、指先からぐいーっと手首までを下方向に丸め込むようにして投げる。

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