壁に耳あり障子に目あり~蕎麦屋に隣客あり

Day111   藤沢合気道会  2019.6.16  2019.10.14

蕎麦屋に隣客あり

A.K.I.湘南台の飲み会で夜更かししたから、朝体が重かった。
一瞬、今日の稽古さぼっちゃおうかな、と思ったくらい。

稽古中、Iさんに「昨日はたくさん召し上がれましたか?」と聞かれて冷や汗。
Iさん、湘南台に出稽古来たことないのに、なぜそんなに情報通?

Iさんが仕事帰りに入ったお蕎麦屋さんで、S先生と隣席になったそう。
そんな偶然もあるんですね。

危なかった~。悪いことはできない。
これで稽古休んでたら「飲み過ぎたんだな」って思われるところだった。
出稽古先の飲み会が理由で、所属先の稽古をさぼるなんて、本末転倒だもの。

合気道で話がすぐ回る
合気道で話がすぐ回る

先生の極めががっちり過ぎる

T先生に初めて三教をかけてもらった。
尋常じゃない極め感。
痛さもあるけど、それ以上に「がっちり」全く動けない。

後ろ両手取り三教

投げようとして、体を沈めても、相手が踏ん張ってこらえた場合。
そのまま、近い方の相手の手を三教にとる。

私とKさんという白帯同士の組だったので、T先生が指導してくださった。
それにしても、先生の極め、効く…。

「二教もそうだけど、相手の手を取る時のポイントは、自分の親指と小指。親指を、相手の親指側の手首、くぼんでいるところにひっかける。小指は相手の小指の根元。
「親指と小指、この二本だけでも極められる。他の指は支えで持つ。

「グローブのように大きな手だと、握るのは無理だよね。まず、親指と小指をきちんとここに引っ掛けること

「そして相手の手の甲が上を向いている状態をずっと保ちながら、崩す。相手を引っ張るんじゃないよ。この手がきちんと効いていれば、引っ張らずとも崩せる」

崩したら、その手は緩めず、ずっと手の甲が上を向いた状態のまま。そうすれば、極めの時の持ち替えも必要最小限になるし、緩まない

1mmどころか0.1mmも緩みが感じられない。
軽く持っているように見えるのに、がっちり極まってる。

私達の次に、隣で中学生男子T君に指導。
「痛い、痛い、痛い」とT君。
「痛くない、痛くない」と笑顔のT先生。

いやいや、痛いでしょ…と 恐れおののく 見守る我々。
肩柔らかくても、若くても、痛いんだな…。

あと、体の向きの話では
半身になる。まっすぐではなく、相手に対して半身にならないと、上手く動けない」とのこと。

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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

本日の稽古内容

片手持ち四方投げ

同じ体格の人と組むと、引っかかりやすい。
腰を落とすことが身についていない。

片手持ち呼吸投げ

側面に入って、大きく相手の首元に腕を切り上げて投げる。

片手持ち呼吸投げ

相手の外側に入り身、転換して投げる(前受け身)

投げる時に、腕を振りかぶらない。
持たれた腕の位置は変えないまま、体の位置を変えていく。

最後に斜め前に押し出すようにして投げる。

後ろ両手取り呼吸投げ

最初に持たれた手は、自分のお腹の前に固定させる。
後ろに持って行かれないように。

相手がもう片手を取ろうと回り込んだタイミングで、両腕を大きく上に張り、体ごと横に抜ける。
(最初に持たれた)腕は大きく自分の前方向に張る。
後ろに引っ張られないようにする。

抜ける時に腰を沈めて、相手の行きたい方向に投げる(前受け身)

後ろ両手取り四方投げ

これも相手にタイミング合わせて、体を抜きながら大きく張った両腕を前へおろす。
この時、畳に指先がするくらい、低い位置まで下ろす。

そこから上へ上がりながら、近い方の相手の手を取り、四方投げ(表)に入る。

大きいひとつの円を描きながら、滑らかに四方投げに入るのが難しい。
どうしてもギクシャクしてしまう。

後ろ両手持ち呼吸投げ

相手にがっちりと後ろからつかまれた状態から始める。
腰を下ろし、自分の帯あたりに両手を固定して、そこから両腕を上げていく。
この場合は、半身ではなく、お相撲さんの四股のようなイメージ。

両腕を大きく上に張ったら、体を抜きながら前に投げる。

技も難しいけど、受けも難しい。
相手の後ろに素早く回り込み、後ろからのしかかるようにして押さえるけど、多分身長が足りない。
腕の長さも足りない気がする。

かたまりで動く練習

4人一組になって、取りが先頭。
両手は自分の帯を持つ。
受け1は後ろから取りの両手首をつかむ。
そして受け2受け3は受け1の後ろに連結して、がっちりひと塊になる。

この状態で、取りが歩こうとする。
後ろ3人は、意外とおさえられず、引きずられる。

この時、後ろの人は、体重で引っ張ろうとはしない。
体重かけると、自分も動けなくなる。
足を踏ん張って頑張る。

漫然と歩くより「あそこまで歩こう」と目標を定めると、動けることが分かった。
うちの組ではOさんに突進するのが流行った。
Oさんがギョッとしていた。

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