幸せを感じる時~憧れの黒帯コレクション

Day136  A.K.I.鵠沼  2019.9.16  2019.10.31

素敵な有段者をまた発見

以前S先生のところで稽古していたIさんが、ビジターでいらしてました。

全然力入れてないのに、すぱっと投げられる。
極めはきっちり。
受けは柔らかい。

そして、教えるのが上手くて的確。
教えるのが上手い人は、初めて組んだ相手の力量や直すべき点をすぐ見抜けるんですね。

そこまでの眼力を養うのに、何年稽古を積めばいいんだろう。
10年は必要なんだろうな。
その方もお若いけど、学生時代からずっと続けていて三段だそうです。

一緒に稽古した他の方達も、全員ファンになっていました。
今はお近くではないけど、またいらしてほしいね、と言い合っていました。

こうやって、私の中の「憧れの黒帯コレクション」が増えていきます。
大人になったのに、憧れの対象がこんなに沢山いるって、幸せです。

憧れの黒帯有段者

憧れの人に投げてもらったり、極めてもらえるんですよ
← なんか、ちょっと変な人みたいな言い方になった…。

どうしたら、あなたみたいになれますか?って質問もできる。
手取り足取り指導もしてもらえちゃう!

幸せの極みですね!
CD買いまくって、握手会の券を求める必要も、ファンクラブ会費を払う必要もない(笑)

しかし、憧れの対象はどんどん増えるのに、自分自身はそれと同じスピードで上達していない。
憧れるだけで満足せず、少しでも近付きたいと思います。

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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

本日の稽古内容

座技正面打ち二教

座技正面打ち三教

(表) 三教にとって、あおって仰け反らせる。
そして、自分が相手の前に出てから、畳に下ろしていく。
引っ張らない。

極めは、まっすぐではなくて、相手の肘を中心に螺旋に相手の頭方向へ。

(裏) 三教にとって、あおって、相手の背中の後ろへクイッと流すようにして崩す。
背中で下から斜め上の軌道を描く。
相手が自然に引き込まれるようにする。

座技正面打ち四教

(表) しっかり一教。
相手の腕を木刀のように握る。
この時、人差し指付け根は相手の骨部分で持つ(位置は手首から指3本分上)
振りかぶって下ろした時に、ギュッと手を絞るとちょうど四教の場所に当たるはず。

振りかぶる時、相手が起きてくれなかったら、相手の肘方向に突き上げるようにすると、上手くいく。

そのまま、人差し指付け根に自分の重みを全てのせて極める。
(最終手段 : 審査で受けがタップせず困ったら、膝で肩をおさえる)

横面打ち四方投げ

(表) 相手の打ち込みに合わせて転身しながら、腕を取る。
その手で相手のお腹に切り込むイメージで、近付いて四方投げ。

(裏) 下方向から、踏み込みつつ片手で当身・片手で腕を制する。
(この時、野球のバッティングのように体ひねって背中見せる癖があるので注意。構えた半身からまっすぐ前へ出る

相手の腕を下へ切りおろし、相手の肩に自分の肩をくっつけるくらいに近付いて四方投げ。

腕を気にするより、足のステップを気にするべき。

横面打ち入り身投げ

(表) 転身しながら手刀で相手の腕を切りおろして、後ろへ入る。
腕を握ろうとしない

(裏) 横面打ち四方投げの裏と同様に踏み込みつつ、当身しながら打ち込みを制する。
当身した腕を相手の腕の後ろに引っ掛けながら、背後に入る。

天地投げ

(表) 相手が腕を取りに来た時には、もう天の腕は上に向かっている。
地の腕は自分の太腿あたりに固定して、天の腕を上へと上げながら、前へ進むと相手は崩れる。

(裏) これも天の腕は上げながら、相手につかませる。
地の腕側の足(なるべく踵)を軸にして、コンパクトに天側へ回転する。

片手持ち小手返し

私はどうしても手先だけで何とかしてしまう。
小手返しだけに、小手先。

足をきちんと動かすこと。

(表) 腕Aを持たれたとする。
足Bを引きながら、腕Bでつかんでる手を切る。
腕Aで相手の手を上からおさえると同時に足Bを相手のお腹前に踏み出す。

足Aを大きく引きながら小手を返す。
この時、相手の肘は90度以上曲げさせ、小手を下へ向かって丸め込む。

(裏) 腕Aを持たれたとする。
足Aで相手の横に入り身しながら、腕Bで相手の手を切る。
腕Aで相手の手を上からおさえながら、転換して背中合わせになる。
相手を下方向に誘導して、足Bを大きく相手に向かって踏み出し、腰を切って小手返し。

両手持ち呼吸投げ

外側の足で相手の脇に向かって1歩踏み出しながら、転換(いつもの入り身転換とは逆周り)
相手に近い腕は真上へ、遠い手は相手に近い側の、自分の腰の後ろに当てる。
足は動かさず、上げた腕をおろして投げる。

この時、腕力ではなく、自分のお腹に向かってすう〜っと落ちるようにする。
姿勢は前のめりにならないように。

Iさん「極端にやると、こうです」うちのT先生っぽく、すっとそのまま座って投げた。
なるほど、遠くに投げる感じではなく、すっと落ちるイメージ。

両手取り呼吸投げ

S先生の得意技、腕を使わない投げ。
向かってくる相手にお腹で合わせつつ、腰切って投げる(勝手に腹打ち呼吸投げと呼んでいる)

腕を使うやり方で教わる。
相手が腕を取りに来たら、前の腕を上に上げつつ取らせ、下は自分のお腹の前に固定。
腕を上げる時は、脇を空けないようにして指先からすうっと上へ。
上の腕を切りおろしながら、転回・腰を切りながら投げる。

これで出来るようになってきたら、もっとペース速めるとS先生みたいにタイミングで投げられるようになるらしい。
うーん、遠い道のりだ。

座技呼吸法

まず、相手となんとなく一体になる。
そして、相手の膝が浮くように両腕を押し上げていく。
この時重要なのは角度。

相手の膝が浮いたら、体ごと膝行して左右どちらかに倒す。

最後に

合同稽古などでよく「そんな遠くからいらしたんだ!」という方にお会いします。
国内だけでなく、海外からいらしてたり。

皆さん高段者になっても、それぞれの憧れの先生に会いに来ているんだろうな、と思いました。

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