稽古の心構え~先生の仰ることが前と違う?!と混乱しないために

Day144 藤沢合気道会 2019.10.6 2019.11.6

稽古の心構え

Oさんより、稽古をする上で、知っておいて欲しいことのお話がありました。

技に関して「前に言っていたことと違うじゃん」と感じることがあるかもしれない。
でも、先生方は「技の説明」というより「伝えたいテーマ」があって、それを技を通して説明している。
その点は頭に置いておいてくださいね、とのことでした。

合気道の稽古は自由で流動的

なるほど~と思った。
昔の道場では、この技はここで1歩前、次で転換、3歩目で投げる、と細かく教わった。
技=その動き以外はやらない感じ(有段者は違うかも)

だから、前と違うことは、ほぼ言われない。
初心者にとっては、混乱せず、覚えやすい。

それに比べて、A.K.I.の先生方の稽古は、自由で流動的。
参加者の様子を見ながら「今度はこういう練習」「次はこれをやりましょう」と発展していく。
「特定の技」というより「相手を崩す方法」「相手と一緒に動く方法」「相手の勢いを生かす方法」などを練習する感じ。

本質的なことが出来るようになれば、どんな技にも生かせる。
臨機応変に動けるようにもなる。

素晴らしい教え方。
ただ、なかなか身につかないので、上手くなってる気がしないのが難点かな。
少しずつ出来るようになってると信じたい!

取りと一緒に動く

入り身転換で相手と並び、前に進みながら投げる片手持ち呼吸投げで、受けを失敗。

取りのすぐ足元で前受け身してしまい、取りに髪を踏まれた。
踏まれた状態で前受け身…髪10本は抜けました。
大人にとって髪は大事‼

取りが進みながら投げてるんだから、自分も前に動きながら受けないと。
取りの足にぶつかったりしたら、お互い危ない。

「取りに合わせて一緒に動く」が出来ていないから、ぶつかる。
「そろそろ投げる頃かな…よし前受け身だ!」と自分で勝手に動こうとするから、ダメなんだな。
気をつけよう。

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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

本日の稽古内容

両手持ちで四方投げのストレッチ

なるべく背中を反らせ、ギリギリまで粘ってから、受け身する。
背中が弧を描けず、直線的なのを感じる。
背中も柔らかくしたい。

片手持ち四方投げ

受けの時、すぐ倒れない。
背中反らしてギリギリまで粘る。

倒れる方向、相手の真横ではなく、本来は縦。
「昇段審査で受けをする場合、本来の受けを取れないと困るから」とのこと。

両手持ち呼吸投げ

持たれる。まっすぐ後ろに下がる。
相手の横に入り身転換。直線的に入る。
前に進みながら投げる。

相手に振り回されそうになったら、前に体ごと進む。
円を描きながら動かず、直線の上を行き来するイメージで、直線的に動くこと。

片手持ち一教

三教や回転投げへの前段階の練習。

相手が取ろうとしてる手を(斜め)後ろに張ると同時に、もう片手で顔に当身。
相手が仰け反ったところで、相手の脇の下をくぐり、横に並ぶ。
そのまま肩口をおさえて、後ろに下がりながら畳に崩す。

最初の当身のタイミングが重要。
当身(腕を前へ)と後ろに腕を張る、この両腕をバッとしっかり開いて張るのが大事。
これだけで相手が崩れるくらい、タイミング合わせて思い切りよく。

胸取り二教(表)

踏み込みながら顎へ当身。
同時に、持たれた肩側は後ろへ張る。
相手が仰け反ったところで、腕を二教に取って、畳へ崩す。

杖取り

杖の2/3以上の長さを持たないと、相手に負ける。
長く持てば持つほど有利。

取りが杖を持つ。
受けは取りと同じ側から杖をつかむ。

取りは、受けに向かって杖を突き出す。
同時に、相手の前足横に入り身、転換。

転換する時、杖を持つ前の手はあまり動かさない。
後ろの手が大事。

後ろの手を回すように?して転換。
相手と並んだら、後ろの手から杖を突き出して、投げる(前受け身)

これも直線的に入り身するのが大事。

天地投げ

(表) 相手の横に踏み出しながら腕を自分の中心線上で上下に開く。
下の腕をきちんと張ることが大事。
下の腕だけで崩せるくらいの気持ちで。

(裏) 相手の横に入り身、転換しながら腕を上下に開く。

Oさんだと、それだけで相手は誘い込まれてくる。
入り身転換以外は足を動かさずとも、投げられる。
難しい。

後稽古 

後稽古で「両腕の張りを保つ練習をしましょう」とOさん。
つまり受けの時に肘が曲がり過ぎている?

この前も腰越のK先生に座技呼吸法の受けで同じことを言われた。

取りの時だけでなく、受けの時も「折れない腕」を意識するということ?

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