多人数掛けのコツ~ドカーンとぶちかます

Day180 A.K.I.鵠沼 2020.2.8  2020.2.17

春の審査を視野に、稽古内容もバラエティに富んでいました。

多人数掛けのコツ

多人数掛けの練習。
コツとしては
  • どんどん前へ出る。受けの列に突っ込んで崩す気持ちで。
  • 真正面で攻撃を受けない。左右どちらかに捌く。
  • 複雑な技を掛けない。次の受けに間に合わなくなる。
裏技としては「一人目にドカーンと技を決める。受けが及び腰になって技を掛けやすくなる。
「この人 ヤベェ 危険だわ」って思わせるってこと??

それくらい前のめりに臨まないとダメなんだろう。
複数相手に飲まれないよう、初っ端から気合を入れて、自分のペースに持って行く!

多人数掛けのプレッシャーはすごい。
次々くるから、焦って何やってるか分からなくなる。
挙句の果てには真正面で受けて、動けなくなった。

審査でみんなスイッチ入っていたら、潰されそう。
とか言いつつ、自分が一番スイッチ入って ヤベェ奴 危険人物認定されたりして…。

多人数掛けのコツと裏技
多人数掛けのコツと裏技

耳かゆいよ拳

腕をがっちり掴まれると、焦って余計に動けなくなる私。
SYさんはいつも、色々な例えで動き方を教えてくれます。

今日のは「耳かゆいよ拳」と勝手に名付けました。
名前つけておくと、イメージしやすくて忘れにくいから。

天地投げでがっちり両手をつかまれる。
そのままだと動けないけど「かゆいよ~」と耳を掻こうとしつつ、前に歩くと腕が動かせる。
  • 耳を掻こうとする動き(脇をしめて、体に沿わせながら手を上げる)
  • 前に歩く(体ごと動く)
この二つが同時に出来ちゃう。
耳を意識するから、相手の手が気にならず、力みなく腕を上げられる。

恐るべし耳かゆいよ拳。
全然怖そうな名前じゃないけど(笑)

天地投げは、前に出ながら腕を上げることが出来れば、その後は比較的動きやすいと思った。

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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

本日の稽古内容

片手持ち5種のストレッチ

  1. 横 → 相手の斜め前に踏み出す。お腹から前に出る気持ちで両腕を伸ばす
  2. 上 → 入り身転換して、腕を上げて相手の背中をストレッチ
  3. 下 → 隅落としの形
  4. 二教の形
  5. 回転投げの形

片手持ち5種

ストレッチから実際に技へ。
審査で「片手持ち自由」の出題で、頭が真っ白になっても体は動けるようにしておこう。

相手を崩す時に引っ張り込み過ぎて、肩同士で正面衝突しないよう気を付ける。
肘で相手の首に切り込めるように、少し前にいること。

回転投げは下へきちんと沈むことで、しっかり相手を崩すのが大事。

片手持ち呼吸投げ

入り身転換して相手に並び、腕を水平に大きく動かして、相手を崩して投げる(後ろ受け身)

片手取り呼吸投げ

180度 → 入り身転換で相手と同じ方向を向いて、前に進みながら投げる(前受け身)

45度 → 相手が取りに来たら、前足で斜め45度に相手の方へ出ながら投げる(前受け身)
腕は相手の前足辺りに落とす。

0度 → 相手が狙う腕を下から回して、相手の前足をすくい上げる(前受け身)

諸手取り呼吸投げ

諸手取りされると、ガッチリ感で焦る。
落ち着いて、体全体で動くこと。

腕で何とかしようとせず、まず入り身転換。
自分の前(正中線)を通って腕を上げる。
腰を切って投げる(後ろ受け身)

諸手取り呼吸投げ

持たれた腕の位置はそのまま、肘を緩めて腰を沈める。
指先で相手の喉元を指した状態で立ち上がると、相手は浮いてくる。
踏み込みながら、木刀の振り下ろしのように腕を切り下げる(後ろ受け身)

後ろ両手取り呼吸投げ

取られた手はお腹の前に固定。
もう片方を相手が取りに来るのに合わせて、そちらの足を前に出す。

この時、相手がその足から少しはみ出る位置になるように。
(真後ろから持たれると、上から潰される)
斜めに抜けて、上体ごと両腕を下に振り下ろす(前受け身)

後ろ両手取り呼吸投げ

相手が回り込んでくるのに向き合う様に、腰を切る
持たれた手側にある刀を抜いて、そのまま振り上げるような形で投げる(後ろ受け身)

肩取り呼吸投げ

持たれていない側の腕と足で前に出ながら、当て身。
そのまま一本背負いの要領で腕を抱えて、沈み込む(飛び受け身)

肩取り呼吸投げ

肩を取った相手の肘を下からすくい上げる。
相手が浮いたところで、前に出る(前受け身)

正面打ち入り身投げ

相手から離れてしまい、無理に引っ張ろうとする癖がある。

S先生のやり方だと離れない。
取りも正面打ちしながら近付く。
相手の腕とすり合わせる感じ。

背後に入りつつ、腕を下ろす。
この時点で、相手の肩を自分の脇に挟んでいる。
後ろ足を軸足に回転しながら、相手を斜め下へ崩す。

相手が起き上がってきたところで投げる(後ろ受け身)

投げる時は、Oさんのやり方だと離れない。
しっかり相手の襟(首)を持ち、引き寄せる。
この時、グイグイ引っ張るのではなく、子どもを抱き寄せるように優しく引き寄せる。

投げる腕は、顎を摺り上げるようにしてから、螺旋を描いて下ろす。
腕を水平に引っ掛けて投げようとしても、相手は抵抗できる。
摺り上げるようにすると、更に相手の頭が自分の方に近付いて、崩れやすくなる。

横面打ち小手返し

(表) 相手と場所を入れ替わるようにしながら投げる。

横面打ち四方投げ

(表) 転身して横面打ちを受け流し、四方投げ。

(裏) 表と同じく受け流してからだと、相手から離れすぎてうまく行かない。
踏み込んで打ち込みを制してからの方が、離れずやりやすい。

横面打ち入り身投げ

(表) 転身して打ち込みを捌く。
腕を上→下→上で相手の腕をつかみ、もう片手で襟を持つ。

転身の回転をそのまま繋げると、滑らかに動ける。
難しい。

(裏) 転身して打ち込みを捌くと、相手から離れてしまう。
大きい歩幅で相手の背後に入る。

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