初見の動きの覚え方

 2020.11.29 2020.12.4

初見の動きの覚え方

初めてやる技の動きは、覚えにくい。
見取りの時は分かったつもりでも、組んだ瞬間分からなくなったりする。


だから見取りの時に「あの技に似てる」とか「あの動きに似てる」など、イメージを膨らませて覚えます。
自分なりに名前つけておくと、連想して芋づる式に思い出せる。

初見の動きの覚え方
初見の動きの覚え方
勝手に命名して覚える
ジェネレーションギャップ
※ 実際には全員マスクを着用しています。

T先生が最近よく稽古する片手持ち呼吸投げの動き。
持たれた手を綱引きのようにして、相手に手の平見せながら、引き寄せる。

命名:「アナタハ神ヲ信ジマスカ」と誘い込む形

Mちゃんが戸惑っていたので「昔駅前によく『アナタハ神ヲ信ジマスカ』って立ってる人いたじゃない?あの形にするんだよ」と得意気に伝えました。
Oさんは「あ~、いましたね」と分かってくれたけど、Mちゃんは固まってる。

「もしかして…見たことない?」
「知らないです」って言われちゃった。

…最後にああいう人見たのって、何年前?何十年前か??
中学生のMちゃん生まれてないじゃん!

説明する時はジェネレーションギャップを考慮しないといけない。
自分では分かりやすい!と思っても、知らない世代からすると意味不明。

道場は  オジサマ 同年代から上が多いので 自分は若いつもり 意識してなかったけど、気をつけよう。

T先生が説明時に、柔道・相撲・野球など他のスポーツを引き合いに出すのは、年齢関係なく分かりやすいからかも。

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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

月曜日の稽古

Day239 A.K.I.鵠沼 2020.11.23

片手持ち入り身転換

しっかり相手に並ぶ。

上半身は垂直、手は中心線(お腹の前)で、重みをかける。

諸手取り呼吸投げ

小指から上げる。

相手の脇をあけさせて、バランスを崩す。

自分の脇はあけない。


体ごと相手に向かって入る。

あるいは、そのまま真下に落とす。

胸取り呼吸投げ

相手の肘が曲がっていた場合

反対側の腕で、相手の肘を下からつかみ、内側から持ち上げる。

相手の体勢が崩れたところで、取られた方の腕を相手の首の下に差し込み、相手の中心に進んで投げる。

相手の肘が伸びていた場合

取られた方の腕を相手の肘にひっかけて、自分のお腹へ引き寄せる。

後は同じ。

正面打ち入り身投げ

(表) まっすぐ入り身しながら、奥の手で相手の後ろ襟をとり、手前の手で正面打ちを上からおさえる。

自分が軸になって、後ろ方向へ回りながら相手を巻き込む。


(裏) 自分も正面打ちするようにして、向かっていく。

相手の真後ろに入り身する。


両肩を優しく抱き寄せるように、後ろに崩す。

力づくだと相手は反発するので、ふわっとするのがコツ。


相手が起き上がってきたら、腰の後ろに踏み込みながら、相手のお腹に向かって投げる。

横面打ち入り身投げ

(表) 四方投げ(表) の軌道で横面打ちを流すけど、相手の腕の外側に回り込む。


(裏) 懐に踏み込む。

手刀側の骨ではなく、腕の内側で相手の腕に当たる。


下から腕をバッテンに差し込み、返しながら相手の後ろに回り込む。

正面打ち小手返し

(表) 小手を握り込んで真下にキュッと落とす。

落とす、倒れてからヨイショとひっくり返すのではなくて、倒れたと同時に回り込んでひっくり返す方が軽く動かせる。

ひっくり返す時は、相手の肘を曲げさせた方がやりやすい。


極める時は、肩の下につま先差し込み、肘を伸ばさせ、肩を手で畳に押し付けて逃げられないようにする。

相手の腕を地面に垂直にする(肩周りが硬い場合はやらない)

相手の頭に向かって足全体で圧をかける。


(裏) 体ごと相手に向き直って投げる。

横面打ち小手返し

(表) 四方投げ(表) と同じ腕のさばき方。
体は移動しすぎず、相手が自分の前に来るように。

(裏) 懐に深く踏み込む。
腕を切り下ろしながら、手首を上からつかむ。

横面打ち四方投げ

(表) 転身しながら、横面打ちを切り下す。


(裏) 懐に深く踏み込む。

腕を切り下ろして、手首をつかむ。

両手取り呼吸投げ

前の腕と足を引きながら、直線の上で180度入り身転換。

最後に踏み出して相手を押し出す気持ちで。

大きな玉を転がすイメージ。


前の腕と足を引きながら、その場で沈むのでもいい。

前に押し出すか、下に落とすかの違い。

沈む時は、自分の上体はまっすぐのままで。


どちらにしろタイミングが大事。

座技呼吸法

小指から上げて、片腕の力をふっと抜く。

何も考えずに自分の膝の上に置く感じ。

火曜日の稽古

Day240 腰越合気道研究会 2020.11.24

座技正面打ち一教

座技呼吸法

片手持ち呼吸投げ

片手持ち巻き投げ

「折れない腕が出来るようになったら、それを使えるようにならないとね」
受けの時も、肘が曲がってると指摘される。
取りだけでなく、受けも折れない腕で手を持ちに行く?

私はよくT先生にも「肘が曲がってる」と言われる。
肩とか違うところは力んでるのに、肝心の腕の張りがない?

(表) 折れない腕で相手に当たる。
腕を自分に引き寄せてから、 外へと張る。
そのまま相手に向かう。

(裏) 腕を張って、入り身転換して相手に並び、向き直って、相手の中心に向かう。

(表) (裏) ともに、ずっと折れない腕を保っている。
最後の相手に向かっていく時は、よくKさんが言う「相手と一体化する」腕の形だ。
折れない腕だと一体化できる?

正面打ち (小刀)

相半身。
片手で小刀を持ち、正面打ち。

(表) まっすぐ受けて、そのまま前へ出ていく。
刀は自分の刀でおさえ、相手の肘もつかんで、進む。

(裏) 相手に刀を持った自分の肩を見せるようにしながら、転換して相手をそのまま誘い出す。
途中で刃を反転させて相手に向け、相手に向かって進む。
相手の肘もおさえる。

反転させるためには、相手の刀の側面→切っ先→刃と自分の刀をグルッと滑らせる。
相手の刀を下へおさえると、やりにくい。
自分の胸の高さくらいで水平に誘導するとやりやすい。

木刀振り

正面打ち (前後)・突き・袈裟・変化・受け

杖振り

11の杖・13の杖・31の杖
杖の合わせ

土曜日の稽古

Day241 A.K.I.鵠沼 2020.11.28

半身半立ち一教運動

正座して、諸手取りしてもらう。
相手を動かす練習。

自分の中心に接点(つかんだところ)が来るように。
そこまで膝行して動いてもいい。

「これが出来るようになると呼吸法も出来るようになるよ」とのこと。
両手取りしてもらうと、まさに呼吸法だ。

相手にとって有利な場所ではなく、自分が力を出せる位置取りが大事。

片手持ち5種のストレッチ

S先生と組む。
最初の肘の動きが出来ない。
S先生が「こう」って手で動かしてくれると分かるけど、自分で出来ない。

持たれた場所は動かさず、肘を曲げながら体ごと近付く。

胸取り二教

(表) 顎に当身、その手を滑らせて相手の肘に引っ掛け、腰を沈めて崩す。
その低い位置のまま、二教。
相手に立ち直る隙を与えない。

(裏) 相手につかまれる直前に入り身転換する。

胸取り入り身投げ

当身、肘に引っ掛けて崩し、そして一気に後ろに入る。
大きく後ろに入りながら、相手を崩す。
足を動かす。

離れず、くっついた状態で、でも大きく後ろに入る。
相手が大きいとかなり難しそう。

胸取り小手返し

顎に当身、肘に引っ掛けて崩し、低い姿勢のまま二教。
と思ったけど、相手が起き上がってきたので、小手返し。
手を持ち替えながら、相手の前に踏み込む。

片手持ち肘固め投げ

入り身転換しながら、手を切る。
切った手を、相手の腕の内側から絡める。
腕(肘?)が相手の肘の下に来るようにしてから、もう片方の自分の手首をつかむ。

相手の肘・手首が決まる様に、手首を下げて肘を逆関節に伸ばす。

恐る恐るやるけど、Oさん「全然決まってない。当て身くらうよ」と涼しい顔。
相手の体格に合わせて、きちんと肘の下に腕が当たるようにしないと意味がないようだ。

肘が極まって相手が体勢崩れたら、腕を緩めて後ろへ回転しながら解放する。

片手持ち四方投げ

なるべく速く自分の額の前に手が来るようにする。
モタモタしない。

片手持ち呼吸投げ

(表) つかまれる前に大きく斜め前に相手を崩す。
崩れた時に肘が相手の首辺りにあるとタイミングばっちり。
真下へ落とす。

(裏) つかまれる直前に入り身転換。
相手が腕・体ごと斜め上に伸び上がっていると、タイミングばっちり。
そのまま、相手の肘を押すようにして投げる。

諸手取り呼吸投げ

S先生。
前足を後ろ足に引きつけるように1歩引きつつ、腕を胸の前に斜めに持ってくる(吸う)
上体はまっすぐ~ほんの少しのけ反る程度。

相手の中心に向かって踏み込みながら、腕を真下へ(吐く)

Kさん。
相手が取りに来た腕を斜め上にしながら、自分の体を糸のように細くする。
?糸のように細く??

「Y先生ってそうでしょ。T先生もがっちりした体格なのに細~くなるでしょ?」
…なんとなく分かる。

向かって行った時に、いるはずのところにいない。
見えてるけど、感覚としてはいなくなってる。

「相手の攻撃の線を外す」ってT先生が言うのは、あれかなあ。

両胸取り呼吸投げ

相手から逃げない。
逆に、もう1歩で相手とぶつかる、というタイミングで踏み込みながら、転換して投げる。
相手の奥の肘を下から持ち上げ、転換と同時に送り出すようにする。

両手取り呼吸投げ

肩・腕の力を抜いて、両手を取られた瞬間に、相手の前足の横に置いてある小さい瓶の中に吸い込まれるイメージ。

アラジンの魔法のランプを連想した。
す~っと下方向に消えていく。
相手は向かってきた勢いそのままに、前へ転がる。

肩・腕の力が抜けなくて難しい。

S先生。
相手が腕を取った瞬間に、相手に近い方の手を下、もう片手を上に伸ばし、膝をついて沈む。
タイミングが大事。

両手取り呼吸投げ

S先生。
相手に近い方の手を自分の腰の後ろ、もう片手を上に伸ばし、入り身転換。
膝をついて沈みながら、腕を振り下ろす。

Oさん。
「個人的には、片手の方がやり易いと思うんだよね」
手を取られる瞬間に上げながら、入り身転換・沈んで投げる。

相手が大きい人だと前に投げるのは難しいので、相手の腰の後ろに踏み込み、肘で当て身を入れるようにしながら下に落とす。

日曜日の稽古

Day242 藤沢合気道会 2020.11.29

片手持ち呼吸投げ

持たれた手を綱引きのように引き寄せる。
「アナタハ神ヲ信ジマスカ」的な感じで胸元に。
そのまま相手を脇の中に入れるようにする。

技というより、受けの練習。
「すぐ倒れるのは死に体。倒れるのはいつでもできる。なるべく最後まで相手を見る。

可能な限り体を反らせ、取りを見ながら、お腹・足を前へ出していく。

天地投げ(裏)

両腕を上下に張らずに、下の手は胸の前に持ってくるやり方。
「いろんなやり方があるけど、これは投げつけるのではなくて、相手を脇に吸い込んでいく方法。」
S先生のやり方と同じだ。

両手を持たれたら、前足を後ろに引くと同時に、そちらの腕を肘から立てる。
もう片腕はバストを支えるような形で、肋骨の前に横にする。

引かなかった足を軸としてグル~ッと回転し、相手を引き込む。
脇の下に誘い込む。

天地投げ(表)

両腕を天(上)と地(下)に張る。
そのまま前に歩いて行く。
受けは後ろ向きに可能な限りついていく。

上から投げつけるのではなくて、一緒に動く。
すると自然に倒れる。

天地投げ(表)

さっきと同じだけど、持たれてからではなく、持たれる前に動き始める。
手を取られた時には、両手が天地に張っているようにする。

相手が起き上がろうとする時、もう誘い込みが始まる。

片手持ち呼吸投げ

最初の呼吸投げと同じように、肘を畳んで相手を引きつける。
相手と一緒に動きながら、場所を入れ替わって沈む。
投げつけない。

受けは飛び受け身。

片手持ち呼吸投げ

取りは片手を畳につける。
受けはその腕を諸手取りして押さえつけたところから。

自分の中心、お腹の前に腕を位置取りしてから、持ち上げる。
持ちあがったら、相手の腕の下をくぐって沈む。
四方投げっぽい感じ。

もし途中までしか持ち上がらなかったら、自分から腰を沈めてくぐる。
「相手を変える方法はないよね。自分が変わる、自分で変えることが大事。

10本ずつ自由に投げ

「Uさんみたいに上手く投げられません」にUさん「追いかけっこが好きだからかなぁ」とのこと。
最後まで相手と一緒に動くのがコツ?

黒帯は追加で更に10本ずつ投げ合った。

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