「さすがあの先生の」と言われたい

2022.9.30 2022.10.14

合気道本を読んでいると「開祖の直弟子で」や「○○先生に学び」など、どの先生に師事したのかが、羅列されています。

武道の世界では、先生の名前が付いて回る

武道で身を立てる人は大変だ~ 私には関係ないけど… と思ってました。


でも関係あったんです。

生徒の行いが先生の評判に影響する

いつも出稽古でいらしてる先輩は「他の道場だったら、こうですよ」と教えてくれます。

この前、ピリッとさせられた一言。

道場生が変なことすると、先生が『ちゃんと指導できてない』と言われてしまう。


確かに、出稽古行くと「どこの道場?あ~T先生ね」と先生名で認知される。

私が変なことしたら「T先生のところの人が」って言われてしまうのか。

それは困る!


黒帯だったら、それはもう本人の責任。でも白帯の場合は、ちゃんと伝えてない黒帯の責任」だそう。

つまり、私は黒帯として自身を律し、白帯さんには「やったらマズいこと」を伝えなければいけないのか。

和やかな雰囲気が売り(?) の当会だけど、普段から「マズいこと」はやらないようにしないと、他に行った時にも無意識にやってしまいそう


恥ずかしながら私「見取り時に道着を整えたり、汗を拭いたりするのはNG」って知りませんでした。

T先生は怒らないけど、皆の前で叱責する先生もいるらしい。

汗ゴッシゴシ拭きまくってたわ…。教えてもらって良かった!


よ~く見てると、先輩方は見取りが終わった瞬間にササッと汗を拭いてた。

見取りはしっかり集中し、身繕いは休憩時間や稽古の合い間の移動時にする。

これを見習うべきだったのね。


隙間時間を見極めて、ぱぱっと身繕い

そんな早業を極めると、合気道も上達するのかも?

(着崩れ酷くて時間かかる場合は、組む相手に断って端で直すしかないけど)

礼儀正しく、安心安全に稽古する

見取り時には教えてくださる先生に礼を尽くす。

また、組んでくれる人がいるから稽古できるわけで、相手にも礼を尽くす。


「あの人は失礼だな」と思われたら「T先生のところの人が」と言われるから、気を付けないと。

それに、組むのを敬遠されたら悲しいし。


自分ではそのつもりなくても、気付かぬ内に色々やらかしていました。

先輩はこの前見学だったので、私の変なところに気付いて教えてくれました。

主に3つ。

  1. 明確な「指示」をする
  2. 技より、安全に稽古できる方法を優先して伝える
  3. 相手に失礼にならないようにする

その1

指導は先生がしてくださる。黒帯は明確な「指示」をする

「右足一歩前に」とか「左手出して」とか。

一緒に組んでいるからこそ、ピンポイトで指示出来るはず。


「あれもこれもそれも」と親切のつもりで欲張っても、相手は混乱するだけ。

一番大事なことに絞って、簡潔に分かりやすく伝える。


その2

とにかく、安全に稽古できるようにする。

体を痛めたり怪我しない動き方を伝えるのが優先。


私は技ばっかり意識してた。

技よりも、安全な受け方をまず伝える。


その3

未熟者の私は、言葉でうまく説明できないので、つい手が出る。

「こっちが前」と腕つかんだり「こう回転して」と肩持ったり、ベタベタ触ってた。


「師範でも、それはギリギリセーフかセーフでないくらいです。」

つまり、私がしたら完全アウト。

年上なら「失礼な」と感じるかも知れないし、男女逆だったら一発でセクハラ認定されちゃうかも。


なるべく言葉で説明する

どうしても触る時は「道着触りますね」と断ってから、必要最低限触らせてもらう。

無遠慮に触らない。


教え方、言葉で説明する

失礼じゃない、ベタベタ触らない教え方

入り身投げでセクハラ疑惑

達人の技の理由
※マスク描写は省略しています※

いい意味で「さすがあの先生の」と言われたい

触わりまくったり、見取り時に汗拭いたり、無意識にやってました。

意識して止めないと直らないので、稽古中は常に忘れないようにしよう。

武道的にも礼儀正しい、ちゃんとした生徒を目指します!


そして白帯さんには、変な癖がつく前に「これはやったらダメ。私も今努力してます」って伝えよう。

みんな先生大好きだから「先生の評判を落とさないためにも、気を付けましょう」ってお願いしたら、快く聞いてくださるはず。

T先生にふさわしい道場を目指したいです。


理想は「あの人、よく動くし上手だね!さすがあの先生のところの人だ」と言われること。

百年早いけど… 諦めずに頑張ろう。


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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

9月1週目の稽古

木曜日の稽古

Day427 藤沢合気道会 2022.9.1

今日のテーマは「5級審査の出題技」

稽古前は、体が動くか少々不安があった。

でも、見学してたWさんに「道子さんってスパルタだね (Mさんのことブン回し過ぎ)」って言われたくらいだから、大丈夫かも ?!

座技正面打ち二教

(表) 親指と人差し指を大きく広げて、親指でくるっと回しながら二教にとる。

(裏) 極めは、相手の腕の関節を曲げるよりも伸ばす感じ。

挟んで、自分の姿勢を正して伸ばしてから極める。

正面打ち一教

真っすぐ当たる。

相手を外に出さない。お腹で出る。

正面打ち入り身投げ

入り身、体を開く、投げる。

体を開く時に、しっかり相手の首を持って引き付ける。


最後、腕を返さない。

ひとつになって一緒に動き、最後に 放り出す 解放する。

天地投げ

最初から腕を上げようとしない。


(表) 舟漕ぎや綱引き的に体を引いて、両腕を上下に開く。

そのまま前に歩いていく。


(裏) 腕はそのまま、まず転換する。

(下がりながら) 両腕を上下に開くと、相手は引き込まれてくる。

踏み込みながら投げる。

両手取り四方投げ (表)

真っすぐ相手に当たるように出る。

受けの後ろにも敵がいる気持ち。

振りかぶって、後ろにも敵がいる気持ち。


流れの中で動く時、体を開いてお腹に相手を集める。

ここで一瞬タメを作る。

焦ってくぐりに行かない。

相手が引き込まれて来てから、四方投げに入る。


T先生みたいに安定したタメにならない。ぐらつく。

ここできっちり自分も止まれるようになりたい。

片手取り呼吸投げ

入り身、あるいは側面に入っての呼吸投げ。

「ここで足を交差させない」T先生は千鳥足方式は好みじゃないんだな。

前足から相手の前足外側に踏み込み、継足で体ごと前へ

腕は真っすぐ、相手の首元へ刀を突きつける感じ。


転換してから。

転換して並び、反転して大きく体ごと相手に向かう。

座技呼吸法

腕を張って前に。

傾けて、体ごと相手の脇に入って抑え。

土曜日の稽古

Day428 A.K.I.鵠沼 2022.9.3

今日のテーマは「初段審査の出題技」

座技胸取り二教

当身を入れた手で相手の手をつかみ、そのまま前に出る。

S先生はコンパクトな対処法をお好みだ。

相手を転がすほど体を開かず、手をつかみ、肩で押し出すようにすぐ前に出る。


Fさんと組む。

「受けは相手の当て身から守るため、顔の前を手でガードするんですよ」と私。

「なるほど!」とFさんが当て身する。ガツンと来る。


おお… 軽い当身でも、重いし痛い。さすが空手黒帯。

本気の当て身だったら、一発でノックアウトされそうだ。

当たらないようにするのが大事だな。

座技胸取り三教

表に落とすのと、裏に入るの、膝行だから難しい。

なかなか滑らかに行かない。

座技胸取り四教

(表) 四教に持ち、相手の肘を直角にさせる。

相手に近い足で出ながら、正面斬りで振り下ろす。

極めは、相手に近い膝を立て、肘を畳につけてテコの原理。


(裏) 相手に近い膝をつく。遠い膝を立てる。

近い膝を支点に、ぐるっと袈裟斬りするように立てた膝で回る。

半身半立ち四方投げ

最初にお腹に集めて、相手を低くさせる。

離れないようにして、四方投げする。

半身半立ち入り身投げ

(表) 下に落とすようにしながら、襟を持ち、前に踏み込んで巻き上げるように投げる。


(裏) タイミング合わせて落とし、入り身する。

タイミングが難しい。つかまれる寸前。

相手が起き上がるのに合わせて投げる。

腰投げ

腰投げは、タイミングを逃さない・ためらわない・遠慮しない、のが大事。

変にためらったり怖がると、受けはもっと怖くなって腰が引け、余計に危ない。


相手のバランスを崩したら、その機を逃さずに投げに入る。

と思っても、モタモタしてしまう。

迷いなく動けるように、回数こなさないとダメだ。


Kさんの投げは、つかんだ次の瞬間空中にいる。

怖がる暇もない。

これくらいスパンと行かないと、受けが逆に怖さ感じちゃって上手くいかないんだな。

諸手取り腰投げ

転換して体を開き、相手を引き出す。

相手が前のめりになるので、その中 (前) に入る。

腕を後ろから相手の腰に回し、もう片手は前から道着をつかむ。

前に入ったのを、今度は体ごと抜くようにして相手を落とす。


相手が前のめりになってる間に投げる。

体勢戻ってからでは無理。


受けは相手の襟をつかむか、上の手は相手の腕をつかんだままにして、頭を打たないよう接点を保つ。

もう片腕は畳を叩く。

腕を外す → 襟を探してつかむ、は焦るので、相手の手をつかんだまま片手だけ畳叩くように離す方がやりやすいかも。

両手取り腰投げ

それぞれの手で相手の手首を四教に握り、上下に伸ばす。

上に伸ばした方に体を入れる。


上の腕を伸ばすことで、相手の体を伸ばす。

受けが大きくて腕が伸びない場合は、腰から沈むことによって腕を伸ばす。

相手の重心 (お腹辺り) よりも接点を下にする。


腰を沈めて、相手の重心より下に当てる。

後ろ足 (下の手側) を相手の足の間に深く入れる。


腰を支点にして、シーソーのように相手を縦にクルンとひっくり返す。

支点が腰、両端が頭と足のシーソー。

頭側が下がって、足側が上がる。


相手が大き過ぎる場合は、無理して腰痛めないように、滑らせて落とす。

足の間には踏み込まず、平行に立つ。

片手取り腰投げ

呼吸投げ的にするなら、相手の懐に入るように腰の後ろを相手のお腹につける。

体と腕は斜め上に大きく伸ばし、相手を斜めにする。

自分の背面を滑らせて落とす。


がっちり系なら、空いてる手で、つかんでる相手の手 (指の下を下の横側から) を取り、捻じり上げる。四方投げみたいな感じ。

関節極めて相手の体勢を前のめりに崩す。

その中に入って投げる。


この捻じり上げは以下の4つの技の導入になる。

  1. 片手取り腰投げ
  2. 四方投げ (表) 
  3. 肩車
  4. 合気落とし

どの技も、受けをしっかり前のめりにさせ、その状態を保ったまま次の動きに入る。

天地投げ

相手から離れない。

転換する時も自分の軸を保ち、離れないように。

(裏) 下の手は手の平上向き。

座技呼吸法

日曜日の稽古

Day429 藤沢合気道会 2022.9.4

両手取り四方投げ

ストレッチを兼ねてゆっくりと。

受けはお腹を出して粘る。

両手取り四方投げ

遠くに投げない。

まっすぐ下に投げる。一緒に沈む。

足捌きの練習

畳の線の上に立つ。

前足で一歩でる。

背中から回るように、前足の先に後ろ足が来るようにしながら180度転換。


足を畳から持ち上げて動かさない。

「武道は全部そうだけど、足を上げると刈られるよ (足払い) だから相撲もすり足でしょ。」

すり足で出て、すり足で転換する。

横面打ち四方投げ (表)

さっきの動きを使う。

相手のお腹側へ一歩出ながら、横面打ちを制する。

腕をつかんで、さっき練習した転換 (自分の背中側へ180度)

直線上で相手と場所を入れ替わる


前へ出て、四方投げ。

片手取り四方投げ (裏)

相手が取りに来る流れを生かして、手首を取ってそのまま四方投げ。

相手と一緒に沈む。

胸取り四方投げ (番外編)

胸取りされたら、頭を相手の腕の外側から入れて、内側から出す

内側から出ながら四方投げ的にくぐって相手と背中合わせになる?

そのまま一緒に沈む。


「お遊びだから、まぁやってみて」とのことだったけど、手が途中で外れちゃったり、一周して元に戻ってたり、上手くいかなかった。

9月2週目の稽古

月曜日の稽古

Day430 藤沢合気道会 2022.9.5

今日のテーマは「三級審査の出題技」

座技正面打ち四教

一教でしっかり落としてから、四教に取って、相手を吊り上げつつ横に入る

それから表なら前、裏なら後ろへ。

突き小手返し

突かれないように、しっかり外側へ入り身しつつ上から制する。

T先生の極めは、相手と近い膝を腕に当て、近い手で肩、遠い手で手を持ってる。


(表) 相手の前に踏み込む。

(裏) 相手と背中合わせになって、引き出してから。

短刀取り (番外編)

「こんなのもあるよ」とのこと。

初めてのやり方だ。


短刀で突かれる。

刃が上向いてるので、上からつかむと危ない。


外側に入り身しつつ、下から手首をつかむ (入り身投げ裏の入り身と同じ。後ろの手でつかむ)

もう片手で上腕部を持つ。手は極めまで握り替えない。

一教 (裏) で落とす。


近い膝を畳に付き、相手の脇腹、肋骨に当てて制する。

遠い膝を立て、相手の腕を垂直にそわせる。

近い手で肩、遠い手で相手の手首~手を丸めさせる。

手首が曲がると、人の手は弱い。短刀をつかんでいられなくて、落とす。


落ちた短刀は遠くにやる。

足で蹴ったり、手で払ったりする。

座技横面打ち五教

短刀取りは横面打ちで練習することが多いけど、正面打ちでやるところもある。

共通するのは、打ち込みを制するのに失敗した時に斬られる位置にいないこと。

つまり、打ち込みが落ちてくる場所の外側にいること。


逆半身になるように少し外側に出ながら、横面打ちを制する。

下から手首をつかむ。もう片手で上腕部をつかむ。

表あるいは裏で畳へ落とす。


手のつかみはそのまま、相手の手首を畳に滑らすようにしながら肘を直角以上に曲げさせる。

肘を上から圧迫すると、相手は握っていられなくて短刀を放す。

片手取りで投げ合い

10本ずつ。

突き回転投げのやり方でやろうと思ったら、上手くいかなかった。

腕をしっかり制しないと、入れ違っちゃう。

半身半立ち呼吸法

先生が投げてくださった1本目、我ながら体がすごく硬い感じ。
姿勢を良くして」と言われて、体を立ててつかむようにしたら、畳に落ちる時硬くなかった
前傾姿勢で取りに行かず、いい姿勢で取りに行くと、投げられた時も体が伸びやすいのかな?

火曜日の稽古

Day431 腰越合気道研究会 2022.9.6

座技正面打ち一教

諸手取り呼吸投げ

天地投げ

両手取り四方投げ

両手取りの掛かり稽古

2本ずつ。

突き小手返し

二人掛け

舟漕ぎ的に、腕を中心に集めて上げる。
あるいは、どちらか片方に寄る。
四方投げの要領でくぐる。

体ごと前へ出る。

座技呼吸法

木刀振り

杖振り・杖の合わせ

土曜日の稽古

Day432 A.K.I.湘南台 2022.9.10

片手取り呼吸投げ

千鳥足で、前に相手を落としつつ肘から曲げて近付く。
裏に回るように相手を流しながらでもいい。
相手と一緒に沈むか、相手の中心に入る。

片手取り入り身投げ

(表) ちょっと斜め前に出ながら手切り。
投げる時の動線をたどり始めている感じ。
巻き上げるようにして投げる。

(裏) 入り身転換、手切れ、相手の後ろに入る。
体開きながら相手を誘導し、腰の後ろに踏み込みながら投げる。

片手取り小手返し

流れをブチブチ切らない。

(表) の導入部は入り身投げ (表) と同じ。

片手取り四方投げ

つかまらず、流れで四方投げに入る。

肩取り正面打ち二教

受けは相手の肩をつかんで、もう片手で正面打ち。
海外の道場の動画では観たことあるけど、やるのは初めて。

取りは、踏み込みながら、持たれた側の腕を上げて制する
体ごと入って、相手がグラつくくらい。
打ち込んできた腕をつかんで、相手が倒れる方向に動く。

(表) だったら、相手の体の方向か、あるいは前のめりする斜め前か。
相手の重心がどこにあるか、どう動いたら崩れるかを見極める。
難しい。裏の方が確実かも。

(裏) なら相手のすぐ横に入って、下方向に沈みつつ軸で回る。
軸足定めないと、相手が一緒に歩いてしまって効かない。

他の腕の取り方もある。

腕を上げて体で入るのは同じ。
ばっと腕に腕上げて入って、相手が崩れたところで、今度はそのままの腕で下へ誘導する。
相手も下へ落ちてくる。

その隙に、肩をつかんでる腕を二教で取る。
相手が大きくて、腕を上から抑えに行くのが難しそうなら、こっちの方がやりやすいかも。

肩取り呼吸投げ

相手がつかみに来た肩側の足を引きながら、そちら側の腕で相手の肘を下からつかむ。
下げた足を前に出しながら、肘を曲げさせて脇を開けさせる。
もう片手は相手の手首あたりを持つ。
そのまま前に出て投げる。

持ち方的に、投げが失敗したら、一教に移行が可能。

片手取り腰投げ

腕を張る。
背中で相手の懐に入る。
腰から沈み、腕を伸ばし、体全体で相手を斜めに伸び上がらせる。

背中を滑らせて投げる。
S先生は、もう片手で相手の足をすくってる時があるけど、そこまで余裕がない。

諸手取り腰投げ

シンプルに、持たれた腕と反対側の腕で相手の腰を抱くように寄って投げる。
転換して引き出す形を練習することが多いけど、相手が大きかったら、こっちの方が無難かな。

半身半立ち呼吸法

まず、バッと相手に対して両腕を張る
潰されないように、先に制する気持ちで。
そこから、どちらかの腕の力をパタンと抜いたり、傾いて転がす。

両手取り呼吸法

自分のお腹の前で小さい球を上げたり下げたり。
あるいは、パタンパタンと風見鶏のように。

座技呼吸法

日曜日の稽古

Day433 藤沢合気道会 2022.9.11

片手取り入り身転換

180度転換して相手と並ぶ。

力のベクトルをズラす練習

片手を持たれる。

相手の力に歯向かわず、流れをズラしていく。
川が2本、ぶつかって合流していく感じ。
四方投げ (表) とかでよくある。

片手取り呼吸投げ

転換して、腕を伸ばしてお腹を相手に向ける。
相手の体が伸びるように。

相手にお腹でぶつかるようにして投げる。
腕で返して投げない。

片手取り入り身転換

つかまれる前に転換する練習。

Toさんの「闘牛士みたいだね」が言い得て妙。
確かに!

片手取り呼吸投げ

転換して相手と一緒に前に出て行く。
3人一組で掛かり稽古。

Fさんの吸い込みと最後の沈みながらの投げが凄い。
真似たけど、振り下ろすばっかりになってた。

「下、ばっかりに意識行くと、1、2と挙動が増えてしまう。一緒に前に出ることが大事
前に出る方向が斜め下に向かってる感じだろうか。
前、それから下、と分けない。

片手取り呼吸投げ

入り身転換して上に伸ばした腕を自分のお腹に集める。
ここで相手は引き寄せられて崩れる。
そのまま前に出ると呼吸投げ(前受け身) 相手と場所を入れ替われば小手返し。

片手取り呼吸投げ

さっきのを簡略化して、上げた腕を持たれたところから。
お腹に集めて、前に出る。

片手取り小手返し

(表) 入り身転換して手切れ、そこから相手と場所を入れ替わるように投げる
(裏) 相手と背中合わせになってから引き出して投げる

T君の受け身が相変わらず柔らかくて素晴らしい。
ほとんど音がしない。
頭を入れ込んで下げ、床に肩甲骨から接してパタンと転がるくらい。

「どうやったら出来るの?」
「いやー自分、何も考えてないんで」やっぱり無心なのがいいんだな。

例えば、後ろの腕が先に畳を叩くとか、形には全くとらわれてない。

とにかく全身がふにゃ~と力が抜けて、ただ転がってる。

突き小手返し

相手に突かれない位置に入り身転換。
片手取りでも同じ位置取りだけど、突きだと尚更緊張感が出る。

投げ

時間ないので、半数ずつT先生かFさんに投げてもらう。
10本ずつ。


Maさんの受け身が力強く、躍動感あふれててカッコイイ。

でも、絶対真似できない。

筋力と強いバネが必要だ。

9月3週目の稽古

火曜日の稽古

Day434 腰越合気道研究会 2022.9.13

座技正面打ち一教

片手取り呼吸投げ

片手取り隅落とし

相手の肘辺りを抑えて、舟漕ぎみたいに前に出る。

片手取り小手返し

片手取り自由

掛かり稽古方式で4本ずつ。 

座技呼吸法

木刀振り

杖振り・杖の合わせ

木曜日の稽古

Day435 藤沢合気道会 2022.9.15

座技正面打ち一教

Maさんと組む。

「Mさん、一教初めてだから教えてあげて」とT先生。

緊張する。


普段は男性には思い切り突っ込んでいくが、そうもいかない。

受け方知らない人を安全に動かすのって、技術が必要だ。

「手をついてから、お腹を畳につけて」と言いつつ、こっちもフラついてしまう。


そして、他武道経験者のMさんは「膝で抑えて」「腕で抑えて」に、膝や肘で受けの体にのってくる。

そういう解釈になるのか!

びっくりした。確かに動けない。でも痛い。


T先生の指導ポイント。

しっかり相手の腕をつかむ。鉄棒を持つように。

肘は曲げない。腕だけ (前のめり) にならない。

正面打ち三教

突き小手返し

今度は IsさんがMさんと組むので、他の白帯は「道子さんが指導して」とのこと。

緊張する。しかも苦手な小手返し…。

冷や汗かきながら、見取りする。


ビジターTさんに、最後の極めの持ち方を質問された。

後で良く考えたら、逆言っちゃった。

今度会ったら、謝って訂正しなければ。


Tさんの場合 (肘を持たないで) 小手返しを決めたまま受けをひっくり返すから、そのまま (持ち替えないで) 極めれば、正しい持ち方になるって伝えないと。

三教もそうだったけど、持ち替えすぎて混乱する時があるかも。

正面打ち入り身投げ

T先生「首をしっかり持って、相手を引き寄せる。一緒に動いて、腕を絡ませる。」

5級審査は、相手を解放する投げ方よりも、腕を絡ませて腰ぶつけるようにする投げ方がいいのかな?

A.K.I.流より基本のやり方重視?

片手取り呼吸投げ

相手と一緒に前に出る

投げ下ろすモーションはかけない。

投げ合う

片手取り呼吸投げで10本ずつ。追加で6本ずつ。

土曜日の稽古

Day436 A.K.I.鵠沼 → A.K.I.湘南台 2022.9.17

初段受験者は S先生、4級受験者は Kさんの指導。

私は4級を受験する Fさんの受け役。

白帯への指導方法をじっくり見られて、ちょうど良かった。 

 

いろんな助言に「うわ〜審査まで1週間じゃ覚えられない…」と焦る Fさん。

Kさん「いつも言ってることだよ。」

分かるわ〜 審査前の焦燥感。

出来ないアレコレが、審査前に急に全部具体化して目の前に積み上がる気がするんだよね…。

座技正面打ち一教〜三教

最初から跪座しておく。

ちゃんと膝行する。

後ろ足の引き付けを忘れない。


持ち替えは必要最小限にする。

膝でしっかり挟んでから、手を滑らせて極めの形。

無駄に手元をバタバタさせると「分かってない」とバレる。

 

三教に取る時どっちの膝が前か、以前質問されて答えられなかった。

今日見てたら、相手に近い方の膝だ。

正面打ち一教

正面打ちに対して、居着いたまま真正面から受け止めない。

正面打ちの攻撃は、刀の正面打ちが起源。

真正面から受け止めたら、斬られて終わり。

 

相手が動き始めた時には、自分も下から腕上げながら前に出てる。

上から落ちてくるのを受けるんじゃなくて、振りかぶる途中でもう接してる。

手刀で相手の手首を下から微かに外側へ反らす感じかな。

そして手刀に重さかけて斬り下ろしながら、肘も螺旋状に踏み込みながら落とす。

 

一教が出来ないと、二教や三教の極めを知ってたとしても、そこまでたどり着けない。

喫緊の課題である。

正面打ち二教~三教 

白帯なら、一教で抑えて、作業台(自分の膝)でニ教や三教にとってもいい。

黒帯になったら、作業台にしてると、出てる足を掬われて、倒される。

 

ニ教は、動きの中で取れるように

三教は、足を出さず、肩を相手の脇に差し込んだ状態で取る。

片手取り小手返し

きちんと手切れする。

肘をしっかりつかんで、ひっくり返す。

片手取り四方投げ

審査では、最後まで投げる。

投げっぱなしにしない。

受けの手が畳につくまで。残心する。

片手取り入り身投げ

相手を崩して床に落とすことに固執しない。

少し崩れれば、投げられる。 

最後に自分の腰で入りながら投げる。

 

体で入る方向が決まれば、相手はあっさり倒れる。

方向が間違ってると、倒れなかったり、無理矢理になる。

相手が自分の前を通り過ぎる時に、その腰の斜め後ろに入るのが理想かな?

両手取り四方投げ

ガッチリ逮捕されてしまう前に動く。

「ガッチリ持って」と審査の先生が仰る場合も、手は持たせつつ、相手を引き込めるように足を動かす。

居着かない。

天地投げ

表は本来、先に出る技。

顎に下から当身入れながら、前に出る。

当たると危ないので、稽古では耳の横を狙う。

 

はがっちりつかまれたから、腕はそのままに、まず転換。

下をちゃんと効かせること。

横面打ち四方投げ、入り身投げ

横面打ちは相半身から始めて、受けは足を踏み出しながら打つ。


四方投げは下まで斬り下ろして手を取る。

入り身投げは、横面打ちを制する時、下まで下ろさない。

上で止めておかないと、入り身出来なくなってしまう。

座技呼吸法

最後までしっかり抑える。

 

午後はA.K.I.湘南台へ。

両手取りのストレッチ

呼吸投げ

取られた時には外側に入り身していて、投げる方の腕は上、もう片方は下にある。

下の手で相手を下に崩してること。だから上で入れる。

 

遅れて、がっちり掴まれたら、入り身転換で引き出して崩してから、同じようにする。


四方投げ

相手の力の向きを横へ誘導するようにしながら入る。

前のめりにさせて、それを維持しながらくぐっていく。

前のめりに出来てないのに、深く入ると潰される。

 

天地投げ

下の手をしっかり効かせる。

両手取り呼吸投げ

相手が取りに来たら、転換する。

何も考えないと、ずっと得意な方ばっかりに回ってしまうので、軸足を先に定める。

その軸足を動かさずに転換する。


1歩出ながら、相手に近い腕を上(相手の腋の下)もう片手は下にして、前へ。

S先生は転換、1歩 (投げ) と2歩しか動かない。

私はバタバタ歩いて移動してしまう。

両手取り呼吸投げ

持たれる瞬間、腕の力抜いた状態で、腕をスッと下ろす。

相手が崩れたところを前に出ながら押す。

 

あるいは両手を外側から回して、四教かけながら後ろに下がって落とす。

両手取り十字絡み

相手に肩を見せるように流しながら向き直って、近い方の腕を上に順手で持つ (多分)
もう片方は下で逆手でつかむ (多分)

上下を入れ替えて結ぶ。
上になった方の手を前に出しながら、体ごと出る。

投げる時、下の手を離して受けやすくする。

片手取り呼吸投げ

内側から回して、相手の手首を上からつかむ。

上から重み掛ける。


もう片手を肘に当て、手刀で自分の中心線に向かって斬り下ろす。

手刀側の足で踏み込みながら。

相手が強いところ(相手の足)に向かっても倒れない。

片手取り呼吸投げ

S先生の得意技。

取られた手を親指内側にするように回しながら、相手の腕の内側に沿わせる。

相手の脇が空くように。

そのまま相手の中心に向かって、前に出る。 

両手取り呼吸投げ

沈みながら、すれ違う。

相手から遠い手は頭の上、近い手は下に。

相手とは下の手側ですれ違う。 

片手取り呼吸投げ

持たれた手を張り、内回転で入って同列になる。

重みかけて前の下方向に手を下ろしつつ、沈む。

 

あるいは、手を上に張らず持たれた位置に置いて、自分が低くなってくぐる。

接点に重みかけ続けること。 

片手取り呼吸投げ

相手が取りに来た腕を、肘たたんで顔の前で斜めに上げる。

相手がスカッとつかみ損ねるように。

相手の中心に向かって、一緒に沈む。 

片手取りのゴロゴロ

さっきのを、ゴロゴロで行う。

私が考えていたより、かなり早くから動く。

相手が取ろうと動き始めた時に動く感じ。

日曜日の稽古

Day437 藤沢合気道会 2022.9.18

今日は後ろ両手取りがテーマだった。
白帯さんが意外と最初のつかみ方を知らなかった。

確かに、普段はあまりやらないかも。


前にFさんに教えてもらった伝え方がイメージしやすくて、気に入ってる。
取りは誘うように手を出す。その手はナイフを握ってると思って。
受けはその手首を手刀で叩き落としてそのままつかみ、背後に回ってもう片手をつかんで制圧しようとする。
結果として、両手を同じつかみ方で背後で持つことになる。

受けはナイフを使わせまい、と後ろでガッチリつかみたい。
取りは後ろ手に取られまいと動き、抜ける…のが後ろ両手取りのドラマ。

後ろ両手取り一教 (表)

きちんと半身になる (相手を誘う方向に1歩前に出て半身?)

腕は上に振り上げすぎない。

「当たり」がなくなってしまう。

 

両腕は肩幅より広げず、斜め前に張る。

後ろへ回り込んできた相手に向き合う方向に、斜めに体ごと抜ける。

足を大きく引くと同時に、上体を曲げ、指先が畳をするくらい。

そのままずーっと相手を後ろに連れて行く気持ち。

 

抜けたら、自分の前にある相手の腕をつかんで一教。

後ろ両手取り三教 (表)

抜ける。

自分の前にある相手の手の甲側をつかむ。

そして、指先側をつかんで三教で相手を吊り上げる。

 

相手を前に崩し、相手の頭の方向に落とす。

手の甲つかんでる自分の手はずっとそのまま。

自分の手の甲を上に向けたままだと緩まない。

 

指先側を持っていた手は外し、相手の上腕部を抑える。

この持ち方をうまく説明出来なかった。


帰って合気会の本で確認。

上腕部のつかみ方は、一教と同じ


(今日はやらなかったけど、裏のも整理しておこう。
これも、つかみ方は一教と同じ、つかむ場所は肘の内側。
要するに、一教が一番しっかり抑えられるから、自分から見て一教的につかめばいい?)
 

両膝で肩を挟むまで、甲側は持っている。

挟んでから、もう片手を上に滑らせてきて持ち、もう片手で肘をチョップ。

必要最小限の持ち替えにして、ワタワタしないこと。

後ろ両手取り入り身投げ

抜ける。

相手の背後に入り身する。

大回りしない。


しっかり首を持って引き寄せ、相手とひとつになる。

後ろ両手取り小手返し

抜けた後の相手の手のつかみ方を説明できなかった。

前足側の手で、相手の手首を上から逆手につかむ。

そこから体を開いて小手返し。

後ろ両手取り四方投げ (表)

先生みたいにグワァと相手が持っていかれるくらいダイナミックに抜けたい。

単に「抜けただけ」だと相手は崩れてないので、逆行する感じで四方投げに繋げにくい。

後ろ両手取り呼吸投げ

後ろに回り込んできた相手を前へ投げる。

沈む。座ってもいい。

後ろ両手取り呼吸投げ

「黒帯以上は相手に後ろを取られないことを心掛けるように。本来なら、後ろ取られたらそれで終わり。」

「相手を動かす。」

 

先生は相手に正対するように動き、相手は周りを走らされる。

後ろ取った!と思った時には投げられてる。

9月4週目の稽古 

月曜日の稽古

Day438 A.K.I.鵠沼 2022.9.19

今日はS先生が初段受験者、Uさんが4級受験者の指導。
私はS先生組に混ぜていただく。

両手取り畳付け

取りが座って両手を畳につける。
受けは立った状態で両手取り。
体重かけて、畳に押し付ける。

両手を自分の中心に集めてから、上げていく。
畳に手の平つけたまま、ズルズルと引き寄せる。
もし受けと離れていたら、自分の膝を前に出して近付いてもいい。

腕を上げることができたら、呼吸投げ。

諸手取り畳付け

諸手取りも両手取りと同じ。
もう少しバラエティ出せる。
自分から動いて、入り身投げや一教も可能になる。

二教かけるのも出来るのでは?と思ったけど、Keさんには通用しなかった。

手首が太すぎて、どうしようもない。

「『手首だけなら三段だ』って先生にも言われたんだ」とのこと。羨ましい。

後ろ片手取り襟締め

久し振りにやったら、抜け方を忘れてた。

2年前の昇段審査前にやったきりで、普段稽古しないから。

「あれ?あれ?」って迷う内に後ろ取られると、もうどうしようもない。


S先生の抜け方は、襟締め側から。

襟締めしてる相手の腕を肘で跳ね上げながら抜けて、一教や三教。

片手取り腰投げ

当身入れながら相手の懐に背中を入れて、相手を斜めに伸ばす。

伸ばした腕を下ろしながら、背中を滑らせる。

諸手取り腰投げ

シンプルな動線で、そのまま相手に並び、腰に手を回す。

腰を入れ込んで、相手を落とす。

両手取り腰投げ

両手で四教に取りながら、腕を上下に。

上にした方に相手を投げる。

正面打ち小手返し

(表) 転身で横面打ちを捌くように、自分のお腹の前で小さく取り、そのまま相手の前に踏み込んで投げる。 

(裏) 外側に入り身してから。

正面打ち入り身投げ

(表) (裏) とも導入は小手返しの時と同じ。


(表) の取り方は、先生によってやり方が違う気がする。

(裏) は、全員共通している。

正面打ち四方投げ

四方投げに関しては (表) (裏) とも、最初の導入は同じ。

外側に入り身して叩き落としてから。

あるいは、後ろに下がって、打ち込みを見切る。私には難しい。

正面打ち回転投げ

外側に入り身して、しっかり叩き落とす。
親指・人差し指の股で、首をおさえて頭を下げさせる。

天地投げ

相手に水平にぶつからない。

下から上に向かう。

日曜日の稽古

Day439 藤沢合気道会 2022.9.25

今日も後ろ取りが中心だった。

先週、後ろ取りの受けで、掴み方があやふやだった方達がみんな上手くつかめていた。

後ろ両手取り一教

しっかり半身になって、体ごと抜ける。

腕で反動つけて抜けるのは無理。
逆に、張った後の腕は動かさず、足から動く。
相手を後ろに一緒に連れて行くくらいの気持ちで、体で抜ける。

後ろ両手取り呼吸投げ

相手が後から取りに来る腕は肘から上に抜く。

自分の両足の間に落ちているお金を拾って、肘から抜きながら立ち上がるイメージ。

肘から抜いて腕を伸ばし、そちら側の足を相手の後ろに差し込みながら、体ごと振り向く。

後ろ両手取り呼吸投げ

今度はさっきと逆の回転になる。

相手が後ろに回って絡みついてくるのをほどくイメージ。

先にとられた腕を肘から抜きながら、反対の足を軸にして、相手の回転を追っていく。


この投げ方は、相手の流れを生かせて好き。

特に相手が大きい場合。

後ろ両手取り三教 (表)

三教の取り方を上手く説明できない。

自分では、何となくつかんで、適当に三教に調整していた。


先生がきて、教えてくださった。

「まず体ごと抜ける。上にある相手の指先を(自分の反対側の手で) 握手するように握る。

それから (相手の横の自分の手で) 甲側をつかむ。」

最初に指側を持っただけで、先生の三教は極まる。緩みゼロ。

後ろ両肩取り小手返し

両肩の時も、抜け方は同じ。

体ごと、低くなってしっかり抜ける。


前足側の手で、相手の手首を上から逆手でつかむ。

そこから体を開いて小手返し。

後ろ両肩取り三教

今度は甲側を先に取って、それから指先つかむ。
同じ三教でも、相手と自分の位置や、相手の手の状態で、先にどちら側からつかむかが変わってくるのか。

最後の極めでは「受けの親指をコロす」とOhさん。
なるほど。最後までちゃんと三教の極めなんだ。
そこまで意識したことなかった。両膝で肩挟んだ時点でタップするオジサマ多いから。

後ろから取られて動く練習

数人でグループをつくる。

前の人の帯をつかみ、連結する。

先頭の人も自分の帯を持ち、お腹を意識して前に歩く。

片手取り呼吸投げ

お互い10本ずつ投げ合う。
その後、黒帯はさらに10本ずつ。

奇数で余った? Fさんが T先生に投げられていた。
立ったままで呼吸法みたいな投げ方。
あの高さからの飛び受け身なのに、柔らかい受け身だ。

私なんか、T先生に座った状態で投げられても、ガッチガチなのに。
う~むむ、違い過ぎる。

9月5週目の稽古

月曜日の稽古

Day440 藤沢合気道会 2022.9.26

片手取り三教(表)

片手取り回転投げ

内回転でくぐり、太腿に手を付けて斜め後ろに下がる。
相手を一緒に連れてくるイメージ。

ざざっと後ろに下がる時に、相手の手が放れる。
「そこで引っ張ろうとするから切れるんだよ。切れないように。

崩そうという気持ちが強過ぎて、そこだけ焦って引っ張ってる。
先生みたいにリズムを変えず、相手と一緒に後ろに下がるようにする。

Fさんは当身入れた手を相手の腕に沿えて、一緒に下がってた。
そうしたら、少しは切れにくくなるんだろうか。
自分の気持ちに余裕が出来て、少し焦りが減るかもしれない。今度試してみよう。

「焦らずに、下がってからタメる。そこから投げ。」
急ぎ過ぎて、全部が中途半端になってるんだな。

相手のお尻の後ろに踏み込んで、直線上で場所を入れ替わるように投げる。
受けの腕を垂直にしない。
遠心力で投げるから、逆に垂直にさせることで流れが途切れちゃう。
一緒に流れるように動く。

片手取り回転投げ

今度は外回転。
相手につかまれるのを待たずに、転換して内回転でくぐる。
先生だと相手を先導して、受けが手をつかんだ時にはもうくぐってるくらいだ。

一緒に後ろに下がる。
相手の後ろに踏み込んで投げる。

投げた後、相手に向かって行く気持ちで残心。
すぐに次が始まる。気を抜かない。

正面打ち回転投げ

正面打ちに合わせて、外側に入り身。

先生は入り身した時に、相手の手首の上に自分の腕を交差させて制してる。
相手に近い手が下で、そのまま相手の腕を回す。
もう片手は首を抑える。

そして裏に入って投げる。

片手取り呼吸投げ

互いに20本ずつ投げる。

先生「受け身の時にちゃんと畳を叩く。それを疎かにすると、強く投げられた時に怪我するよ。」
「それが合気道の悪いところだよね。相撲でも格闘技でも、みんなしっかり畳を叩く。」

そうか。
みんな優しい投げ方だから、つい甘えてしまっていた。
どんな投げにでも対応できるように、毎回きっちり受け身をとる癖をつけよう。

火曜日の稽古

Day441 腰越合気道研究会 2022.9.27
本日はHさんが見学のため、私が先生役。

目新しいのをやろうと、1回だけ教わった技を紹介したら、途中で分からなくなってしまう。
「取りが斬られてない?」「もしかして逆じゃない?」と突っ込まれつつ、一緒に練習。

グダグダで申し訳なかったけど、自主研究みたいでちょっと楽しかったです。

それにしても先生方は、技を忘れないし、質問もすぐ答えてくれるし、受けにガッチリ持たれてもちゃんと崩せて凄いなあ。
とにかく安心感がある。私にはない。

来週は、Hさんの怪我が治ってますように!

座技正面打ち一教

膝行は後ろ足をきちん引き付けて、なめくじ膝行にならないように気を付ける。

座技横面打ち五教

手首のつかみ方と最後の極め以外は一教と同じ。
相手が短刀を持っている想定なので、内側の下から手首をつかんで最後まで持ち替えず、離さない。
相手の腕を浮かせずに滑らせて肘を直角以上に曲げさせて、上から圧迫。

短刀取り (番外編)

これがグダグダになってしまった。
T先生に教えてもらった時は「分かった」と思ったのになあ…。
やっぱり1回では身につかないと痛感。


家に帰って、Day430 のメモを確認。

外側に入り身しつつ、下から手首をつかみ、もう片手で上腕部を持つ。

手は極めまで握り替えない。

一教 (裏) で落とす。← ここまではOK。


問題は最後、初めてやった極めの部分だ。


近い膝を畳に付き、相手の脇腹、肋骨に当てて制する。

遠い膝を立て、相手の腕を垂直にそわせる。

↑ ここで、足の形があやふやになり、腕を垂直に沿わせられなかった。


近い手で肩、遠い手で相手の手首~手を丸めさせる。

↑ 形が出来てないので、ここまで行かなかった。

諸手取り入り身投げ (表) → 諸手取り自由

諸手でガッチリとられたら、腕は気にせず、体ごと動く、というのをやりたかった。
Nさん「がっちり持つね。」
1回目は投げられたけど、2回目は軌道読まれて居着かれる ←入り身までは出来る。

焦ると、腕で何とかしようとする悪い癖が出る。
Nさん「そのまま前に落とした方がいいんじゃない?」
Hさん「力のぶつからない方に入ってみたら?」

…ということで、S先生の諸手取り入り身投げ(表) が出来なかったので、諸手取り自由に変更。
Kさん流、腕ごと体で相手の中心に入って落とす、のもやればよかった、と後で思った。
相手が崩れる方に倒す、といつも教わってるのに、慌てると忘れてしまう。

木刀振り

杖振り・杖の合わせ


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