腰投げの自主練方法

2021.9.5 2021.9.25

腰投げの自主練方法

先輩が三段を受けることになりました。
私も審査の受けをします。

腰投げってどうだっけ?」と悩んでいたら、T先生がお手本してくださった。

先生の腕をつかむ … 先生が動いたと思ったら、もうスパーンと畳に落とされてる!
先生の体に載せられた感覚がほとんどない。
自分の体が勝手に空中で回転して落ちた、って感じ。

取りはシーソーの真ん中の部分、受けはシーソーの板のようにパタン、となる。
一瞬で支点となる体の部位に相手をのせ、クルンと落とす。

キレとタイミングがすごい。
一瞬で体が動くようにしないと、腰投げは決まらない。
稽古だからじっとしてるけど、敵が何かしようとしてたら逃げるか反撃するよなあ。

瞬間的に動くための自主練方法を教えてもらいました。

腰投げの自主練方法

① は、相手の腕に手を瞬間的に絡ませるための練習。
絡ませて、相手を逃さないためにしっかりつかむ。

前に先輩に「両手で四教を決めながら腰投げ」と教えてもらったことあります。
T先生に「絡ませて四教かけますか?」と聞いたら「そこまでしなくてもいい」と言われました。
持った瞬間に四教できるならいいけど、まずは「絡ませるのが大事。

② は、腰を支点にする腰投げのための練習。
パッと相手に腰で寄る体捌きを身につける。

③ は、自分がヤジロベエのようになって投げる腰投げのための練習。
相手に腕~背中~腕で沿うように寄ると同時に、足元に腕を差し込む形を作る。

① で腕を絡め ② か ③ で相手に瞬間的に寄って、投げの支点で相手に接する。
投げる時の注意点としては、相手を前へと投げるのではなくて、上下の動きで投げることだそうです。
下に入って、上がって、パタンと相手を落とす感じかな。

腰投げは体力勝負だと思ってたけど、そうじゃなかった。
サッと正しい位置に入って、相手を回転させればいいんだ。
腰投げは難しいと諦めずに、練習しようと思えました。

危険な棒、杖
腰投げの自主練方法
腰投げのイメージ
腰投げの自主練方法

腰投げも色々やり方があります。
S先生は受けにも取りにも優しい、背中を滑らせて落とす投げ方。
相手が重い人なら、S先生流で投げたい。

初段審査のために教えてもらった諸手取り腰投げは、初心者用だったんだなぁ。
入り身転換して相手に並び、持たれた腕引きながら体を開いて、相手を自分の横へ連れてくる。
相手を腰の側面に引っ掛けるように横抱きにして、転がすように落とすやり方。

この投げ方も、T先生が三段審査用に教えると、ちょっと違っていた。

諸手取り一教の捌き方で、裏側から腕を上に回す。
回しながら ① のやり方で片手を絡める。
絡めた相手の腕を担ぎながら横に入り、腰に腕を回して自分の腰にのせる。
絡めた手を外し、相手の袖を持って、落とす。「投げない。落とすだけ。

先生が私を小脇に抱えた状態で、先輩に説明を始めた。
ぼーっと聞いていたら、説明が終わった瞬間落とされた。
先生の腰の上が安定感抜群でくつろいでたので、背中と後頭部でドカン。

教訓:相手の上でのんびりしない 技の途中で気を抜かない。

黒帯になったから、腰投げのバリエーションも増やしたい。
先輩の審査対策に協力しつつ、自分の技術向上も図りたいと思います。

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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

日曜日の稽古

Day301 藤沢合気道会 2021.9.5

片手持ち呼吸投げ

斜め上に腕を伸ばしながら、相手の外側に入り身していく。

片手持ち呼吸投げ

受けをまっすぐ上に伸ばし、そのまま沈む。

接点の腕を切り下ろしたり、無理に投げようとしないで、一緒に沈むだけ。

片手持ち呼吸投げ

さっきと同じ。

1本ごとに切れないで、繋げて動くことを意識する。


相手が起き上がる時から、取りも動き出す。

手をつかまれてから動くのでは遅い。

天地投げ (表)

上の腕は肘を畳み、脇をしめた状態で上へ伸ばす。

下の腕も脇をしめ、親指を内側へ向けるようにしながら、下へ。

体の横につける感じ。


後ろへ下がりながら腕を上下に伸ばす。

相手が引き寄せられてきたら、そのまま前へ歩く。

歩いて行くと、相手は倒れる。


これも4本繋げて動く。


上級者向けには、腕を伸ばした状態でとらせる。

体ごと引くようにして両腕を上下に伸ばすと、受けは一瞬で引き込まれてくる。

天地投げ (裏)

さっきの (表) と同じようにして、両腕を上下に伸ばす。

前に歩くのではなく、自分が軸になって回る。


大きいTさんと組む。

つい引っ張ろうとしてしまう。


T先生「腕力で動かさない。そんなの無理。自分の前に棒が立ててあるつもりで、それを軸に回る。

先生に技をかけてもらうと、ブワンと回される。

う~むむむ、この安定感を身につけたい。


技をかけてもらったTさんの発見。

「先生だと、こちらがつかんだ手が引っ掛けられて離れない。」

私は「T先生だから!」の思い込みがあるけど、Tさんは「なぜだろう?」って考える。


相手に手の平を向けた状態で肘を畳むと、受けの手は先生の手刀部分に引っ掛かる。

つかんだ手が外れるのは、この肘畳みが出来ていないからだ。

焦って腕を伸ばさないように気を付けよう。

半身半立ち呼吸投げ

取りは座って、受けに対してまっすぐに向かう。

お尻は浮かさない。

両腕をまっすぐ伸ばして相手に当たり、投げる時に初めて左右どちらかにいく。

片手持ち四方投げ (裏)

相手が取りに来るのを、誘導して巻き込みながら、四方投げ。
リレーを受け取る時に、後ろに手を出して、走りながら受け取るのと同じ。
一緒に動く。

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