2024.3.31 2025.7.22
初めて受ける四方投げ (初心者にかける四方投げ)
最近また、新しく入会者がありました。嬉しい。
受け身練習後、最初に稽古した技は四方投げ。
「優しくて上手な先輩」を目指しているのに、ここで最初のつまづき。
受けが回転して、四方投げが成立しない。
受けは持たれた腕を中心に、私の振りかぶりに合わせて体が回っちゃう。
どうすれば、回転されないかな。
最初から手首ねじり上げて、自分の肘で下から相手の肘も極め、一気に振りかぶりから落とせば、可能かもしれない。
でも、新しい人にやったら怪我させちゃう。
ベテラン同士でも、普通の稽古ではこんな投げ方しないし。
ゆっくり優しく、基本通りの四方投げしたい。
ある先生に質問したら、
「離れるから、クルクル回る緩みが出来る。ずっと相手を背負っていれば、どんなにゆっくり投げても相手は回らないはず。」
私の投げが優し過ぎるから~と思ってたけど、緩んでるだけだった…。
しっかり密着して、ずっと背中で接する。
受け身が心配なら、最後落とさず、自分の体の横側を滑らせて畳に「置く。」
相手の腰の斜め後ろに踏み込み、体ごと出ながら滑り落して、ゆっくり畳におろす。
新しい人へのお手本になるよう技の形を崩さず、安全に投げられる。
他の道場ではどうしてるんだろう、と検索しました。
受けを回転させない安全な方法から、エグいものまでありました。
やっぱり四方投げって危険な技だ。
以下のふたつの動画でも、色々なやり方を紹介しています↓
両方とも、初心者に対しては恐怖心と回転する時間を与えないよう、すっと素早く回る方法を勧めていました。
⇒ リクエストにお応え「後両手取 四方投げ」質問返しも有り (合気道チャンネルF-lab.)
10:31 相手に干渉しすぎず、回るタイミングを与えないで、自分からくぐって入る。
⇒ 素人に合気道の技「四方投げ」がかからない!?大阪道場 活法合気道
1:31 慣れてないと、怖いので自分から回ってしまう。取りによっては、大怪我する可能性もある。受けは関節を守るために、回転する時には必ず肘を自分の耳につける。
3:38 受けが回転する隙を与えずに素早く回る。取りの実力不足で、速くすると乱暴になるくらいなら、やるべきではない。
いい方法だけど、乱暴にならずに素早くできる実力がまだない。
現段階では、新しい人には「自分の肘と耳が離れないように」と伝えて、ずっと背中で密着する方法で投げることにします。
ちなみに「肘と耳を近付ける」の本当の意味を以下の動画で説明していて、すごく納得↓
⇒ 腰でついていこう「四方投げの受身」(合気道チャンネルF-lab.)
2:15 体が動いた結果、自然に肘と耳が近付くのが正解。体が置き去りだと、取りの動きに対応できない。取りに振り回されたとしても、体と足でついていけるのが大事。
肘と体が離れたまま四方投げの受けすると、肘を痛める。だから、肘と耳くっつける!としか考えてなかった。
この動画の通り、どの技であっても、受けは取りの動きに体と足でついていくのが大前提。
「肘と耳がつく」は目標ではなく、きちんとした受けをとった結果に過ぎない。
初めて習う四方投げ
初心者は簡略バージョンから始めるのが、当会 T先生の方針です。
最初から色々言われると、覚えられないもんね。
片手取り四方投げ (表)
- 逆半身で手首をつかまれた状態から。足だけ踏みかえて下半身だけ相半身でスタート。
- 相手の手首をつかむ。
- 後ろ足で大きく1歩、受けの前に踏み出す。
- 振りかぶる。180度転換。
- つかまれていた手で相手の指先を持ち、両手で自分の前に下ろす。
足を出すのは、最初の1歩だけ。
余分な動きもないし、覚えやすく簡潔な形です。
初めてだと、全部難しく感じると思います。
とりあえず (表) の形を覚えるのが、最初の一歩です。
これが出来るようになったら変化形もやります。
基本の動きに肉付けする形で、(裏) や、相手の攻撃方法の変化で打ち込み・後ろ取り・つかまれる前に動く …など練習します。
いろんな形があって、もっと面白くなります。
半身半立ち片手取り四方投げ
四方投げバリエーションで、私が苦手なものの一つがこれ。
この前は、ゆっくりしっかり、相手を崩して続けて投げるやり方を教わった。
相手に持たれた瞬間には、すっと転換して相手に寄ってる。
自分にまっすぐ引き込むのではなく、2本の支流が1本の川にY字に合流する感じ。
腕は自分のお腹の前に伸ばし、相手は前のめりに崩れてる状態。
相手のバランスを壊し続けたまま動いて投げる。
向きを変えつつ寄る1歩、大きい膝行で1歩前、転換、1歩出ながら投げる。
私は初動からしておかしい。
相手につかませた瞬間に崩したいのに、焦り過ぎて、手を振り払って逃げてるだけになる。
最初の時点で崩さないと、重い相手はもう動かない。
ここを何とかクリアしても、腕を上げ過ぎたり、グラついて途中で緩みが出る = 相手のバランス戻っちゃう。
バランス崩し続けさせるには、手は自分の額の前、前方に伸ばし気味にしたまま動く= 相手はずっと体が伸ばされて立て直せない。
この動画でも同じこと言ってた↓
⇒ 初段になったら見よう 白帯さんに技が効きません 四方投げ編 (合気道チャレンジチャンネル)
4:54 肘が曲がって縮こまった状態で、腕の力を使って投げるのは厳しい。
6:46 相手をずっと崩した状態にしておけば、相手は踏ん張れない。
半身半立ちは立ち技よりも、誤魔化しがきかない。
最初の寄りが出来ないのも、グラつくのも、体幹が弱いのと、膝行が下手だから。
先輩「体幹使えなくても、大きい人なら何とかなる。体が小さい人は、崩しや体幹使えないと困るよね」って… 私じゃん!
横面打ち四方投げ
(表) 最初は相半身。
そこから、相手が踏み込みながら打ってくるので、逆半身になる。
両腕出す。片手ずつではない。同時。
下方向から当たる。相手のお腹が少し斜めを向くので、そちら方向から入る。
あるいは、相手 (短刀持ってる想定)に斬られないように、外に少し滑らせながら当たる。
大きく後ろ足を踏み込む。
自分のお腹に手をおろしながら、転換で相手と場所を入れ替わる。
これが難しい。
足の長さが足りないから、パタパタ歩き過ぎて変になる。
うちの会では、この転換を使った入れ替わりで (表) をやって、(裏) は当たってそのまま腕をきり下ろして投げることが多い。
ゆっくり打ち込んでもらうと何とかなるけど、速いと焦って離れてしまう。
腕で振り回す感じになって、グダグダになる。
焦らず、遅れず、確実に、余裕をもって動けるようになりたい。



