激混み稽古で謎の連帯感

2023.5.31 2024.2.14

鶴岡八幡宮菖蒲祭奉納演武大会

コロナ禍明けて、4年振りの開催の菖蒲祭。

合気会新宿本部の U道場長指導による稽古と演武大会です。


約200名の参加者で、活気にあふれていました。

広い会場とはいえ、これだけ人が集まると狭いです。


技の練習より、畳の空き場所を探すのに気を取られる。

いつもだと、初めての人とは「この人はどんな合気道を求めてるんだろう」「がっちり 抵抗 持ってほしい派かな」「柔らかく受けてほしい派かな」と探り合いつつ組む。


でも、一組畳一畳レベルに混んでると、すべてをすっ飛ばして「危なくないように」しか考えられない。

相手が、自分が、周りが、ぶつからないように。怪我しないように。それだけ。

結果、初めて組んだ人とも、一瞬にして謎の連帯感が生まれる!

だから激混み稽古、結構好きです (笑)


初対面、緊張、稽古の種類

意気投合、ふたりはひとつ

協同作業、混んでる

行事、稽古、連帯感

今回の演武大会では、3つの個人的な課題がありました。

  1. 行事会計担当の流れを把握する
  2. 団体演武を頑張る
  3. U道場長に投げていただく

その1 会計係では 小銭落として邪魔しながら 手伝いました。

名簿や予定集金額一覧などは、先輩が事前に作成していたので、仕事の 1/3 は済んでいました。


集金受付と金額確認は人海戦術だったので、手伝えました。

残りの 1/3 の部分「これは○○道場の〇〇さんに伝える」「あれは〇〇さんに渡す」関係が、さっぱり分からない。

場数踏まないとダメですね。


その2 団体演武、Fさんの受けになったので、ついていくことだけ考えました。

打ち込んだ瞬間に投げられる。入り身が正確で速い。

こんな風に、瞬時に反応できるようになりたい。


その3 U道場長が指導で回る予想ルート上にいたけど、遭遇できませんでした ( ;∀;)

1度でいいから投げてもらいたかったなぁ。

来年に期待します。


でも、仙台のS先生に組んでいただけました。

YouTubeで有名な SR先生のお父様です。

ニコニコと優しさがにじみ出ていて、説明が分かりやすい。


「こうした方がいい」ことに関して、その理由を簡潔明瞭に説明してくださいます。

体捌きと相手との位置関係を把握した上で動かないと、意味がないと分かりました。

きちんと動きを理解して身につけた上で、スピードつけばSR先生みたいになれるかな ?

T先生の演武の受け

今回の演武会で、入会時からの目標「T先生の演武の受け」が期せずして叶いました。

先輩方が会の仕事で忙しかったからだけど …頼まれたのは事実だ!うん。


先生の小声「OK」は「受け交替だから下がっていいよ」の意味だろうけど、私には「受け身出来たね」と聞こえました。

痛くないから、ある程度正しい軌道で飛べるようになった気がします。


二十歳の時出来なかった飛び受け身が、五十越えて出来るようになった!と喜んだのですが、後日、大会の動画を観てガッカリしました。

う~ん… 先輩方は「演武の受け」だけど、私は「受け身の練習」って感じだ。

失敗しないように、受け身しやすい投げ方してもらってただけだ。


先生の多彩な素早い投げを、すべて受け切れる実力を身につけたいです。

まだまだ稽古が足りません。


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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

5月1週目の稽古

月曜日の稽古

Day513 藤沢合気道会 2023.5.1

天地投げをたくさんやった。

足がもつれて、うまく受けられない。

座ってゴロゴロ

1回1回切らないで、全部が繋がるように動く。

天地投げ (裏)

肘は最初伸ばして、両手も拳1.5個分くらい空けて、余裕持たせてつかませる。

そこから肘を畳み、後ろに体重かけながら、自分のお腹に集める。


相手が引き寄せられてきたら、体を開くと同時に、脇を締めたまま腕を上げる。

下の手は90度曲げて自分のお腹(上の手側の脇腹)に固定しておいていい。

少し後ろに下がりながら腕を上げる感じかな。

相手が自分の脇の下に入るのを待つ。


気が急いて、相手が脇に入るのを待てない。

途中で腕を上から被せたり、前に踏み込んで投げ落とそうとしてしまう。

片手取り呼吸投げ

上の手だけの練習。

肘を畳んで、相手とお腹でぶつかるくらい、まっすぐ引き込む。

足は動かさないで、そのまま腕を上げて脇の下に入るのを待つ。

片手取り呼吸投げ

今度は、肘を畳んでまっすぐ引き込んだら、自分が軸になって転換。

相手が脇の下に入るのを待つ。

天地投げ (裏)

今までの練習を生かし、まっすぐ引き込んでから、軸で転換。


腕は伸ばす必要はないのかも。

T先生は引き込んだら、下の腕は90度曲げて脇腹固定、上の手は顔の横くらいの位置で、転換し、相手が外へ投げ出される。

受けからすると直線で引き込まれた後、遠心力で外に飛ばされる感じ。


上から腕でかぶせるなんて、相手が大きかったら無理でしょ」と先生。

確かに、1.5倍身長がある人に対して「上から」は無理がある。

遠心力で外に飛ばすなら、まだ可能性ある。

両手取り呼吸投げ

さっきと同じように、まっすぐお腹に引き込む。

場所を入れ替わるようにその場で180度転換しながら沈む (飛び受け身)

両手取り呼吸投げ

余韻を持たせるように、動きながら引き込み、前へ歩きながら転換。

投げた後、腕が前に伸びて出てるのは「前に投げよう」としてるから。

手はお腹の前に固定。

投げ合い

片手取りで10本ずつ。

金曜日の稽古

Day514 A.K.I.鵠沼 2023.5.5

2か月振りにS先生の稽古に参加。


毎回注意されることが同じだ。

結局、体が上手く使えないので、どの技も変になる。

主な注意点としては、

  1. 体が横を向く
  2. 腕に力が入る
  3. 体の部位ごと、動きの工程ごとにギクシャクする
腕が力む・ギクシャクする、は自覚あったけど、体がこんなに横向くとは気付いてなかった。


いつもこんなにお腹を横向けてた?
相手が Uさんで怖い 大きいから、無意識に逃げ腰になってる?

それとも、私の「半身」に対する認識が元から間違ってる??

他の人(のお腹の向き)を今度よく見ておこう。

片手持ち呼吸投げ

持たれた手で自分の帯を掴むように、体で入る。
相手に肩で衝突しないよう、ちょっと外側後ろの位置。

腕に力入れない。引っ張らない。
肩から先はブラブラにしておく。

上手くいけば、相手が崩れるので、更に体で進んで投げる。

片手持ち呼吸投げ

相手の手首に自分の手を内側から添わせるだけ。
腕には力入れない。

両膝をそれぞれ外側に曲げて腰を落とし、下から斜め上へ、体幹の力?を腕を通して相手に伝える。
前へ出る。

片手取り呼吸投げ

相手をまっすぐお腹で吸い込むS先生十八番の技。
難しい。

相手が取りに来る腕は自分の首、もう片腕はお腹に巻きつけるような形。
私は小さいので、低い状態から誘い込んで、相手を伸ばすようにする。
上の手を頭まで上げちゃうと、相手に乗っかられるので注意する。

タイミング合わせて、相手を仰け反らせることができれば上手くいく。
失敗して、Utさんに吹っ飛ばされまくってたけど…
吸い込みが失敗しそうで、左右に線を外したくなる。
そんなこと考えてるから失敗するのかも。

両手取り呼吸投げ

体の正面に落とす技。
これも苦手意識ある。

両手はお腹の前、下の方に揃えておく。
相手が手を取ろうとした瞬間に息を吸いながら、お腹を出して、小指上向きにする。
タイミング合えば、相手が仰け反るので、斜め下、相手の後方の畳に突き刺す気持ちで出る。
足りなかったら、少し前へ歩く。

数回、上手く行った。
あまりにも簡単に倒れたので「本当に?」って聞いてしまった。
「忖度しないの分かってるでしょ」確かに失敗すると吹っ飛ばされるもんな…。
上手く行く時は拍子抜けするほど、楽なんだ。

両手取り呼吸投げ

息吸いながらお腹を出し、相手を威圧して、自分のお腹の上に相手を乗せる気持ちで、風見鶏のようにパタンと回転。
投げる時に腕で誘導するのはいいけど、腕力で投げようとしない。

先生の場合は、相手が畳(横の長さ)1.5枚分くらいのところでお腹を出して、そこからは相手が吸い込まれる感じ。

日曜日の稽古

Day515 藤沢合気道会 2023.5.7

来週は久しぶりに大規模な奉納演武大会なので、演武の流れを予習した。

取りが右側、受けが左側でふたりずつ並ぶ。

団体名を呼ばれたら、会場入口の赤畳のところで一礼して入場

前から等間隔にそれぞれ正面向いて座る。


先頭右側の人の「神前に礼」で礼 (他会場なら「正面に礼」だが、神社なので「神前に礼」)

お互いを向いて「お互いに礼」の合図で「お願いします」と言いながら礼 (黙礼の道場もあるが、我々は元気よく挨拶しようとのこと)


今回は取り受け交替しない。

太鼓の合図まで演武する。

太鼓が鳴ったら、元の場所に戻って「お互いに礼」の合図で「ありがとうございました」の礼。

正面向いて「神前に礼」で礼。


立ち上がり、入場時と逆の順番で退場。

赤畳で向き直って正面向いて礼して、次の人の邪魔にならないように左右に散る。

片手取り呼吸投げ

相手にまっすぐ当たる気持ち。

片手取り呼吸投げ

肘を畳む。脇を空けない。

脇をしめて、まっすぐ相手を引き込むように。

前へ出ながら、親指下向きにしながら腕を伸ばす。

両手取り呼吸投げ

波のように引き込んで前に出る。

さっきやったように、脇しめて肘を畳む。相手がつま先立ちになるように。

そこから前へ出る。


がっちりつかまれたなら、肘を畳みながら自分から相手の下に入るようにする。

下方向から相手に向かう。

両手取り呼吸投げ

今度は四方投げの形みたいにする。

さっきと違うのは、肘を畳まないこと。


腕を伸ばした状態で、相手の手首を片方つかみ、後ろに体重掛ける。

後ろに少し下がってもいい。

相手が前に引き出されるので、相手の後ろに突き通すように前に出る。

演武の作法の予行練習

半身半立ち両手取り呼吸投げ

以前は背中や腰を変に打って痛かったけど、大丈夫だった。

ちょっと飛び受け身上手くなったとしたら嬉しい。

座技呼吸法

5月2週目の稽古

月曜日の稽古

Day516 藤沢合気道会 2023.5.8

回転投げで腕を横に張り、当身入れて内回転、はよくやるやり方。
今日は違う方法の、相手の動きに合わせて肘を抜いて入る動きを練習。
受けからすると、流れを止められてないのに、いつの間にか入られてる感じになる。

片手取り一教 (裏)

相手が取りに来るのを入り身転換で流し、肘を抜いて内回転で入り、後ろに下がる。

滑らかに、相手の動きを止めないように。

片手取り呼吸投げ

さっきと同じように肘を抜いて内回転、腕を自分の前に保って相手とひとつになる。

そうするとどのようにも動ける。

前に一緒に出て投げる。


抜けた後、腕がちょうどいい場所に来ない。

腕を持っていかれてから戻してしまう。

脇が空きすぎなのかも。

片手取り回転投げ (裏)

肘を抜いて内回転。

(相手の横に位置する方法もあるが、これは) 相手と正対するようにして、その線を伸ばす。

その線を伸ばしながら一緒に連れてくるように下がる。


グルグル回らずに、相手のお尻の後ろに前足踏みこんで、直線上で入り身転換

180度向きを変えながら、投げる。

片手取り回転投げ

相手を連れて来たら、その場で相手と場所を入れ替わるように投げる。

片手取り呼吸投げ

取りに来たら下から当身、相手がのけぞったところで袖持って沈む。

前に投げるのではなく、下。

相手の脇の下に自分から座り込む感じ。


投げたらそのままひっくり返して抑え。

この時、相手が遠くてひっくり返しにくいのは、前に投げてるから

下方向なら目の前に落ちるはず。

片手取り呼吸投げ

相手が取りに来たら、向かい合うように入り身。

お腹に集めて、その場で場所を入れ替わる。

腕を伸ばして遠くに投げない。


よく「相手とひとつになる」って言うけど、投げる時もエイッて遠くに投げるんじゃなくて、接点を自分の中心に置いたまま、体捌きを使うってことかな。

片手取り呼吸投げ

10本ずつ。

先生の投げ

最後に先生がみんなを何本かずつ投げてくださる。


天地投げで「もっと足を動かす。こういうのも出来るようにしてね」お腹で進み、足から先に滑り込む受け方。

後ろ落としって言うのかな。

日曜日の稽古

Day517 慣らし稽古 → 奉納稽古 (鶴岡八幡宮菖蒲祭奉納演武大会) 2023.5.14

新宿のU道場長の指導は「基本的なことをしっかり」がテーマでした。

転換・入り身・転身・呼吸(力) を大事にする。

普段から、これらを意識して稽古しましょう、と仰っていました。


それぞれの要素を説明しつつ、たくさんの技を稽古しました。

入り身転換・片手取り呼吸投げ・片手取り四方投げ・正面打ち入り身投げ・横面打ち入り身投げ・横面打ち四方投げ・胸取り二教・片手取り回転投げ・座技正面打ち一教・天地投げ・座技呼吸法などなど。

正面打ち入り身投げ

相手の真後ろまで大きく一歩で入り身する。これが浅いとダメ。

腕の掛け方は「前というより下から上。」

横面打ち入り身投げ

横面打ちは、転身で丸く捌く。

U道場長はしっかり捌いてるから、相手がガクンと崩れて、後ろに入りやすくなる。

相手が後ろを自分に向けるように崩してる感じでもある。


私は捌けてないから、後ろに入るのがすごく遠くなって上手くいかないんだな。

胸取り二教

(表) 当身 (1歩出る) 入れた腕を切り下ろしながら (後ろ足引く) 転身で丸く捌く。

胸にある相手の手を二教に掴みながら前へ (後ろ足で出る)


(裏) 当身 (1歩出る) 横へ (外側に1歩)二教にとって裏へ。

二教に取る時に焦らない

自分の肘をかぶせなくても、胸元にしっかりつけて圧を加えていればかかる。 


S先生「正中線は急所が集まってるところだから相手にさらさない。

最初「?お腹を相手に向けるって教わった気がするけど」と思ったけど、真正面向いていたから言われたんだな。

きちんと半身になるってことだと後で思った。


もしかして… U道場長の「転換・入り身・転身・呼吸」以前の問題で「半身」が出来てないのでは… マズイ。

5月3週目の稽古

木曜日の稽古

Day518 藤沢合気道会 2023.5.18

「つかませる」のならいいけど、つかまれたところから始めない。
つかまれる=間合いが取れてない。負けてる。
腕や上半身で何とかしようとしない。足が大事。

相手が来るのに合わせて動く。
バーンと対抗するのではなくて、相手の行きたい方向に行かせる。
その中には、真っすぐ相手を受け入れることも含まれる (攻撃するために向かってくる訳だから)
真っすぐ受け入れたら、接点は動かさず自分がどくことで技が生まれる。

Y先生がいつも仰ってることと同じで、相手の反発を生まない動きが大事ってことなんだろう。

肘を畳むのも、その一環だろう。
肘を曲げて、相手を引っ張るんじゃない。
肩の力を抜いてスッと肘が後ろに抜けて、手が自分の体に近付く感じ?

片手取り呼吸投げ

「グルグル回らない。転換ばっかり気にしない。」

T先生の動きは、どちらかというと、相手を前に投げる時の動き方だった。

相手が来るのに合わせて、相手を前に行かせる感じで伸ばしていく。


転換で振り回そうとするのは、全然違った。

前に行かせて伸ばして、最後だけその後ろの足元に入る感じ。

片手取り呼吸投げ

肘を畳み、大きく転換、あるいは体を開きながら、相手を自分の真ん中に集める。

そこからそのまま相手に向かう。

切り返して投げるのはダメ。

片手取り呼吸投げ

同じ様に自分の真ん中に集め、接点そのままで相手と場所を入れ替わる。

投げる、抑えると動きを分けない。

入れ替わりながら、相手について行きながら、抑える (足を止めない)

両手取り四方投げ (表)

大きく体を開きながら取らせることで、相手を崩す。

自分の体の前スレスレで腕を上げていくと、相手は痛いので勝手に回ってくる。

前に出るとしたら、最後投げる時だけ。

両手取り呼吸投げ

相手とお腹合わせの方向、相手側立膝、投げる方曲げ膝で沈む感じ。

「相手の中に、こう、足から入る」が、怖くて出来ない。

変に引っ掛けそうで。

片手取り呼吸投げ

10本ずつ。

日曜日の稽古

Day519 藤沢合気道会 2023.5.21

天地投げ

上の腕でかぶせて投げたくなるけど、下の腕が大事。

下の腕でまっすぐ誘い込む (だから上がクロスになって効く)

天地投げ

相手に対し、下の腕でまっすぐ引き込む感じ。

相手に自分の脇の下を通過させる感じ。

両手取り呼吸投げ

まっすぐお腹に引き込む練習。

お腹に集める。転換する。

180度方向変わって、二人とも同じ方向を向くはず。

前へ出る。

両手取り四方投げ (表)

お腹に集める。体を開く。

ここで相手は崩れていて、自分はしっかり軸を保てるようにしたい。

自分も持っていかれて、グラグラする。

投げ合い

片手取りで、お互いに10本ずつ。

黒帯同士は更に10本ずつ。

5月4週目の稽古

日曜日の稽古

Day520 藤沢合気道会 2023.5.28

座技正面打ち一教

新しい人と組む。

先生「抑え方なんかまだいいから、打ち込み方をちゃんと教えること。」


顔面がら空きで打ち込まない。相手から当て身くらっちゃう。

自分の顔を守って、まっすぐ振りかぶり、まっすぐ額狙って打ち込む。

手刀の小指部分から上がって、下ろす。


取りは、手刀で相手の手首を抑えるように。

ここで左右の腕を間違えた時、先生が「ほら、それだと顔ががら空きだよ。」

なるほど。相手が間違えてたら、顔に当身入れる真似したらすぐ気が付く。


手刀で抑えてから、手首・上腕部をしっかり鉄棒の様に握って、膝行で前に歩く。

最初は、しっかり膝行の練習をする。

正面打ち一教

正面打ち二教

低く取って、低いまま極める。

相手が畳の上に寝るから、最後の極めに入れる。

半身半立呼吸投げ

先生・先輩に投げてもらう

5月5週目の稽古

月曜日の稽古

Day521 藤沢合気道会 2023.5.29

前とは違うやり方だと頭で分かっていても、体は以前の動きになってしまう。

今まで習ったことはゼロにして、稽古できるようにしよう。

皆それまでやってきたことをいっぱい背負って、そのままやろうとする。」

「皆そう。僕自身も気を付けている。荷物を一旦降ろして、稽古すると伸びる。」


見映えするのと、効果ある動きは別なんだろうな、と最近思う。

腕を振り上げてエイッと投げる、投げた後ビシッと体操競技のフィニッシュみたいに止まる …カッコいいし、可能な体格や技量の人もいるけど、私は無理だ。


つかまれる前から動き、相手に合わせ、投げた後も追って行く。

相手とひとつになって、動きは折り返さず、腕ではなくて体ごと入れ替わる。


畳に上がるだけが稽古じゃない。

やれることは沢山ある。それをやるか、やらないか。

仕事の合間でも、腕をストレッチしたり、色々できるでしょ。」

前に、先生に「杖やりたかったら、1日5分でいいから素振りすることだね」って言われたけど、先生自身がいつも心掛けてるんだと思う。

座ってゴロゴロ

片手取り一教 (裏)

相手が取りに来るのを流して、肘から抜いて、相手が回ってくるのを落とす。

腕を横に張って内回転、とも転換して内回転、とも違う、相手の動きの流れに対抗しない動き。


「今まで習ってたやり方が間違ってる、という意味じゃないんだよ。

こういう練習もしよう、この動きの方が効果的な時もあるよ、ってこと。」

片手取り呼吸投げ

さっきの要領で肘から抜いて相手と並び、そのまま一緒に前へ。

足を止めない。投げた後も追っていく気持ちで。

片手取り呼吸投げ

体を開きながら、相手が取りに来る手をお腹の前に引き込む。 

転換ではない。回るというより、45度体を開いて、相手はまっすぐ引き込まれる感じ?

T先生がよくやる動きだけど、上手く真似できない。いつも回り過ぎる。


相手が引き込まれたら、そのまま相手の行きたい方に行かせてあげるつもりで、一緒に動く。

片手取り呼吸投げ

取りに来るのに対し、カウンターで下から当身、取られる手は胸に当てて固定。

相手が仰け反ったところで、密着して場所を入れ替わる。

当身した手は相手の袖をつかみ、もう片手は固定したまま。


相手と離れない。

くっついて、ひとつの軸になって、くるっと場所を入れ替わる。

遠くに投げない。下。

肩取り呼吸投げ

これが肩取りになっても、動きは同じ。

投げ合い

10本ずつ。


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