カッコいい黒帯仕草①~一教の受け

2021.5.30 2021.6.12

カッコいい黒帯仕草①

いつも上手な先輩に熱視線を送っています。

なぜあんなに動きがカッコ良く、美しいんだろう … じ~っと見ちゃいます。


本質的な「相手とひとつになる」や「重心を安定させる」を体現すると、自然に美しい動きになるのだろう。

でも、その次元にたどり着くには時間がかかる。


せめて、ちょっとした動き方を真似することで、近付きたい。

一教 (表) の受け

受けは「なるべくずっと取りにお腹を向けている」のが大事と言われる。

何されても、すぐ対応できるように、常に相手を見て、そっちを向く。


上手い一教の受け、カッコいい黒帯


背中を向けるのは無防備。

「昔だったら、背中見せた瞬間、刀で斬られちゃうよ」とのこと。


私は一教で抑えられたら、お腹からベチャッとすぐ畳に落ちていた。


でも先輩は違う。

お腹を相手に向け続ける。

外側の手と脚で畳に接しつつ、腰を反らせ、内側の足で畳を蹴って力を逃す。


この ① 腰の反り ② 蹴る足 がカッコいい!


メインテーマは「お腹を相手に向け続ける」で、先輩のカッコいい動きはその副産物に過ぎない。

でも、逆もあるんじゃないかな。

動きを真似したら「お腹を相手に向け続ける」が可能になるかも。


ということで、このカッコいい腰の反りと蹴る足を真似しようと思います!


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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

火曜日の稽古

Day276 腰越合気道研究会 2021.5.25

座技正面打ち一教

受けの時、すぐに畳に寝ないように、お腹と脇を柔らかくして粘りたい。

座技呼吸法

手を意識せずに肘から動きたいけど、どうしても手から出してしまう。

横面打ち小手返し

最初もたつくな~と思ったら、K先生とS先生の横面打ちへの対処法が (表) (裏) で逆なんだ。

打ち込みを制することが出来ればいいから、どちらでも滑らかに出来るようになりたい。


(表) 踏み込んで、片手で顎に当身・片手で手首~肘の間を制する。

下からバッテンで差し込んで、腕を切り下ろす。

上から相手の手首をつかんで、投げる。


(裏) 転身しながら、両手首外側で相手の打ち込みを払い落とす。

上から相手の手首を持つ。

転換(相手を前へ誘う)して、転換で引いた足でまた前に出るようにしながら相手に向き直るように投げる。


最初の転身含めると、1回、2回、3回と蛇行する川の流れみたいな感じ。

相手が動くのを待たない。自分から動く。

でも、焦ると「急がないよ」と言われちゃう。


焦らず、しっかりと、でも遅れないで動く。

相手のちょっと先、社交ダンスのリードみたいに動くってことかな。


受けの時、腰を低くして大きい歩幅で動こうとしたら、足が絡まって転びそうになった。

きちんとした受けするには下半身の強さが必要。

短刀取り:横面打ち小手返し (表)

短刀持っていても、やることは同じ。

杖振り

11の杖・13の杖・31の杖

日曜日の稽古

Day277 藤沢合気道会 2021.5.30

子どもクラスもも大人クラスも、また新しい入会者が!

嬉しいな。

後ろ受け身の練習

仰向けに寝転がり、足先で天井を押すように、腰から上げる。

そこから、片膝を折りながら足を下ろす。


反動を使わず足を上げようとしたら、とても辛かった。

畳を腕で押して補助にしてしまい、上腕部が攣りそうになる。

腹筋・背筋が足りない。


周りを見てみたら、ほとんどの人が足を下ろしながら上体を持ち上げ、上体を倒す反動で足を上げていた。

でもOさんだけは上体ずっと畳につけて、足だけ上下させてた。

さすが。腹筋背筋強いから出来るんだろう。

両手持ち四方投げ

(表) 両手持ちで、腕は逆半身・足だけ取りが踏みかえて相半身の状態から。

後ろ足を大きく前へ出しつつ、ふりかぶる。

自分の正面前に真っすぐ投げる。


両手持ちだと、同じ側で続けて投げてしまったりする。

受けの人の足だけみて、入る方向を決めている。


(裏) 相手の前足横に踏み込んで、相手を背負う様に入る。


今日ご入会のIさん (Iで始まる人多いかも) 初めてのはずなのに、動きをすぐ覚える。

四方投げ、私はこんなにすぐ覚えられなかった。

T先生も、Iさんの覚えの良さを見込んだのか、この後、横面打ちや後ろ両手取りもみんなで一緒に練習した。

横面打ち四方投げ

横面打ちの対処法は、踏み込む、あるいは転身して受け流す、の2通りだけと思ってたけど、今日のは両方の組み合わせだった。

こんなやり方もあるんだ!


まず、相手の肘~肘ちょっと上と、顎に当身を入れつつ、踏み込む。

相手の手首辺りだと、体の先端過ぎて効かない。


「体当たりって言うくらいで、ここでバーンと相手を吹き飛ばす技もあるくらい。」

相手に遅れずに入ることが大事。


そうやって勢いよく相手に入ると、相手はのけ反る。

相手の向こう側が空くから、腕を取って、相手と場所を入れ替わる様に、そこに入る。

相手の体勢が崩れるので、四方投げできる。


私は、踏み込んだらすぐ相手の腕を取って、四方投げに入ってしまった。

「それだと、相手の腕しか動かしてないでしょ。場所を入れ替わるように動くことで、相手を崩さないと。」

難しい。


と思ったら、Aさんの鋭い指摘。

「これは、いつも横面打ちでやってる、転身で受け流す動線と同じですね。」


確かに!そう言われたらその通りだ。

いつもやってる動きだ。

その前に懐への踏み込みをしたから、新しい動きみたいな気がしたけど、そうじゃなかった。

後ろ両手取り四方投げ

半身になり、両腕をしっかり張って、斜め上。

相手に向き直りながら、上体を折る。

目の前に来た相手の手首を持って、四方投げ。


これも、Iさん、すぐに基本の動きを覚えた。

合気道は未体験って言ってたけど、絶対なにかスポーツやっていたと思う。


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