腕が使えなくても強い~わざと倒れようと思ったけど、忖度不要でした

Day66  A.K.I.鵠沼 2018.10.22 2019.8.7

合気道は「腕で何とかしよう」ではないんだよ、といつも言われます。

腕ではなく、体全体

分かってはいるんです。
私ごときの か弱い 腕力では、どうしたって相手を動かすことは無理。
でも、つい引っ張ったり、振り回そうとしてしまう…。

持たれた腕はただ単なる相手との接点(結び?)で、大きく体全体で動くべし。

よし!大きく動くぞ!と力むと、今度は自分だけクルクル、パタパタ動いてしまう。
相手を動かさずに、自分だけ動くって。踊りじゃないんだから。
「何やってんの?」と先輩に苦笑されます。

相手に合わせて動くって難しいです。

腕が使えなくても強い先生

S先生は、腕を使わない呼吸投げが得意です。

最初は腕を持たせた状態で練習していますが、その内、腕を取るか取らないかの瞬間にサッと腰を鋭く切るので、放り出される感じで投げられます。
こちらが勢いよく行けば行くほど、投げ技がスパーンと決まる。

腕を持たせた時より鋭い投げ。
今は右肩が不調ですが、たとえ両腕が上がらなくても、S先生は強い。
両手使える私の方が強いんじゃない?崩れなくても、忖度して倒れなくちゃ…な~んて一瞬思ったのですが、大間違いでした。

合気道ってすごいんだな、と改めて実感しました。
いつかは私も体現できるようになりたい!

合気道の稽古での出来心
合気道の稽古での不意打ち

本日の稽古内容

座技正面打ち第一教

(表) 内側の足で踏み出しつつ、打ち込んできた腕の肘と肩の間をつかむ。
もう片方の手は手刀にして相手の手首に当て、切り下げる。
崩れたら、相手の肩、頭方向に進む。

(裏) 外側の足で踏み出し、相手の膝の隣に。
体をぴったりくっつけた状態で、転換して崩す。

離れていると、振り回そうとしてしまう。
ぴったりくっついていれば、自分が回れば、相手も自然に崩れる。 

座技正面打ち第二教

(裏) 相手の肩付近をしっかり抑えた状態で、相手の手を自分の肩口に当てがう。
相手が起き上がってくるのに合わせて、肘を相手の肘にのせ、自分の体重を相手に向かわせる。

座技正面打ち第三教

相手の手を決めて持った時、その手が自分のお腹の前にあること。 

座技正面打ち第四教

(表) 畳に崩した相手の腕を空中で直角にさせる。
相手の手首内側に人差し指・中指・薬指の3本を当てる。
人差し指付け根の丸い骨が相手の2本の筋の間にくるように。
その丸い骨に自分の体重をのせ、木刀を振り下ろすようにして極める。

その時、相手に近い膝を曲げ、後ろ足は伸脚。
膝が曲がった時に相手の腕の上にくる位置。

逆半身片手持ち呼吸投げ

持たれた手と同じ足で1歩出る(息を吸う)
腕を相手の首に向かって上げ、相手のお腹を横から押してバランス崩すように投げる(息を吐く)

逆半身片手持ち隅落とし

持たれた手を横に張ると同時に、足も相手の斜め後ろへ1歩踏み出す。
もう片方の足を踏み出しながら、そちらの腕で相手の足を払う。
この時、少し腰は落とすが、膝はつかない。

逆半身片手持ち隅落とし

当身入れてそのまま投げるやり方。
相手の顎を突き上げるように当身を入れ、腰を切りながら、持たれた腕を引いて投げる。足は動かさない。

逆半身片手持ち呼吸投げ

相手に持たれた手で、相手の手首の内側をなぞるように、内側に回す(息を吸う)
肩の力を抜いて、肘も動かさず、手首だけ回す。
同時に少し持たれた手側に斜めに移動して、自分の力が相手の中心に向かう位置取りをする。

まっすぐお腹から相手に向かうように、足を踏み出しながら投げる(息を吐く)

回転投げ

相手の脇をくぐる(近づく)
腕と足を大きく引きながら相手を崩す(遠ざかる)
相手の後ろに入る(近づく)のメリハリをつける。

相手の後ろに入った足を軸にして回る。
遠心力で相手が崩れたところで投げる。
その前に無理やり放り出そうとしない。

天地投げ

(表) 相手の出ている腕を上に上げ、もう片腕は下へ張る。
そうすると、相手が崩れやすい方向に投げられる。

両手取り呼吸投げ

両手を取りに来た相手を体の転換で投げる。
両手を少し相手に突き出して、相手がちょっとのけぞったところで、相手の帯の結び目をダイヤルのように回転させる気持ちで。

難しい。
相手が勢いよくきたら、手を少し差し出すどころか、背後に隠したくなる。
S先生は、これ絶対、得意技だと思う。

座技呼吸法

大きい相手の場合の方法
方法1 手を下ではなく、上にあげて空中で取らせる
方法2 手を下で取られてしまったら、親指を外側に返すように両手首をグルッと回す。そうすると、持っている人は力が入れにくくなる。
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