離さない~投げに分かたれるその瞬間まで

Day172  A.K.I.鵠沼 2020.1.13 2020.1.24

連休で連続3日目の稽古です。
楽しい。初日からずっと筋肉痛だけど。

今日の個人的なテーマは「華麗なステップ」「離さない」でした。
なんか社交ダンスみたいだな。

華麗なステップ

S先生の動きの特徴のひとつは、華麗なステップです。
必要最小限の足さばきで、技を掛けます。

一歩で大きく入り身する。
軸足を定め、コンパスのように回る。
軸足を切り替えて回る。

理想の足さばきをいつも見ているのに、自分では出来ない。

でも「あ、今のはダメだ」と気付けるようになった。

以前は先生に「足がバタバタしてる」と言われても「?」だった。
少しは進歩した…と思いたい。

離れずに華麗なステップ
小さな進歩

離さない

「無理やり引っ張ってしまうんですけど、どうすれば直せますか?」
に対するS先生のお答え「相手から離れすぎ。」

先生は相手とピタリとひとつになって、自分の動きに相手を付随させている。
私は離れているので、自分が動いても相手は動かず、腕で引いてしまう。

社交ダンスは、男性がリードし、女性は身を任せて、ペアで美しく舞う。
ダンスではないので、相手には身を任せようという気はない。
こちらからくっついて、動きの主導権を取りたい。

腕を突っ張って、相手から離れがち。
腕で横方向に「持つ」からだ。
下方向におさえれば、腕伸ばしていても、体は近付けるはず。

気持ちが逃げているのも一因だと思う。
逃げずに、相手とひとつになる、を心掛けたい。

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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

本日の稽古内容

片手持ち入り身転換

2日前の稽古で教えてもらった「相手の手に自分の重みをのせる」を試みたけど、上手くいかなかった。
腕の「棒」感がすごい。
柔らかい柳の枝のようになりたい。

片手持ち呼吸投げ

入り身転換して、自分のお腹を相手の中心にぶつけて投げる。

Oさんに投げてもらうと腕がぐわっと顔の前に迫り、圧が強い。
中心を攻められてるから、こうなるのか。
バランス崩れるし、顔に当たりそうだし、すぐ倒れてしまう。

正面打ち一教

(表) 相半身で構える。
相手が打ち込んでくる直前に、後ろ足を大きく踏み出して懐に入る。

相手の上腕部を下からしっかり持ち、脇を伸ばさせるようにする。
相手から離れない。

手首に当てた手刀を切り下し、相手の肩に自分の重みをかけて崩す。
重みをきちんとかけるために、自分の腕は伸ばす。肘曲げない。

(裏) 相手から離れると、引っ張ってしまうことになる。
相手の後ろ脇に入るくらい近付く。

相手とひとつになって回る。
小さい螺旋で下方向に向けて落ちていくような感じ。

少しずつしゃがみながら回ってみたけど、何か違う。
S先生は、まっすぐ立ったまま回るけど、受けは螺旋状に落とされる。
落とすのは、体ではなくて、重さ?

正面打ち三教

(表) きっちり一教をしてから、手を滑らせて三教を取る。

親指の付け根の丸い骨を自分の親指でしっかりおさえる。
丸い骨の下半分(指側)を抑えた方がいいと思った。
男性の手は大きいから。

三教でしっかり捻じって、お腹を相手に向ける。
相手が痛くてのけ反ったところで、外側の足を踏み出しつつ、腕を振り下ろし、相手の前方向に崩す。

(裏) 三教を相手の背中に回し、大きく後ろに入って崩す。
相手の肩口をおさえる腕は伸ばして、自分の重みを伝える。
三教にした後、相手の上体を起こさせることなく、そのまま崩した方が滑らかかも。

片手取り四方投げ(裏)

相手が手を取りに来たのを、そのまま誘い込むようにして、四方投げ。
流れ的に裏になる。

残心をしっかり取る。
相手が起き上がってこないように、膝で相手の肩をおさえるやり方。

後ろ両手取り四方投げ

先に取られる腕は、自分の帯辺りに固定して、持って行かれないようにする。
相手が後ろに回って、もう片手を取りに来た時、そちら側の足を少し前に踏み出して、斜めに構える。
あまり大袈裟に足を出すとバレるので、少しでいい。

相手は体勢を崩されるので、その隙に両腕を上に張って、相手と向かい合うように回りながら抜ける。

相手の下の手を取って、四方投げ。

後ろ両手取り呼吸投げ(裏)

さっきと同じようにして抜ける。
相手の両手を持ち、そのまま相手の真後ろへ下がる(後ろ受け身)

自然で滑らかな動きを心掛ける。

後ろ両手取り入り身投げ

「本当は、相手が後ろまで回り込んでくるのを待ってちゃダメだよね。やられてしまう。」とOさん。
相手が片手を取った段階で、動く。

相手が手を取ったら、内側から手刀で切り上げるように手首を回す。
同時に入り身する。
相手にピタリとくっついて、コンパスのようにコンパクトに回って投げる。

S先生と組むと「ほら、遠くなってる」「歩数多過ぎるよ」とご指摘が。
自分でも「あ、ダメだ」と分かるようになってきた。
前は指摘されても「何のこと?」だったから、少しは進歩している…と思いたい…

片手持ち小手返し

動きにリズムをつけたい。
上、下へ崩して、上から投げ込む…って感じの。
上下と体捌きによる横方面の動きのリズムを調和させて、先生みたいに投げたい。

最後の極めは、相手の頭の方へ手首を曲げさせる。

片手取り呼吸投げ

相手が取りに来た腕の肘を曲げて相手を誘い込み、そのまま沈む(後ろ受け身)
相手に差し出していた腕を、肘から曲げて反対の肩につけるイメージ。

こういう練習は大きくて教え上手な人とやりたい。
Oさんに組んでいただく。

「小さい人がまともに大きな受けとぶつかったら、負けちゃうよね。」
壁と波のイメージを持って。波が壁に下からぶつかって、上へ行くようにさせる。

相手が来るのに合わせ、後ろ足を引いて前足も継ぎながら、腕を下から上へ。
相手がのけ反ったところで、沈む。

これがA.K.I.で言うところの「吸い込み」らしい。
確かに、T先生もよく波のような動きをなさる。

相手の方へ踏み込んで前方向へ投げるやり方も教わったけど、沈む方がやりやすい。

両手取り呼吸投げ

腹打ち呼吸投げ、と勝手に命名してる投げ。
S先生の見取りでは、相手にお腹をぶつけるようにしながら、一瞬体を反らして引き込み、
腰を切って投げる(前受け身)

Zさんと組む。
走ってくるZさんとまともにぶつかったら、吹っ飛ばされそう…。
S先生の助言「相手が大きい時は、すれちがうように体を入れ替えて投げてご覧。」

相手とお腹をくっつけるようにして入れ替わる。
前の手が下、後ろの手を上で、大きな玉を転がすように投げる。
ぶつかるギリギリまで待てず、体が逃げてしまうと失敗する。

両手取り呼吸投げ

すれ違いざまに相手の外側に1歩踏み出る。
踏み出した方の膝を立て、腕は真上に突き上げ、しゃがむ。
もう片腕は下。

相手は突っ込んで行った勢いのまま、放り出されて前受け身になる。

タイミングが難しい。
上手くやらないと、受け身が取りにくそう。

座技呼吸法

両腕を張った状態から、片腕だけふっと力を抜く。
相手はそちらの腕側へ転がされる。

力をふっと抜くのが出来ない。
「まだ力入ってるよ」とOさんにバレバレ。
難しい。

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