全体をとらえる~意識を向けるべきは相手の全体、そしてその先

Day68  藤沢合気道会 2018.10.28 2019.8.9

意識を向けるべきは

今日も、飛び受け身する技を練習しました。
私は「飛ぶぞ、さあ飛ぶぞ」で頭がいっぱい。
最初から自分が飛ぶ方向、相手の腕の向こうを見ていました。

「それでは技がかかりません。取りに向かっていく勢いがフッとかわされ、崩れて投げになる。最初から投げられるつもりで、相手を攻撃する人はいませんよね。」

確かに。
どう反撃してくるか分からないから、油断せず、相手の動きを気にしながら攻撃をしかけるはず。
受けは、取りにずっと意識を向けていること。
自分で飛びに行くより、相手の動きについていって投げられる方が、上手く受け身できました。
これが自然な形なんだな。

全体をとらえる

先生が「全体をとらえるんだよ」というお話をされました。
相手が正面打ちしてきたら、その腕を下からすり上げるようにして制する…ように見える。
でも、腕だけに反応するのではないよ、ということ。

相手の足元から上(天?)まで、ず~っと上向きの力の流れを作るように動く。
その過程で腕をすり上げて、相手の体をのばし切るから、崩すことが出来る。
難しい。

どうしても「打ち込んでくる手」「持たれた腕」ばかりに意識が行ってしまう。
動作の起点は腕ではなくて、下半身。
相手の全身を意識する。

飛び受け身のタイミングで頭がいっぱいの時は、自分のことだけで、全体をとらえていませんでした。

結局、取りも受けも、相手の全体を意識するのが大事なんだと思った。

達人は相手だけでなく、自分と相手、さらには周りの空間全体をとらえられるんだろうなぁ。
「遠山(とおやま)の目付」「観の目」など聞きますが、広く大きく全体をとらえる視点のことだろうと思いました。

本日の稽古内容

正面打ち第一教

出稽古で来ていたH君の受けが、彼を長年教えたO先生そっくりでした。
足をトントンする、大きく畳を叩きながら崩れる、リズミカルな動きで体を畳の上に横たえる…。
背が高く細身な体格も似ているので、不思議な感じがしました。

正面打ち呼吸投げ

最初の入り身が大事。

正面打ち呼吸投げ

掛かり稽古方式で、相手の腕・身体をのばし、相手の力を自分の正面に集め、踏み込みながら投げる(前受け身)

逆半身片手持ち呼吸投げ

小手返しのように大きく動き、飛び受け身で受ける。
転換、転回?しながら、持たれた手を親指下に向けて大きく張り、相手を崩す。
もう片手で相手の肘~肩間をつかみ、相手の腕にぶら下がるように真下に座る勢いで投げる。
→上の技と同じ動きから、第三教表のように崩す練習
→同じく呼吸投げ
→同じく片手持ち回転投げ外回転

逆半身片手持ち呼吸投げ

掛かり稽古方式。
相手と一緒に動きながら投げる(前受け身)
取りは足を止めない、大きく外回りしたり、腕を振りかぶらない。

向かってくる相手の勢いを、まっすぐ相手が進もうとしている方向に投げる。
ふたりとも同じ一直線上にいる。
転換して、相手の行き先を作ってあげる。
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