投げ合いの中の余裕

2021.6.13 2021.6.26

投げ合いの中の余裕

受け身上達の近道は、とにかく回数をこなすこと。

お互い時間内で自由に投げ合う練習では、たくさん受け身を取ります。


私は張り切り過ぎて、最後ヘロヘロになります。

しか~し!先輩には体力と心の余裕があります。


こちらが受け身から立ち上がると、目の前に手を出してくれる。

間合いを詰めて、ダッシュする距離を縮めてくれる。

遅めのリズムで投げてくれたり、四方投げで抑えて休ませてくれたり。


私が自滅しないように、リズム調整してくれます。

優しい。


私は動くだけで精一杯。

心身ともに余裕がないと、周りの状態の把握までいかない。

「相手に合わせる」境地には程遠いです。


制限時間内で自由に投げ合い、ずっと受け
間合いを広げる
素早い呼吸投げ
限界を超えて成長
※マスク描写は省略しています。

大学の部活だと、逆に間合いを遠くしたり、受けの後ろに回ったりするらしい。

OさんやMさんはそういう 修羅場 切磋琢磨を通して、キレッキレの動きを身につけたんですね。

若くて体力あるから出来るんだろうなあ。


私もキレッキレになりたいけど、そんな稽古したら、立てなくなりそう。

無理のない範囲で頑張ります。


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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

火曜日の稽古

Day281 腰越合気道研究会 2021.6.8 

座技呼吸法

片手持ち回転投げ

(表) 下から顎に当身を入れつつ、相手の腕をくぐる。

向き直りながら腕と足を同時に大きく引いて、相手を崩す。


相手の頭をしっかりおさえる。

親指・人差し指の股で相手の手首を引っかける。

頭を下、腕を上、と相手が逃げないようにする。


そのまま前へと投げる。


(裏) 入り身、転換で相手を誘い出し、向き合いながら (表) と同じようにして、頭と腕を抑える。

相手のお尻の後ろ、足の間に踏み込み、その足を軸にして180度回転しながら投げる。

片手持ち回転 投げ → 抑え

投げるのではなく、最後にそのまま抑える方法もある。

(表) 頭をおさえていた腕を相手の肩口に滑らせ、そのまま沈む。

(裏) 同様にしながら、裏へ螺旋状に畳に落としていく。


回転投げの方法しかやったことないけど、これも隙がなくてカッコイイ。

前受け身が不慣れな受けには、こちらの方が優しいかも。

短刀取り

横面打ち小手返し (表) で短刀取り。

受けに対して相半身で構えて、後ろ足を踏み出しながら顎に当身・腕を制する。

下からバッテン、腕を上から落として、相手の前に踏み込みながら小手返し。


(裏) が混じって、相手と並んだ後、無駄な動きが多い。

メリハリつけること。

杖振り

11の杖・13の杖・31の杖

土曜日の稽古

Day282 A.K.I.鵠沼 2021.6.12

横面打ち3種のストレッチ → 技

横面打ちされた際の体捌きは沢山ある。

細かく言うと7種類らしい。多過ぎ。

主な3つの動き方を習う。


いまだに迷う、横面打ちの最初の動きがやっと分かった。

互いに相半身で立つ。

受けは後ろ足を踏み出しながら、そちら側の腕で横面打ち。

前:一歩踏み込む → 呼吸投げ

自分も後ろ足を踏み出しながら、相手の腕を制しつつ、顎に当身。

そのまま相手の肘少し上を制した腕に重みかけつつ、投げる

後ろ:一歩下がる → 呼吸投げ

前足を引きながら、引いた足と反対の腕で、横面打ちを切り下ろす。

引いた足でまた前に出ながら、そちらの腕を相手の首の下に差し込んで投げる。

横:転身 → 回転投げ

相手とお腹合わせに回るように動く。

後ろ足を前に出して、その足を軸に転換する。

ここで相手の最初の位置に対して約90度になる。


後ろ足を相手の横に置くと同時に、手首を上からつかんで反対の足を引きつつ相手を誘い出し、腕を回して回転投げの形にする。

とにかく忙しい。

途中で止まると、どうしようもなくなる。

横面打ち三教投げ

前パターン。

踏み込んで制する。

相手の腕をその動線のまま、下へ切り下ろす。


それから返すようにして、一教で抑える。

肩を入れて (足はすくわれないように、深く入れ過ぎない) 三教に取る。


(表) 三教にとった部分をそのまま相手の顔にぶつけるようにして、後ろに投げる。


(裏) 三教で相手をきっちり吊り上げると、相手はぐるっと回る。

相手が自分の上を通過したら、肘あたりを上から切り下ろすようにして投げる。


制した後、一教に抑える時に迷った。

(裏) は、相手が回るから落ち着いて待つこと。

横面打ち四方投げ

転身パターン。


相手がバランスを立て直せない状態を保って、投げる。

前のめりにさせ続ける ← さり気なく。バレると、相手は足を踏み出して体勢戻す。


相手が足捌きで体勢を整えられないように、相手にビッタリくっついて、動く余地をつぶす。

キツくてえげつない技になって、大きい人だと受けが怪我しやすい。


個人的には、必要最小限に前のめりに崩し、サッとくぐって投げたい。

あまり痛くして嫌われたくない。

でも、いざという時のためにキツいやり方も知っておきたい。


横面打ち四方投げはよく太刀取り (袈裟斬り) で使用する。

徒手と違って、離れて転身すると斬られる。

相手の懐に踏み込みながら転身する。


太刀は振り切らせる。

(相手の両手の間) を上からつかみ、もう片手は刀の背側から挟み、相手の足を切る様にテコの原理で切っ先を持ち上げる。

四方投げ (表) の動線で、相手のお腹前を通ること。

横面打ち小手返し

(表) 後ろパターン。

前足引きつつ、切り下ろす。

踏み出しながら上から手首をつかみ、もう一歩出て転換しながら投げる。


受けからすると、自分の横面打ちがグル~ンと巻き上げられつつ投げられる感じ。

取りは途中で動きを止めず、受けの軌道をそのまま生かす。


(裏) 転身パターン。

横面打ちを切り下ろして、そのまま自分の手首にのせた状態にし、反対の手で上から相手の手首をつかむ。

足を入れ替えて、相手を誘い出して投げる。


切り下ろすだけだと、S先生は腕を自分の脇にビッタリつけ、動かせなくなる。

これも (表) と同じように、相手の動きを止めずに流して投げる。


この小手返しに限らず、合気道の技すべて、流れを止めたらダメだ。

特に力のない人は。

横面打ち入り身投げ

(表) 後ろパターン。

切り下ろし、そのまま切り上げて、自分の回転の中に巻き込む。

(裏) 転身パターン。

転身する時に離れすぎると、その後入り身しにくいので気を付ける。

横面打ちで多人数掛け

今日練習したことを生かし、横面打ちで2本ずつ、多人数掛け。

受け3人なので3×2本で6本とそんなに多くはない。


でも、息切れる。

落ち着いて出来ない。


どの技か考えてからじゃないと、受けが取れない。

受けのタイミングが少し遅れる。

力の流れのまま (どう受けるか考えずに) 受けられるようになりたい。

肩取り呼吸投げ

相手が肩をつかもうとする瞬間、少し沈みながら、そちら側の手で相手の肘を内側からすくうようにする。

もう片手は顎に当身。

すくい上げると、相手は伸び上がるので、投げる。

後ろ両肩取り呼吸投げ

相手がもう片方の肩をつかもうとしたタイミングで上体を倒しつつ、沈む。

土下座する感じ。

後ろ両肩取り呼吸投げ

相手が後ろから回ってくるのに合わせて、肘を上げて、向き合う様に振り返る。

この技の受け怖いんだよな…。

後ろ両手持ち肘固め

真後ろで両手を持たれたところから。

後ろに下がり、両手を自分のお腹の前から上げて抜ける。

抜けたら、相手の腕を一教や肘固めなどで抑える。

後ろ両手取り呼吸投げ

相手が来るのに合わせ足を引き、親指外側へ回しながら手を自分のお腹に引き寄せる。
その手を返しながら、正面通って上げる。
相手がもう片手をつかんだら、両腕を張って上体倒しつつ沈む。

後ろ両手取り呼吸投げ

さっき後ろ両肩取りでやったのと同じ投げ。


相手が手を取りに来たら、自然に手を後ろに下げる。

相手がつかんだ時には、後ろ腰の中心にある。

もう片腕上げて、後ろへ回転する。


気がせいて、最初の時点で、自分から回転して迎えに行ってしまう。。

先制攻撃してる気がしないでもない。

後ろ両手取り十字絡み

相手が来るのに合わせて足を引き、手を回しながらお腹に引き寄せ、返しながら上げて抜ける。

両手の人差し指と親指の股で相手の手首を引っ掛けてから、握る。

上下にしっかりと極め、腰を相手にぶつけるようにしながら投げる。

後ろ両手取り腰投げ

さっきの十字絡みに取ってから、片腕を相手の腰に回して投げる。

座技呼吸法

日曜日の稽古

Day283 藤沢合気道会 2021.6.13

T先生所用のため、Oさんが先生役。

両手持ち四方投げ

諸手取り四方投げ

受けも真正面からではなく、斜めから両腕を取りに行く。
正面だと不用心。
当身や蹴りをもらわないように、斜めから近付くはず。

なるべくコンパクトに回る。

諸手取り二教

相手を誘い出して、自分の正面に来たら二教。
この前教わった、握り込まないで滑らせる式でかけたら、効果的だった。

半身半立ち呼吸法

斜めから両手を握りに来る相手に対し、お腹を向け、両腕を均一に斜め上に張る。
左右どちらかに膝行しながら投げる。

半身半立ちで飛び受け身練習

黒帯が座り、白帯が順に投げられる掛かり稽古方式。
斜め~横から近付き、互いに握手の状態で片手を握る。

取りは、遠くではなく自分のお腹の正面、真下に手を落とすように投げる。
最後に、相手が頭打たないように腕を引き上げるといい。

新しい人が多いので、みんな恐る恐るだった。
とは言え、私も本来は練習組だよなあ。
飛び受け身、下手くそだもの。

片手持ち回転投げ

入り身転換してから、相手を誘い出し、向き合ったところで当身しながら腕をくぐる。
足と腕を大きく引いて、相手を崩す。
崩れ方が足りなかったら、後ろに下がる。

相手の頭を下げさせたまま、前へと体ごと出て投げる。

自由に投げ合う

白帯は10本ずつ、黒帯は30本ずつ。
いつもの1分30秒と30本って、どちらが大変なんだろう。
一緒に組む相手にもよるのかも知れない。

Neさんは一定したゆっくり目のリズムで投げてくれたので、ヘロヘロにならずにすんだ。

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