合気道における「守破離」

2022.3.31 2022.5.19

合気道における「守破離」

ある人の「守破離」のお話。

「守破離」はお茶で有名な千利休の言葉。
修行には先生の教えをひたすら守る段階、学びから自分の独自性を追求する中で、教えを打ち破る段階がある。
自分の道を模索する内に、先生と相容れない部分が出てきた場合、離れる段階に達することもある。

「合気道で言うと、二段まではとにかく『守』だと考えます。
先生が教えてくださることを、真摯に稽古する。
三段四段になってきたら、自分自身の合気道を追求して、先生と自分のやり方が違っていたら、その理由を分析しながら稽古する。」

なるほど。
私はただ先生のおっしゃる通りに稽古する段階だ。
安心した。分からないこと・出来ないことだらけだもの。

でも「離」に到達する人なんているんだろうか…。

開祖の弟子の中で、自分の流派を作った先生方は『離』の段階に到達したってことなんでしょうね。」
塩田剛三先生 (養神館) や 藤平光一先生 (心身統一合氣道) など、異次元の先生方か。
すごく納得しました。

私はとにかく、先生の教えてくださる通りに稽古すればいい。
でも面白いのは、先生によってやり方が違ったり、たまに正反対にも見えること。
同じ先生でも、稽古によって違ったりする。

「あれ?この前と違う?」と稽古してる内に「実は同じかも」とか「アプローチは違うけど目的は一緒だ」と気付きます。
このやり方は私の体格に合う、あのやり方は好みの動きだ、これはエグいからやり過ぎ注意 と頭の中で分類してます。

合気道には沢山の要素があって、相手によって、自分の体格によって、お互いの動きによって、技も変化する。
だから複雑で難しい。
そして面白い。

同じ技でも違う、たくさんの要素

状況によって変化する技

体が自然に動く

考えるな、感じろ、動け
※マスク描写は省略しています※

教わったことを全部体得出来れば、上手くなるのは間違いない。
T先生も「稽古したら、自然に体が動くようになる」って仰ってた。
そこまで体に落とし込むのに、どれだけ稽古が必要なんだろう。
先はとてもとても長いです。

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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。
書き溜めてた前半の稽古備忘録を削除してしまった。
ガーン。
覚えてることだけ書いておこう。

3月1週目の稽古

日曜日の稽古

Day354 藤沢合気道会 2022.3.6

入り身投げ

体を開く時は、大きい歩幅で。

3月2週目の稽古

月曜日の稽古 

Day355 藤沢合気道会 2022.3.7

両手取り四方投げ

真っすぐお腹に集めつつ、体を開く。
入り身投げと同じように、大きい歩幅で。

その場でお腹に集めると、相手がぶつかってくる。
体を開くことで、相手が周りを回る(振り回すわけではない)

土曜日の稽古

Day356 A.K.I.鵠沼 2022.3.12

座技呼吸法

足首をなるべく真っすぐにして、床に密着させる。
丹田に重心。丹田の前寄り。

相手の力を腕→お腹→床へと落とす。
この流れ+背筋で、倒れなくなる。

組太刀

相手の太刀を抑えるのが目的じゃない。
相手に負けないことが大事。
抑えるか、相手の太刀に打ち負けないで中に入れればいい。

打ち負けるのは、強い腰になってないから。

後ろ両手取り三教

三教に持った最初の手がポイント。
相手の肘は直角、手首は伸ばさせる
三教でしっかりと崩せば、自然に落とせる。

後ろ両手取り呼吸投げ

最初につかまれた手はなるべく動かさない。
ここに重み掛けておく。

さり気なく1歩横に移動して引き込み、半身になって相手が持とうとする手を前へ。
相手を前のめりに。
元の手も上げ、タイミング合わせて投げる。

後ろ両手取り入り身投げ

膝入れて投げられた場合、相手と向き合うようにして、頭から相手の足の間に飛び込むようにして受ける。
怖くて無理。いつかサラリとこなしたい。

後ろ両手取り十字絡み

相手の腕をしっかり交差させて余りをなくす。

日曜日の稽古

Day357 藤沢合気道会 2022.3.13

片手持ち呼吸投げ

肘を畳み、手は胸~お腹の前に固定。
後ろ足引きながら体を開いて投げる。

腕で何とかしようとしない。何ともならないし。
足を使う。

両手取り四方投げ

真っすぐお腹に引き込む。
腕は曲げない。
体を開く。

引っ張らない。相手を振り回さない。
手をお腹に集めて、体を開くだけでいい。

天地投げ

すぐに腕を上げようとしない。
まず肘を畳んで、相手を引き込む。

体を開く練習

畳の線の上に立つ。
袈裟斬りするように、後ろ足を大きく引きながら、体を開く。
最初の直線が6時12時で、5時7時になるように。真横までは行かない。

腕は開いた時、自分のお腹の前。

1歩で大きく開く。
なるべく大きい歩幅で練習する。常にすり足。
人を相手にすると、どうしても狭くなるので、練習は大きく心掛けて体に覚えさせる。

3月3週目の稽古

木曜日の稽古

Day358 藤沢合気道会 2022.3.17

座技正面打ち一教→二教

正面打ち一教

正面打ち入り身投げ

相手を下へ落とそうとしない。
振り回そうとしない → 遠心力で相手と離れてしまう。

相手の首をしっかり持って胸にくっつけるくらいにする。
受けが斜め後ろにバランス崩すような形で体を開く。

両手取り四方投げ

天地投げ

土曜日の稽古

Day359 A.K.I.鵠沼 2022.3.19

突き

突かれないように必ず体ごと移動する。
交差させた両腕で、重さしっかりかけて落とす。
相手の突きが速いと交差は間に合わず、片手だけになったりするが、イメージとしては交差させた両腕。

突き回転投げ

外側に入り身しながら、交差で突きを落とすと同時に交差を解きながら相手の頭を下、腕を上へ。
腕が床に対して垂直だと、頭は下がる。
躊躇せずに腕をしっかり上げさせる。

突き小手返し

相手を前のめりにさせる。
接点になる手を上げない。
低い位置のまま体で入って投げる。

突き入り身投げ

投げる時は大きい1歩で相手の腰の後ろに踏み込みながら。
「力で投げようとしない。体の移動で投げる。」

腕は水平じゃなく、斜め上 → 斜め下へ。
斜めにすると相手の首の下に肩が入る。

突き (肘ひしぎ) 一教

外側に並ぶように入り身転換。
肘を相手の肘に外側から当てる。

肘を離さずくっつけたまま、腕をぐるっと下から上へ回し込む。
腕の動きと一緒に、相手の方を向くようにする。
そのまま腕を切り下ろす。 

後ろ両手持ち三教

三教できちんと相手を崩せるようにする。

引いたり押したりで落とそうとしない。
その前の時点で、片手の三教だけで相手を崩す。
どちらの手でも出来るようにする (甲側だけでなく、指側つかんだ手だけでも)

畳の上に寝かそうとする時にギクシャクするのは、これが出来てないからだ。
押したり引いたりして、受けが「あ、倒したいの?分かった。倒れるよ」となるまでのタイムラグが発生する。
全然三教出来てないってことだ。

後ろ両手持ち呼吸投げ

持たれた腕を力ませない。
変な感じに上に突き出してしまい、相手に引っ張られる。

最初は自分のお腹 → 額。
すうっと体に沿わせるように中心線通って上へ。力まない。
もう片腕で相手を前に誘導するのに合わせ、額 → 前へ。

ゆっくり、S先生に何度も指導していただく。
ちょっと出来るようになったかな~と普通の速さに戻すと、すぐに腕が突っ張り始める。

投げよう、という気持ちが強すぎる。
「あちらへどーぞ」くらいのゆったりした気持ちがいいかも。

両胸取り

相手が動いていれば、そのまま呼吸投げができる。

ガッチリ居着いてる場合が難しい。
色んなやり方がある。

飛び上がって、外側から両手刀で腕を叩き落とす。
外れた瞬間に前へ出て呼吸投げ。

手首をつかみ、腕の間に自分の首をねじ込んでの四方投げ。
体で入ると相手に逃げられる。
首からねじ込む。

腕の間に外側から腕と頭で斜め下にダイブして体を入れ込み、呼吸投げ。

外側に転がすように、片手は相手の肘を下から、もう片手は上から回すようにしながら転換。
上の腕は相手の肘を手刀側の少し下で斬り下ろすようにするといいかも。

3月4週目の稽古

火曜日の稽古

Day360 腰越合気道研究会 2022.3.22
蔓延防止重点措置が解除になったので、再開です。
今日は人数少なめ。Hさんが先生役。

座技正面打ち一教

胸取り二教

持たれてから当身だと遅い。
相手とカウンターになるくらいで当身入れる。

片手持ち呼吸投げ

(表) 相手の耳を狙う気持ちで腕を出す。

隅落とし

天地投げ

下の腕をしっかりと張って効かせる。

座技呼吸法

木刀

前後斬り・突き・四方斬り・袈裟斬り・受け・変化

16の方向に振る・四方・11の杖・13の杖・31の杖

杖の合わせ

基本の合わせ・回転払いと袈裟斬りの合わせ・11の杖の合わせ

土曜日の稽古

Day361 A.K.I.鵠沼 2022.3.26

座技呼吸法

座り方が大事。
L字型にまっすぐ座ると、後ろに押される。
少し出っ尻気味にして、Vにした足の間、体の前側に重心が来るように。

相手に押される力を腕 → お腹 → 下肢 (つま先~膝) → 畳 へと流す。
足首はなるべくまっすぐにして、つま先から膝までを畳にべたっと密着させる。

相手に対して押し出す時、畳を膝で蹴らない。
前のめりになるのは、膝で蹴ろうとするから。

脇をしめる。
床に密着している下肢部分からお腹を通って力がせり上がってくるように?腕を上げる。
まずは自分がしっかり座るのが大事。

片手持ちのストレッチ5種→技

ガッチリ持たれてから動かない。それでは遅い。
持ちに来る相手を、自分の流れに巻き込んでいく。

私の場合、慌てすぎて相手から遠くなっている。
遅れるのも困るけど、慌てるのもダメ。
しっかり近付いて技を掛けること。

呼吸投げ
手を持たれた時には入り身転換して並んでる。
しっかり体ごと入って投げる。

四方投げ
相手を前のめりの状態にさせたら、立ち直らせないように保つ。
腕を伸ばさせたままにして、自分の肘を沿わせる。

歩いてついてこられないように踏み込んで投げる。
相手に潰されるほどには深く入らない。

隅落とし
相手の踵あたりに落とす。

二教

回転投げ

後ろ両手取り入り身投げ

抜けながら、最初に持たれた手で相手を斜め下前へ流し、滑らかに背後に入る。
上手く誘導できるか、離れずに抜けて綺麗に後ろに入れるか。

後ろ両手取り回転投げ

流して抜ける、上から手首取る、更に流しつつ回転投げの形を作る。
(裏) で相手の後ろに踏み込んで回転して投げる。
ちゃんと出来れば、受けはくるくる回される内に投げられてる。

後ろ両手取り呼吸投げ

後から取られに来る手で斜め前に相手を流す。
上記2つとは流す手が違うので注意。

相手を崩しておくから、上手くひっくり返して投げられる。

片手持ち入り身転換

息を吸って相手の体が伸びた瞬間に転換。
手の向き、肘の曲げ方。

片手取り呼吸投げ

入り身転換、相手の中心に向かって入る。
ピンポイントで相手がバランス崩す方向に体ごと入る。
真横じゃない。相手が後ろにのけ反る方向。

片手持ち呼吸投げ

入り身転換しながら、持たれた腕は曲げずに、重みを先端に保持。
その重みを前や下へ。

入り身転換すると180度だけど、0度や90度も可。
上手く行かなくても、流して違う投げ方に移行できる。後ろに倒すとか。
流れを感じ続けること。

両手取り呼吸投げ

お腹から上げる気持ちで。
脇はあけない。相手の脇を空けさせる。

正面打ち四方投げ

表裏ともに最初は内側に入らないと手が取れない。
投げる時に離れない。

後ろ両手取り小手返し

投げる時は体ごと入る。

Okさんの抑えが、完全にひっくり返さず横向き状態でも微動だに出来ないくらいビッチリですごい。
肩口を人差し指~親指の股でがっちり抑え、手は小手返しで決めてるので、手首肘肩まで極まる。
腕力で抑えない。体重で抑える。

天地投げ

天地投げを効かせるポイントは3つ。
  1. 上の腕の一体化
  2. 下の腕の隅落とし
  3. 体で入る
相手が大きい場合は特に、下の腕をきちんと効かせる。

日曜日の稽古

Day362 藤沢合気道会 2022.3.27
今日はT先生が審査のため東戸塚なので、Nさんが先生役。

正面打ち一教 (表)

下から擦り上げるように当たる。

受けは、太刀を構えて相手に斬り込むイメージ。
間合いに入ってから振りかぶる。上げ過ぎない。自分の額くらい。
倒される時は可能な限り、取りに対してお腹を向けて粘る。

入り身

まず入り身が大事。
相手の後ろに入る。
離れず、ぴったり近くに。

正面打ち呼吸投げ

側面に入り身して投げる。

正面打ち呼吸投げ

外側に並ぶように入り身、手首を上から、肘を後ろから取って投げる。
いわゆる天秤投げかな?
T先生だったら「本来なら後ろからパーンと身体で肘を折って投げるけど、皆来なくなっちゃうからやらない」って仰りそう (笑)

正面打ち呼吸投げ

一教のように下から擦り上げて相手を伸ばし、そのまま前へ出て投げる。

正面打ち入り身投げ

平日に稽古している入り身投げの3種類の内、①②を練習。
45度開いて崩すのは同じ。
①が基本形で、②③が応用編かな。

①相手の腰の後ろに踏み込んで投げる。
②足はそのまま動かさず相手のお腹を引き出して投げる。A.K.I.特有の吸い込み?
③相手のお腹を引き出し、そのまま相手が放り出される感じ。吸い込みと吸込みの逆?

掛かり稽古

正面打ちで自由に投げ。4本ずつ。

3月5週目の稽古

月曜日の稽古

Day363 藤沢合気道会 2022.3.28
今日は珍しく、後ろ両手取りの稽古だった。
昨日、審査だったからかな。
後ろ系は普段やらないから、審査の時みんな苦手そうにしてる気がする。

後ろ両手取りのポイント

  • 足を使う!← つかまれるのを待たない。本来はつかまれたら終わり。相手と場所を入れ替わるように動く。
  • 半身になる (両足が相手と平行になるくらい)
  • 両腕を上げる時は親指内側で丸く、弧を帯びる形。
  • 抜ける時、腕を下に置きにいかない。体ごとザーッと抜けて、相手を連れてくる気持ち (先生の回転投げと同じ)

後ろ両手取り呼吸投げ

上の腕はあまり位置を変えない。
下の腕を利かせることでひっくり返せる。
相手の後ろへと下がる。

後ろ両手取り二教 (表)

半身になって抜ける。

相手の上腕部をしっかりとつかむ。
同時に相手の脇の下から前へ踏み込む。
膝に相手の腕を固定するくらいだと、もう片手が取りやすい。

持ち替えずに、くるっと手を滑らせて二教に取る。

後ろ両手取り三教

抜けて、三教にとったら、離れて吊り上げることで相手を連れてくる。
釣り竿につけた糸の先を自分の方に戻すような感じ。
三教はしっかり自分の肩口につけておく。

三教で相手の体勢を崩してから、片手を外して畳に下ろしていく。

後ろ両手取り呼吸投げ

相手につかまれるのを待たない。
つかまれて、相手がぐるーんと回るのを待って、そのまま前に投げるなんて、本当だったら無理。

相手と場所を入れ替わるように動く。
武道としては、相手に後ろとらせたら終わり。
相手と正対するように動く。大回りしない。直線を意識。

「投げなんか、どうでもいいから。まずは動く。足を使う。相手と場所を入れ替わるように動く。」
「受けよりも取りの方が疲れるはず。こうやって足を使うことで体も鍛えられる。」

掛かり稽古で、1周したら少し休憩しつつ、何回も投げ合う。
相手が後ろとった!と思った時には斜め下にいて投げてるくらいがいいかな。

後ろ両手取り呼吸投げ

反転しないで、相手が回る方向にそのまま投げる。
初めての技かも。

場所を入れ替わるように動き、相手が後ろに回ろうとするのに合わせ、持たれた腕を肘から抜いて背泳ぎするように、体ごと相手の方を向く。
受けは体の向きをくるっと回されて、前受け身。

これ、出来るようになりたい!
相手の流れ (→) に自分の流れを加えて (→ →) 投げてるのがいい。

反転しての投げ方は、相手が大きくて重いとはじき返される。
相手の力と自分の力がぶつかって (→ ←) 負ける。
技術も足りないから、いつも技が成立してない気がする。

木曜日の稽古

Day364 藤沢合気道会 2022.3.31
先生や先輩のお話で印象に残ったこと。

体捌き・半身は大事。武器はその練習にとてもいい。
ぴょこぴょこ上下しながらの移動は武道的じゃない。

すり足で腰から上は上下させないで動く。能みたいな感じ。
そうすると、相手は間合いを測りにくい。

技のデパートには誰だってなれる。
(実際に使えるようになるのは難しい。遅れない・リズムを合わせる・入り身などが必要 ?)

上手くなるには、上手い人や強い人とたくさん稽古すること。

ゴロゴロ運動

繋がりを切らない。
体をしっかりと伸ばす。

相手とリズムを合わせる

距離を取り、相手を下方向へと引き込む。
次に下からざーっと出ていく。
波のように。舟漕ぎ運動の感覚。

二人掛けなど、ひとりずつ掛かってくるとは限らない。
相手とリズムを合わせることが出来なければ、無理。

後ろ両手取り呼吸投げ

半身になり、相手が最初に取りに来た腕を肘から上へ抜く。
背泳ぎするように、体ごと大きく回す。

受けは腕・脇を伸ばされ、そのまま素直に後ろ向いて、もう片腕から前受け身。
ここで受け身する方向が分からなくて、くるくる回ってしまう。
「脇がかたいね。素直に受ける。武道だと思うから体が固くなるので、体操だと思って自然に動く。結局は、そうした方が強くなれる。」

先生に言われても、なかなか方向が分からない。
一教投げと同じ。一教で腕・脇を伸ばされたら、そのまま向こうに体を向けて、反対側の腕から前受け身するでしょ。それと同じこと。」

そうだったんだ…。
一教投げの時、ぐわんと大きく回って一教された腕から受け身してたよ…。
その時点から間違ってたんだ (汗)

後ろ両手取り四方投げ

半身になり、体ごと下・後ろへザザーッと抜ける。
相手の手首を取る。
下から上への流れでくぐって、四方投げ。

相手と入れ替わる

相半身で手を持たれる。
相手の外側へ入り身転換するように、直線上で場所を入れ替わる。
急がなくてもいい。歩く感じでも入れ替われる。

後ろ両手取り呼吸投げ

持たれるのを待たない。
さっきの要領で、相手と場所を入れ替わる。
持たれた時には、斜め下にいて、相手を前へと投げている。

後ろ両手取り入り身投げ

抜ける時は、両手の親指内側。
片手切って、相手を誘導する方の手は親指上向き。

抜けて、体開いて、絡まるように投げたり、相手を前に行かせたりして投げたり。

後ろ両手取り呼吸投げ

抜けたらそのまま、大きく両腕で螺旋描くようにしながら、上体を起こす。
相手の中段に入る。

肩を相手の脇に深く入れ、手の平上で腕を伸ばす。
もう片手は腰の横あたりで相手の手首を持つ。
下の手を利かせて、体の前面で相手の肘をのばす。

上の親指を内側に回すようにしながら、体ごと前へ出る。
「本来ならここで、体でバーンと相手の肘を折って投げる。」

後ろ両手取り回転投げ

抜けたら、下で手切りをする。
自分と近い方の腕を後ろへ払う感じで切って、そのまま後ろへ。

手首は握らない。手刀にのせておくだけ。
相手の腕を上にあげようとしない。畳と水平くらいのまま。
相手の後ろに踏み込んで入り身転換する (裏) の体捌きで投げる。

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