硬い体を柔らかくしたい②~豊四季ボディケア整骨院「らくらく開脚プログラム」

2023.8.31 2024.2.21

90分のプロ指導 >5年間のストレッチ

私の長年の課題のひとつが、柔軟性です。

べたーっと開脚本や真向法、YouTube動画を参考に5年間、毎日ストレッチしても、まだ硬い。


でもプロに頼ったら、90分で開脚して前に肘がついた!!!すごい!!!

5年間のあの汗と涙と筋違いの日々は何だったのか…。


元の状態と比べないと変化の凄さが伝わりにくいので、硬さ遍歴をざっくりとご紹介。


2018年1月。藤沢合気道会に入って半年。

開脚90度以下。膝が曲がり、お尻が攣る

⇒ 初めてぎっくり腰になりました~回復具合と予防策について

この頃から、お風呂上りに毎日ストレッチするようになりました。


2019年8月。入会1年後。開脚90度。膝が伸びて、お尻も攣らなくなる。

長座前屈、つま先に指先が何とかつく。

⇒ 硬い体を柔らかくしたい①~テニスボールとスーパーボールで揉みほぐす


2023年7月、開脚120度。でも前に倒れられない。

長座前屈は第一関節まで床につく (5年前に比べたら、多少はマシになってるかも)

この状態で「らくらく開脚プログラム」受講。Before after がこちらです。



若い頃にも出来なかった肘ドン、50代にして達成!
(記憶にある限りでは) 生まれて初めてです!!
後ろから押してもらったり ズル したわけじゃないですよ~。

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「らくらく開脚プログラム」

「らくらく開脚プログラム」は千葉県柏市の豊四季ボディケア整骨院で受けました。


⇒ らくらく開脚プログラム

うちからは遠いけど、頑張って行って良かったです。


2024年1月誰ツヨDOJOy の YouTubeチャンネルで田中先生を発見!

⇒ [田中 雄介] 腹まで床につく開脚方法 [らくらく開脚プログラム]

⇒ 菊野克紀、過去最大に足が開く (長いバージョン)


動画の中で、田中先生がこのプログラムの良さを説明しています。

世の中の開脚メソッドのほぼ100%がストレッチで筋肉伸ばして柔軟性を上げるやり方。

前屈・開脚 = ストレッチ になっている。


らくらく開脚プログラムでは、ストレッチを運動に置き換えて、体が本来持っている正しい使い方をマスターして筋肉を収縮させ、関節可動域 (柔軟性) を上げるもの。

前屈・開脚 = 運動 (筋トレ)

ストレッチではなく、運動に置き換えることで、体を柔らかくするメソッド。


硬いものを無理やり伸ばすのではなくて、逆。

関節が動く時、伸ばす筋肉の反対側で、縮む筋肉がある。

伸ばすのも縮めるのも関節運動。


伸ばす代わりに、縮めて縮めて、関節可動域を広げる。

無理やり伸ばさないから、筋を痛めずに柔軟性を上げることができる。


このプログラムにおける開脚の定義がある。

開脚 = 座って足を開き、肘がついた状態 ← これを「肘ドン」と呼ぶ。

肘がついたら、段階を踏んで、肘ドン → (お)でこドン → 胸ドン → 腹ドン → 両足を後ろに抜く、を目指す。

初めて肘ドンできた!

そうなんです。

Before after の通り、私も肘ドン出来たんです!感動!!


このプログラムで私は3つの新境地を垣間見ました ← 大袈裟っぽいけど、本当にこう思ったんです。

  1. 肘ドン
  2. 骨盤の中の筋肉痛
  3. 腹圧

ストレッチ動画でよくあるセリフ「骨盤の中を使って」や「腹圧をかける」が意味不明でしたが、少しだけ理解できました。

プログラムの次の日、骨盤の中 (お尻のすごい奥の方や鼠径部の奥など) の筋肉があると意識もしてなかった場所が筋肉痛になりました。

骨盤の中にも筋肉があるんだ!それを使わないと開脚できないんだ!!私は骨盤の中が凝り固まっていて、全然動かせてないんだ!!!!!


今まで「腹圧」のつもりで、腹筋を固めたり、お腹を凹ませたりしてました。

でも、そんなお腹の表面の問題じゃないことが分かりました。

もっと奥の方から動かす感じでした。


腹圧を使わないと、体は前に倒せないそうです。

どういう姿勢・意識だと腹圧を使えるのか、教えてもらいました。


ちなみに肘ドンですが、家に帰ったら、また出来なくなっていました。

でも大丈夫。

「自分で肘ドン出来た」という希望の光を励みに、教えてもらったトレーニングを続けたら、お風呂上りにはいつも肘ドンまで行くようになりました。


ストレッチ30分は必要なので、稽古前の柔軟ではまだ毎回は出来ないけど…。

朝イチから肘ドン出来るようになるのが、当面の目標です。

達成出来たら、次は (お)でこドンを目指します。

後日談

「らくらく開脚プログラム」受講は2023年7月でしたが、ブログの更新が半年以上遅れています。

書くにあたり、田中先生に「こんな内容ですが、書いていいですか?」と、連絡差し上げました。


私のことを覚えてくださっていて、快諾だけでなく、優しいお言葉もいただきました。

「血と涙と汗の5年間より、プログラムのわずか90分が勝ってると言っていただけて嬉しいですが、今回肘ドン達成できたのはその5年間という努力 (下積み) があったからこそだと思います。努力に勝る才能は無い!というのが私の持論です。全くストレッチの下積みがなく、最初からプログラムだけ受けても同じ結果にならなかったかもしれません。5年間のストレッチは決して無駄ではなかったはずです。」


心がホワンと温かくなりました。

先生自身が武道や格闘技経験者で、努力に努力を重ねて体を柔らかくしてきたから、硬い人の気持ちが分かるのだと思います。

ストレッチ動画には「いやいや、あなた、生まれつき体柔らかいから、硬い人の気持ちなんか分からんでしょ!」って感じの人も多くてムカつ


田中先生、これからも柔軟難民の希望の光でいてください。


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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

8月1週目の稽古

土曜日の稽古

Day538 A.K.I.鵠沼 2023.8.5

片手取りのストレッチ5種

自分の腕の力を抜いて、体で動くのが大事。

諸手取り呼吸投げで受け身練習

受けはぶら下がって、ギリギリまで耐える。

最後、外側の手を離して畳を叩きながら、横向きに受け身。


取りは相手から離れてると、腕で頑張るので重たく感じる。

太腿にのせるくらいピッタリくっつくと、重たくない。

いろんな受け身

素直に受ければいいんだろうけど、緊張して力が入るから、上手くいかない。
慣れて、自分で「大丈夫」と思えるようになるまでの練習が必要。


片手取り呼吸投げで取りが膝入れてる場合

膝を滑り落ちるように横で受ける。

入り身投げ

前受け身。
崩された時、ベチャッとならないように外側の足を出して粘る

上体立ったままなので、行く方向にすぐ向けるし、前受け身しやすい。
取りが膝入れてたら、その足の間に自分の頭を入れ込む。


取りは受けを崩す時、自分から離さない。コントロール出来なくなる。
自分の足の間、真下に落とす。

小手返し

受け流して、低い位置まできてから、受け身する。
高い位置で無理に飛ばない。

片手取り四方投げ

相手の腕肩に緩みがあると効かない。

緩みのない位置、尚且つ自分の中心に置いて、そのまま相手の重心めがけて沈む。

ても見た目は真下に沈んでる感じかな。

片手取りからの体捌き

腕は力まない。

持たれた時、柔らかく自分の胸に寄せるやり方だと、相手はつかんだ気がしない。

これ、Uさん得意だわ。なるほど。

 

力抜くの難しければ、一旦ばっと張ってから脱力。指先を自分に向けて、指先導で自分の中心へ。

当身もらわないように外側へ入るか、自分から当身いれながら内側へ入って投げてもいい。

片手取り呼吸投げ

取られる時、息を吸いながら手の平上向きでつかませる。
吐きながら、相手の中心に向かう。

相手の腕が緩んでいたら、体ごと相手に近付いて緩みをなくすこと。

諸手取り呼吸投げ

相手に対抗しない。

持ち上げるのは無理だから、相手の流れに逆らわず、下方向へ。

そうしてバランス崩れたら、相手を上へ伸ばして投げるのも出来る。

両手取り呼吸投げ

両手は楽に親指上向きで取らせる。

そのまま腕は固定して、ヘソで相手の中心に向かう。

腕に力入れない。

片手取り呼吸投げ

アイーン型。

相手に持たせる。

持たれた手を自分の中心から、相手を少し伸ばす感じに持っていく(相手の行こうとしてるor 行きやすい方向)

相手は気付かない程度に少しバランス崩すので、腕は固定したまま沈む。

天地投げ

下の手が大事。

特に相手が大きい場合は、下の腕を利かせなければ無理。

日曜日の稽古

Day539 藤沢合気道会 2023.8.6

座技正面打ち一教 → 二教

正面打ち一教

相手のお腹に向かう。

相手の△に向かう (脇の下)

抑えの時も△で抑える。

正面打ち二教

二教決めた時、相手からお腹を外さない。

相手にお腹向けたまま、後ろに下がる。


「痛いとか痛くないとか、効くとか効かないじゃなくて (特に教える時は) 受けが動けないようにする、という点が大事。」

正面打ち入り身投げ

昨日教わった通りに、相手を引き倒すのではなく、崩すなら自分の真下、を心掛けたら、動きやすかった。

受けが軽くて上手かったからかもしれないけど。

投げ

先生、Uさん、Iさんが皆を10本ずつ投げる。

先生に投げられると、倒れた時に畳の上で休憩したくなる。

でも、抑えの圧が減ったら起き上がらないといけない。疲れるから気付かない振りしたい。

8月2週目の稽古

日曜日の稽古

Day540 藤沢合気道会 2023.8.13

片手取り呼吸投げ

技の説明をするのに「前に出る」はよくなかった。

私に言われ、その通り前に出たMさん。

先生に「前に出たらダメ。こうやって足を刈られるよ」と足払いされてしまった。


相手の側面に入る」が正しかった。

歩くように入るんじゃなくて「前足を出し、後ろ足を引きつけて (継ぎ足?) 入る」

確かにそうやってるわ。無自覚なので説明出来ない…。

片手取り呼吸投げ

しっかり180度転換。

自分の中心から腕を上げて、相手を前に行かせる。

受けはお腹から出るように、取りの顔が見えるくらいまで反って粘りながら受ける。

片手取り呼吸投げ

掛かり稽古で6本ずつ。

180度転換。相手と一緒に歩きながら、親指下向きで投げる。

座技正面打ち一教 → 二教

白帯はしっかり握って膝行で歩く。

黒帯は歩かないで、当たりと開きで出来るように。


二教 (裏) はしっかり肚で受ける。

片手取り四方投げ

天地投げ

黒帯同士で投げ合う

片手取りで10本ずつ。

8月3週目の稽古

火曜日の稽古

Day541 鎌倉合気道会 2023.8.15

日曜日の稽古

Day542 藤沢合気道会 2023.8.20

片手取り二教

(表) 相手の中心線を外して、横にズレながら腕を張る。

相手の手を二教で取る。

裏に入りながら落とす。


(裏) 二教で取ったら、自分の肩口につけて二教 (裏) を極めてから、畳で最後の抑え。

相手に逃げられないようにしっかり肩口につける、膝で挟んでから手を滑らせて持ち替え

昇級審査対策

審査を受ける人がいるので、2つに分かれ、先輩の指導で対策した。

私は4級審査組に参加。

座技正面打ち一教 

しっかり膝行で歩くのが大事。
表裏のメリハリ、区別がつくようにする。

座技正面打ち二教

(裏) 緩まないように気を付ける。

座技正面打ち三教

体験の人の技が教科書通りの合気会本部のやり方だ、と興味深かった。

横面打ち四方投げ

やっぱり最初の入れ替わりが難しい。
受け慣れてない人でもザザッと崩れるくらいになりたい。
と言うか、崩れないとその後四方投げに入りにくい。

投げ合い

お互いに10本ずつ。
その後、黒帯同士で10本ずつ。
汗で滑って怖かった。

8月4週目の稽古

月曜日の稽古

Day543 藤沢合気道会 2023.8.21

後ろ取り入り身投げ

自分の中心から腕を上げて、後ろに体ごと抜ける。

慣れてない人の場合は、持たせたところから始め、きちんと半身になって抜けるように。


抜けた時に相手と離れてしまいがち。

先生は体ごと、相手を後ろに連れてくるように抜けるので、受けが崩れてついてくる。

私は抜け方が中途半端なんだな。

座技横面打ち五教

練習時、短刀を持っているように打ち込む手は握っておく

最後の極めで握っていた手が開くのが分かるから。

横面打ち五教

肩取り四方投げ

肩をつかんでる相手の腕の外側から、頭を回して入れ込む。
自分の耳から入れる気持ち。

下から当身入れてのけ反らせ、両手で相手の手首をつかんでからの方がいいかも。
一瞬で頭を入れ込むのは難しい。

横面打ち四方投げ

相手の腕を取りにいかない。
相手とすれ違うくらいの気持ちじゃないと遅れる。

分かりにくかったら、まずは逆半身で相手の横面打ちを制する
真正面じゃなくて、腕の先の方(斬られない位置)
そこから両手でつかんで場所を入れ替わる。
大きい歩幅で動くと、相手が崩れるので四方投げに入れる。

投げ合い

片手取りで10本ずつ。

8月5週目の稽古

火曜日の稽古

Day544 鎌倉合気道会 2023.8.29

木曜日の稽古

Day545 藤沢合気道会 2023.8.31

座技正面打ち四教

相手の肘から下の部分を木刀とイメージする。

分かりにくかったら、そこを自分の胸につけて、体ごとお辞儀して崩す。

正面打ち四教

相手の打ち込みに対して、水平にぶつからない。
必ず下方向から当たる

私は相手の腕をつかむ位置が上過ぎたみたいだ。
もっと手首に近かった。
脈部は骨の横のグリグリの部分。

片手取り回転投げ

流して、内回転で入って、低く一緒に下がる。
腕で引っ張ろうとするとちぎれる。
下がる時、真後ろよりか少し斜め方向かな?

横面打ち小手返し

投げた後、すぐに相手の肘を持って、相手の顔に押し付けるようにしながらひっくり返す。

後ろ片手取り襟締め小手返し

相手が首を絞めている方の斜め下に抜ける
手首つかんでる相手の手をとって、小手返し。

これは二人掛けでもうひとり、諸手取りしていても同じ。
小手返しで、ふたり絡まって倒れる。

抜け方が普段と違う方向なので、とまどう。

投げ合い

自由に10本ずつ。

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