受けの技術~きちんと稽古するため受けの技術も磨きたい

Day64  A.K.I.鵠沼 2018.10.13 2019.8.6

互いにきちんと稽古するためには、技だけでなく、受けの技術も必要です。

受けの技術

自分の受けが下手だな~と特に思うのは、入り身投げ。

前のめりになり、バタバタとついていく感じになります。
頭だけ前に行って、下半身が追いつかない。
「それじゃ、首の後ろをスパンと斬られて終わりだね。入り身投げかけにくいし、かけるまでもない無防備な状態だよ」とS先生。確かに。

S先生が「道子さんはこうなってる」と私の真似をすると、入り身投げなんて無理。
ちょっと背中押せば倒れそうで もう面倒だから このまま畳に落としたくなる。

今まで組んでくれた方々は、きっと背中を押しつぶしたくなる衝動と戦いながら、技をかけていたに違いない。
皆さんの自制心に感謝します!

入り身投げの受け、気を付けるポイントはこんな感じ。
  • 前のめりにならない
  • 腰を落として上体はまっすぐ保つ
  • パタパタ小刻みにならないように、歩幅は大きく
  • 軸足を意識して動く
  • 相手が誘導するのに合わせて動く(先走らない)
S先生の受けは、足を大きく広げて腰を下ろし、私が転換するのに合わせて、自分も転換して回る。
受けも転換を使うんだ!! 初めて気が付きました。

上体を立てたまま腰を落として動くと、スクワットみたい。
太ももの筋肉がフルフルします。

受けも、きちんとやるのは大変です。
先輩方が受けの時もカッコイイのは、姿勢が綺麗だからだと分かりました。
そして自分本位ではなく、取りにちゃんと合わせてるから、組が一体となって滑らかで美しい動きになる。

また、受けは「やられ役」の消極的な気持ちで動くのではない。
後ろ両手取りも、片手をとったら、直線・最短距離で相手の後ろに入る。
両手をとったら、相手の腰・背中に自分の体重をかけるように、ぴったりと張り付く気持ちで。

押さえつけてくる相手を捌きつつ、相手の勢いを利用する後ろ両手取り呼吸投げ。
受けが形だけなぞっていたら、技も成立しないし、稽古になりません。
確かに、後ろに回って攻撃しようとする輩が、ゆっくり動いたり、ふんわり持ったりするはずない。

取りを尊重しよう→技をかけやすいようにしよう→ゆるく持つ、ゆっくり打つ、先走って倒れる…完全に的外れなことをしていました。

「やられ役」もダメだけど、過剰な攻撃もいけません。
座技の時にいつもS先生が怖がるのは、私の立て膝。
手刀を額に届かせようと、大きく立て膝しながら踏み込む癖です。

特に相手が大きい男性だと、両膝の間に入り込んでしまうので、急所を膝蹴りしそう。
自分自身も体勢が不安定になるし、実際に蹴っちゃったら大変。
この癖を矯正しなければ。
膝行が下手なのも一因なので、膝行と座技を練習します。
合気道の危険な受け
合気道の危険な受け

呼吸

身体を伸ばす時に吸う。縮む時に吐く。
相手を誘い込む時に吸う。投げる時に吐く。

受け身も、まず息を吸う。
そして吐きながら受け身する。
こうすると、受け身も楽にとれるし、疲れにくくなる。
息を止めてしまうと、すぐにへばってしまう。

本日の稽古内容

今日はS先生とふたりっきりでした♡ 独り占め!
右肩の調子がよくない中、可能な限り相手してくださいました。

有り難い気持ちと申し訳ない気持ちと半々です。
でも、しっかり教えてもらうぞ!←ちゃっかり。

片手取り呼吸投げ

自分の手は中心線上に位置させる。
前足を少し相手に対して踏み出す(入り身し過ぎない)
後ろ足を前足の後ろまで運ぶ。
腕を伸ばして、相手の腰に自分のお腹をぶつけるようにして投げる(後ろ受け身)

片手取り呼吸投げ

持たれると同時に、手を内側に回転させる。
腕の力を抜き、肘から先だけ内旋させる。大きく踏み出して投げる(前受け身)

片手取り隅落とし

持たれた手を横に張る。
その手と同じ足を相手の斜め後ろに踏み出す。

膝を曲げて姿勢を低くしながら、もう片手で相手の足を払う。
この時、膝をついてしまうと、それ以上下への動きが取れないので、膝はつかない。

片手取り四方投げ(表)

これは割と得意!先生見ててね!とやったら、ひょい、と顔に当て身の真似。
「自分から当てられに行ってるような位置取りだよ」
相手の真正面に入り過ぎのよう。

もう少し斜めに位置取りをして、相手の腕を伸ばさせ、身体をのけぞらせるようにさせてから、腕をくぐる。

片手取り回転投げ

(内回転) 持たれた手を横に張り、相手の顎に下から掌底で当て身。
相手の脇をくぐる。
持たれている腕の肘で軽く相手の顔に当て身を入れ、のけぞったところで、持たれた手・同じ側の足を後ろに大きく引く。

相手が崩れるので、首の後ろをしっかりおさえる。
おさえている位置は、自分のお腹の前。
そこに相手のてっぺんが向いている感じ
(武闘派の人なら「ここで顔に膝蹴り」とか言いそう)

相手の後ろに1歩で大きく入る。
相手の足の間に自分の足を踏み込むよう。
その足を軸にして転換しながら投げる(前受け身)

(外回転) ずっと疑問だった内回転と外回転の違いは、投げ方ではなく、その前段階の部分だった。

持たれた手の平を上に向け、そこにお皿をのせているイメージで、そこは動かさずに後ろ足を引き、転換して相手を誘導し、当て身を入れながら相手の脇をくぐる。
ここからは内回転と同じ。

(もうひとつの外回転) 相手の手を絡めるようにして投げるやり方があるそう。

片手取り小手返し

(表) 持たれた手を内側に返しつつ、もう片方の手を滑らせて外す。
外した相手の手を上から持つ。
もう片方の手も重ねて、後ろ足を前に円を描いて出しながら、相手の指先を下方向に丸め込んで投げる(飛び受け身)

(裏) 持たれた手を外す。
上からその手を持つ。

自分自身の前方向に周りながら、相手の腕を水平に導く。
もう片方の手で相手の指先を下方向に丸め込んで投げる(飛び受け身)

後ろ両手取り呼吸投げ

相手に最初に持たれた手は、自分のお腹の前で手首を内側に回転させた状態にする。
相手が後ろに入ろうとするのに合わせ、持たれた手側の足を少し後ろに引いて体の向きを変える。
そうすると、次の動きに入りやすくなる。
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