諸手取り~がっちり持たれたら、動ける方向を探す

Day103  A.K.I.鵠沼  2019.5.6  2019.9.18

動ける方向を探す

相手にがっちり捕まると「ああ、終わった」と諦めてしまいそうになる私。
そういう場合の対処法を稽古しました。

相手が力を加えている方ではない方向に動く。
あるいは逆に、相手が力を加えている方向に、更に自分の重さを加えて崩す。
合気道の諸手取りで相手にがっちり持たれた時
諸手取り四方投げを例に、練習しました。

諸手取り四方投げ(表)

相手にがっちり持たれた時、どうやって動くか。

その1  左右

がっちり抑えられても、左右になら動ける。

相手の足の横に、踵を出した状態で踏み込む。
斜め45度くらいで相手に並び、相手の力を前方向に反らす感じ。
相手が不安定になったところで、前に踏み出して四方投げ。

その2

自分の重さを加えて、相手を崩す。

大げさにやるなら、持たれた手首を外側にかえして相手の手をつかみ、足を大きく踏み込みながらその接点に体重をかける。
相手がぐらついたら四方投げ。

相手に分かってしまうと抵抗されるので、実際はバレない程度に重みをかける。

Kさんのお手本だと、こんな感じ。
私が手を持つ。あ、Kさんが私の腕に手をかけた。?!?!(体ごと、重みを伝えるように斜め後ろに飛び込まれる)

四方投げされるまでもなく、隅落としのように転がされた。
何かされてると気付いた時には、もう転がされている。

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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

本日の稽古内容

片手持ちの5種のストレッチ

  • 上(側面に入っての呼吸投げの形)
  • 横(自分は斜め45度になり、相手を前方向にストレッチ)
  • 下(隅落としの形)
  • 二教
  • 回転投げ

片手持ち呼吸投げ

千鳥で踏み込みつつ、持たれた腕をお腹の前に持ってくる。
自分の重さを伝えて相手を崩す。

肘を相手の首に入れるようにして投げる。
お腹の前に呼吸を集めてから、解放するイメージ。

片手持ち二教(表)

踏み込みつつ、相手の顔に下方向から当身。
当身した手を相手の腕に滑らせながら、両手で相手の腕をつかむ。

腰を沈めながら、お腹の前で、自分の重みを相手の腕にかける。
相手がぐらついたところで、二教でおさえる。

片手取り呼吸投げ

相手が腕を取りに来るに合わせて動いて、取られると同時に沈む。
座ってもいい。

諸手取り呼吸投げ

脇をしめ、外側に転換。
相手の横にぴったりくっつく。

下から上方向に腕を振り上げて、投げる(後ろ受け身)

諸手取り呼吸投げ

外側に転換して、持たれた腕の肘は曲げ、上腕部は自分の体につけた状態にする。
そして、相手のお腹を引き出しながら?一緒に動いて投げる。

「お腹を引き出す」の意味が分かるような分からないような。
とにかく、出来てないことは確実。

正面打ち一教(表)

相手の(ガードの甘い?)三角部分に入っておさえる練習。
打ち込んでくるのに対し、まっすぐではなくて、少し外側から斜めに相手の腕・脇・胴体の間の三角の空白部分に入っておさえる。
タイミングが難しい。

天地投げ(裏)的呼吸投げ

見取りでは、最初に普通の両手取り天地投げ。
そこから発展して、両方の指(人差し指・中指)を持たせてからの呼吸投げ。

相手を誘い込んでから投げる動きは同じように見える。
下の手は隅落としのように、相手に斜め下方向へ重さを伝える。
同時に、上の手は眉間に向かって突き刺すように重さを伝えて投げる。

天地投げ(裏)のように大きく誘い込む動きをすると、力の方向がバランバランになりがち。
足を動かさずに腰を切る動きだけにする。

指2本なので、重さを伝える方向を間違えると指が折れそうで怖い。

両手取り呼吸投げ

相手の前足と同じ側の腕を上げて、そっち側に踏み込む。
もう片手は自分の腰の後ろにつける。

そのまま180度向きを変えて、並ぶ。
上げていた腕を下ろしつつ、踏み込んで投げる。

季節と稽古

花粉症の症状はもうほとんど出なくなってきた。
でも、少しずつ気温が高くなってきて、稽古すると汗がすごい。

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