合気道で使う武器~最初に揃える木刀と杖・追加で揃える小刀と短刀

Day121  藤沢合気道会  2019.7.28 2021.1.15

合気道の稽古で使用する武器について説明します。
他武道用も含め、種類がたくさんあるので、選ぶ時に迷いますよね。

私も間違えて、違うサイズを買ってしまいました。
あなたは私を反面教師にしてください。

最初に揃える武器

道場にもよりますが、ほとんどの場合、まず最初に「揃えてね」と言われるのは、木刀と杖です。

合気道で使う木刀

木刀は、長さによって大刀・中刀・小刀・短刀があります。

大刀と中刀は長さが10cmほどしか違いません。
しかも、値段は圧倒的に中刀の方が安いので「わぁ安いのがある!」と飛びつきそうになりました。

私みたいに、早とちり癖がある人は気をつけましょう。
合気道で使うのは大刀です。
鍔(つば)のついてない、すっとした形のもの。
この大刀、同じメーカー・材質・工房作成なのに、Amazonで3,402円、楽天市場とYahooショッピングは4,950円とかなり値段が違いました(2020年11月)
その後、Amazonだけ「在庫切れ」になっていたので、みんな考えることは同じだな~と思いました(2021年1月)

材料や職人不足に加え、コロナ禍で武器稽古が増えているのか、在庫切れが増えています。
必要なもの、目星をつけたものは、在庫がある内に買っておくべきかもしれません。

大刀と中刀

もしかして「安いし、ぱっと見同じなら、中刀でもいいのでは」と思いましたか?

武器稽古の目的のひとつは、間合いの感覚を養うことです。
紙一重で太刀筋を見切って動く練習をします。
10cmも差があると困ります。

刀がどんな長さでも対応できるのが理想だけど、最初からは無理。
怪我しちゃいます。

小学生クラスでは中刀を使います。
素振りが主で、組太刀(太刀 vs 太刀)や太刀取り(徒手 vs 太刀)はやらないからです。

大人でも、自宅で素振りするだけなら、中刀でもいいかも。

合気道で使う杖

杖は長さ4.21尺(128cm) の木の棒です。
よく立ち番の警官が持っている、あの木の棒です。

太さは3種類あります。
8分(直径24mm) と9分(27mm)と1寸(30mm)。

合気道の稽古で一般的に使われるのは、8分です。
私は間違えて9分を買ってしまい、重さと太さに苦しんでいます…。
たったの3mmの違いがこんなに大きいとは。

ベテランが9分や1寸も追加で購入することはよくありますが、最初の杖は8分一択だと思います!

追加で揃える武器

最初は大刀と杖があれば、充分です。
小刀や短刀は必要性が出てから、買えばいいです。

合気道で使う短刀

短刀は、短刀取りの練習で使います。
受けが短刀で斬りかかって、それを取り上げる技が短刀取りです。

ひと組に1本あれば足ります。
道場の備品をみんなで使うことが多いです。

足りない時は、先生や先輩が自分のものを貸してくださいます。
教える立場になった時が、自前の短刀を買うタイミングなのでしょう。

合気道で使う小刀

小刀に関しては、道場の方針に大きく左右されます。
昔の道場では、小刀は一度も使いませんでした。

今の道場では、たまに使います。
手刀の延長線の感覚で、互いに小刀を持って、一教の合わせの練習をしたりします。

合宿は木刀・小刀持参でした。
なので、私は杖・大刀・小刀を持っています。
狭い自宅で練習する時、小刀だと周りにぶつからなくて便利です。

合気道の杖と木刀と小刀

短刀を買えば、フルセット揃います。
でも、まだ教える立場には程遠いから…短刀を買うのはずっと先でしょう。

武器練習は、半身と手の内が鍛えられます。
間合い・体捌きもレベルアップして、体術も上達します。

素振りや型の練習ならひとりでも可能です。
ネット上では、斉藤守弘先生を始め、いろんな先生の剣や杖の動画が観られるので、教材にも事欠きません。
集まっての稽古が出来ない時は、武器練習の自主練で補いましょう。


この線より下は個人的な稽古備忘録です。

本日の稽古内容

今日のテーマは「片手持ち呼吸投げ」でした。

片手持ち四方投げ

片手持ち呼吸投げ

転換して並んで、持たれている腕を内側に返しながら下ろす(前受け身)
同じ側の腕と足が前に出た状態になる。
後ろ足の踵が畳から離れないようにする。

片手持ち呼吸投げ

相手の前足あたりに踏み出し、持たれた腕を伸ばして、相手の首へと切り上げる(後ろ受け身)

片手持ち呼吸投げ

自分の腕を斜め上方向へ伸ばし、相手を押すのではなくて、一緒に動く練習。
斜め上に伸ばすことによって、自分の腕・相手の腕とで三角形を作る。
そのまま、前へと進む(後ろ受け身)

押さないこと。一緒に動くこと。
どうしても押している気がする。
難しい。

片手持ち呼吸投げ

転換して並ぶ。
持たれた腕を斜め上へ伸ばす。
そのまま、相手の肩を押してもいいので、相手を押し出す。

受けは、押し出される→のけぞる→体を練るために、可能なら取りの顔が見えるくらいまで背中を反らす→後ろ受け身

腕を伸ばす時、まっすぐ上へ→前へ伸ばす、と2段階に分けない。
自分のお腹の前から、木刀を振り上げるように弧を描きながら上げる。
反比例のグラフのような、波のような曲線かな?

グワッと上げられると、誘い込まれてお腹が前に行く。
この感じを、自分が取りの時にも醸し出したい。

片手持ち呼吸投げ

掛かり稽古。
黒帯は、大きく動いて、座り込みながら投げる(飛び受け身)
我々白帯は、さっきの続きで転換して並んで投げる(前受け身)
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