畳の線の活用~入り身や自分の動きの精度を確認する

Day118  藤沢合気道会  2019.7.21 2019.10.17

先週体験した女子中学生が入会してくれました。
最初は、分からなくて戸惑うだろうけど、その山を越えてほしい。
そうしたら、どんどん面白くなってくるはず!

畳の線を活用する

今日の個人的なテーマは「畳の線を活用する」でした。
今まで、先輩に「畳の線を目安にしてね」と言われても、ピンときていませんでした。
周りの組とのスペース調整や、互いの距離を測る目安にするのかな~と漠然と思っていた。

合気道の稽古で畳の線を使って入り身や技の確認
合気道の稽古で畳の線を使って入り身や技の確認

でも、畳の線を使うのにはもっと深い意味があった。

真っすぐに入り身する練習では、互いに畳の線上を進んでいくことで、入り身の精度が分かりやすい。

「畳の線の上で前後斬りするように」動く技の場合も、精度を確認できる。

投げた後、位置を確認すると、隣の線の上にいるくらいズレている。
自分が軸になって相手を崩せず、相手に振り回されてズレてしまっている。

直線的な入り身や線上で前後斬りの動きが出来るよう、線を意識しよう。

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ここから下は たまに意味不明な 稽古備忘録です。

本日の稽古内容

膝行

上下にぶれないように。
「子どもに説明する時は、お椀をお盆にのせて、お殿様に運ぶつもりでね、中身こぼしたら首はねられちゃうからねって言います」

なるほど。
私は、ほとんど溢れちゃうかも…

入り身の練習

掛かり稽古。
正面打ちしてくる相手とすれ違うように入り身する練習。
簡単そうで意外と難しい。

互いに畳の線を進むようにまっすぐ近付く。

受け

前の人が右手だったら左手、と取りにとって交互になるように、打ち込む。
ずっと振り上げたまま接近するのではなく、当たる位置まで近付いてから振りかぶる。
相手にかわされる→打ち込んだ腕から前受け身、が自然な動き。

相手が入り身する方法を勝手に予測していると、反対側に動いた時、立ち止まってしまう。
ただ打ち込むことに集中する。
手が当たっても、それも稽古の内。

取り

上半身でよけようってする=遅れてる、ということ」
「大回りしない。直線で。」
相手とぶつからないギリギリで、まっすぐすれ違う

受けが近付くのを待たない。
受けが動き始めるのと同時に、こちらからも、まっすぐ進む。
真ん中くらいで、すれ違う。

正面打ち入り身投げ

掛かり稽古。
さっきのように入り身して、相手の後ろにきっちり入るのが大事。

しかし、投げた後、畳の線上から思い切り外れてる。
線の上で前後斬りするつもりで動く。線から外れているのは、相手に動かされてしまっている、ということ
うーむ、軸足がうやむやになる悪い癖がここでも出てしまった。

腕を合わせた所から入り身投げ

相半身で互いに腕を伸ばし、手の甲を合わせる。
自分の肘を曲げて、相手の手首を握りながら、後ろに入り身する。

相手の首をしっかり持つ。
手首を握っていた手を外し、相手の手首の上に手をのせる。

そこから大きく上方向に腕で誘導しながら回る。
ピッタリくっついた自分と相手の間に軸があるつもりで回る。

相手が引き込まれてきたら、伸ばしていた腕を相手の首に絡めるように、内側に螺旋を描きながら投げる(後ろ受け身)

「入り身投げだからって、こう相手を下に崩して~とか、しない、しない。稽古はね、昨日までのことは全部忘れて、今日のことをやる。
「今はこうやって、大きく上に腕を伸ばして相手と一緒になる練習だからね。」

両手持ち四方投げ

相手の手首を握り、自分の腕を伸ばして、相手に向かって進む。
肘は曲げない。下方向から少し突き上げる感じ。

相手が少しのけぞったところで、四方投げ。

稽古のお土産

  • 右脛の真ん中あたりのあざ
痛くはないけど、茶色くなっている。
なぜこんなところに出来たか分からない。
前受け身の時に、打ち付けたのかな。

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