木刀の素振り~武器に習熟すると、体術の時もすぐ分かる

(Day142は腰越合気道研究会)
Day143  A.K.I.鵠沼 2019.10.5 2019.11.6

木刀の素振りのやり方を教えてもらった。

木刀の素振り

構え→振りかぶる時は、体は正面を向いている。
振り下ろした時は刀の半身になる。

合気道の半身は後ろ足が45度くらいだけど、刀の半身は90度。
膝も横を向く。
上半身も膝が向いた方に斜めになる。

武器に習熟している人は、体術の演武の時もすぐ分かる。腰がきちっとキレてるからね」とのこと。

鷲掴みではなく、テニスラケットや包丁を持つような握り方。
手の甲が上に来る。

振り下ろした時にギュッと雑巾のように手の内を絞って、お腹の前でピタッと止める。
刀は床に水平(かちょっとだけ上向き)になる。

人差し指、親指はそえるだけ。
小指、薬指でギュッと握るのが大事。

左手だけでも振れるくらい、左手の小指と薬指でしっかり持つ。
振り下ろして止める瞬間に、両手の小指・薬指でギュッと絞る。

岩間の道場では、朝練で古タイヤに向かって素振りするらしい。
木刀がタイヤに当たってパーンと跳ね返るのを、グッと抑え込む。

組み太刀(杖)は互いにしっかり打ち込むので、きっちり止められなければ、相手の勢いに負けて自分の受け太刀(杖)が機能せず、怪我してしまう。
その意識を持って、きちんと止められるように振る練習をすること。

う~ん、単なる素振りでさえ、きちんと止められずフラフラする。
本気の打ち込みを受け止められることを目標にして、練習しよう。

素振りしたら、脇をしめて振りかぶり振り下ろす・お腹前に腕を集める・しっかり握る・握りつつも肩の力を抜く、など私に必要な練習が同時に出来そう!

小刀なら家の中で振れるから、ご近所さんに見られずにすむ。
杖を庭で振り回したら、怖がられた。
武器に習熟すると体術も上達

本日の稽古内容

今日の稽古のテーマは「相手を崩す」でした。
相手を崩し、それを維持したまま投げる技の練習が多かったです。

片手持ちのストレッチ→技

上→片手持ち呼吸投げ

相手がしっかり持っていたら、その力に対抗せず、その方向に腕を動かす。
あるいは下げて、バランス崩させる。

崩れたところでお腹から相手の中心にぶつかるように投げる。

横→片手持ち四方投げ

相手の力をズラすように、斜めに踏み出して四方投げ。

下→隅落とし

相手の顎に下から当身を入れることで仰け反らせて、隅落とし。

二教

相手をしっかり拝んでから、膝を柔らかく使って自分のお腹に引き込むか、まっすぐ相手の中心に突き刺す。
私はお腹に引き込む方がやりやすい。

回転投げ

持たれた手の位置はそのまま、さり気なく相手の前足横に入り身転換する。
手刀で相手の手首を引っ掛けて、グワッと前→下へ回す。

接点に自分の重さをのせ、腰を沈めながら、腕と足を一緒に大きく引く。
回しながら手首を返し、親指と人差し指の股部分で相手の手首をしっかり引っ掛ける。

相手の首をおさえて下げ、腕は上に。
相手の腕を床に垂直に、と言う人もいるし、ギアのつもりで180度回せ!派もいるらしい。
肩関節が固い人は、腕を上げられた時点で受け身とりたくなる。

片手持ち呼吸投げ

畳の線まっすぐに相手が腕を取りに来たとする。
その線にお腹を向けるように横向きになる。

自分のお腹の前で両手をクロス(相手が取ろうとしている手は向こうへ、もう片手で相手の手を払う)
払った手は相手の進行方向へ向け、もう片側の肩を相手の脇に入れ込んで、肩と足で踏み出す(前受け身)

片手持ち呼吸投げ→小手返し

さっきの片手持ち呼吸投げをしようとして、相手が踏ん張る→脇の下に入れた腕を振り上げながら腰を切って投げる(後ろ受け身)

それも抵抗されたら、手を取りながら前に踏み出して小手返し(表)
小手先だけで投げようとせず、体ごと動いて投げること。

片手持ち入り身投げ

相手の手をかわし、背後に入って、相手の首と袖を持って相手を振り回す練習。
自分が軸になって回ること。

いつも練習している、相手と場所を入れ替わるようにして崩すやり方と違う。
自分が軸になれず、相手に振り回されがち。

片手持ち腕絡み投げ

逆半身で取りに来た相手の手首をつかむ(右手なら右手で)
左手を相手の腕の上からかけ、下を通って自分の右手首をつかむ。

肘を逸らさせる方向に、相手の手首を引くと極まる(はず。でも、上手くいかない。Okさんも「おかしいな。形は合ってるのに極まらないぞ?」腕の長さが足りないとか?)

この状態で腰を切れば投げられるけど、相手の腕を壊してしまう。
左手を外して投げる。

投げた後は、相手の手首を曲げられる方向にギュッと曲げて極める。
四方投げに似てくる。

片手持ち入り身転換

持たれた手の位置は動かさず、自分が寄っていって、お腹の前に手が来るようにする。
そこで手首から曲げて、手首と指でこんな形↺になるようにする。
気持ちもこんな感じに流れ込んでいるつもりで。

そして相手の前足横あたりへ入り身転換。
接点である手に自分の重みがのるように。
…入り身転換、難しい。

諸手取り呼吸投げ

相手の外側に入り身して、腕を首に向かって切り上げ、お腹で相手のお腹にぶつかるようにして投げる。

持たれた自分の腕に力入り過ぎて、上手くいかない。

諸手取り呼吸投げ

一瞬、バッと手刀の指を張り、相手にぐぐっと力入れさせる。
自分も力を一瞬だけ入れて、すぐ抜く。

腕はそのままに、一足で相手のお腹側に入り身。
小指からまっすぐ、腕が天から糸で引っ張られているように自分の顔の前通って持ち上げる。
そのまま相手とすれ違うように歩いていくと相手は崩れる(後ろ受け身)

正面打ち小手返し

真っすぐ下がって、相手の打ち込みの底で、上から手をおさえて小手返し。

一教のように、打ち込まれる前に踏み込んで腕を制してから、腕を返して小手返ししてもいい。
その時その時で、対応すること。

「T先生は、自分の正面に投げるから、そのまますぐ抑え込めるよね」
なかなかそこまでは出来ないので、 相手の肩を持って頭の上を回り、ひっくり返す。

あるいは、相手の肘を頭方向に回すようにして、ひっくり返す。
「女性は肘を持つやり方がいいかもね」とのこと。
確かに、力づくでやらずにすむし、こちらの姿勢も無理がなくていい。

突き小手返し

相手の突きを手刀で上からおさえ、自分のお腹の前(横向き)にある状態をつくる。
突きの勢いを生かして後ろに下がり、相手が前のめりになったまま、体勢立て直す前に小手返し。

相手を横に誘導して投げるやり方は、よほど流れを繋げたままでないと、難しい。

まぁ私は後ろに下がる方法も出来ないんだけど…
普段から必要最低限の歩数で、大きい歩幅で迷いなく動けてないからだろうなぁ。

四方山話

先週3級を受けたSKさんと話していた。
合気道始めたばかりの頃は、2級以上の審査にもなると「すごい」だけで、何がなんだか分からなかった。
でも、今は何の技か分かるので、更に楽しい。
あんな方法もあるのか、あの受け見習いたい、とか。

「今回の5級は上手かったね。俺らの時とは大違いだ」と感心していました。
確かに。
しかも5級審査と言いつつ、その内ふたりは中学生で、実は6級7級を受験していた。

うちの会のT君もだけど、もうひとりの子も多分少年部から続けているから、稽古歴は長い。
変な力みもないし、受け身は自然だし、羨ましいデス。
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