効く技のための意識と身体操作

2021.5.2 2021.5.5

技を効かせるための意識と身体操作

技の動きをなぞるのは、練習すれば誰でも出来ます。

でも、同じ技なのに、人によって効きは全然違う。

何が違うのか、ずっと知りたかった。


経験?

長い方が上手いけど、必ずしも100%比例してるとは言い切れない。


身体能力?

大きくて強ければ、最終的に力技で何とか出来るけど、ちょっと意味が違う。

柔らかい人は上手いこと多いけど、硬くて そうでなくても、すごく上手い人はいる。


感覚?センス?

センスって養えるのだろうか。

持ってない場合、どうすればいいんだ~。


そんな中、Kさんの見取りで、技を効かせるために必要な要素に気が付いた。


『この技はこうだよね~』と漫然と動くだけでは、ダメ。

動きの中で『折れない腕』『重さを掛ける』『崩し』『流れ』をしっかり使う。

「それに加え、相手の重心の位置をみるのが大事。」


折れない腕、重み、流れ、崩し、重心
折れない腕、重み、流れ、崩し、重心
合気道の技を効かせる方法、効果的な技
合気道の技を効かせる方法、効果的な技
※道場ではマスク着用が義務付けられています。

そうか!

説明された時だけ意識してたけど、本当は、常にこれらを意識するべきなんだ!!

同じ動きに見えても、効く技と 「…あれ?まぁ、投げてるから、受け身とっとくか」的 そうでない技の違いは多分これだ。


いや~、今まで全然気が付かなかった。

気付いた私ってエライわぁ。

フッフッフ。これで達人への道も開かれちゃったかも。


… いや、待てよ。

振り返ってみると、いつも言われてた気がする。

なのに、見取り中の技だけに関しての説明、と思い込んでいた。


「折れない腕」「重み掛ける」「崩し」「流れ」「重心をみる」が出来て初めて、動きに命が吹きこまれ、本当に効く技になる。

達人レベルなら、技の形さえ不要になるかも。

そこまで高望みはしないけど、ちゃんと効く技が出来るようになりたい。


自然にこれらが出来ちゃう人=合気道センス抜群、意識してやってる人=センスあるってことなのでは。

私はこれから、きっちり意識して稽古して、センスある人になりたい。


「折れない腕」「重み掛ける」「崩し」「流れ」は主に自分の体を使い、「重心」は相手 (の体) をみる。

常に相手の重心の位置を把握する。

だから崩し続けられるし、流れに巻き込めるし、効果的な投げの方向が分かる。


重心を無視すると、違う方向に投げようとして失敗するってことかぁ。

心当たり、あり過ぎ … (汗)


技の中でいつもこの5つの身体操作が出来れば、精度が上がるはず。


折れる腕、あからさま過ぎて 失笑され バレる重み掛けと崩しもどき、流すはずが自分だけどこかに行き、重心関係なく投げる… 課題山積みだけど、少しずつ克服したい。


稽古中いつも意識することから始めよう。

意識しなければ、いつまでたっても「やる」「操作する」に到達できないもんね。

意識する → → → → 出来る、の間には深~い隔たりがあるけど、とりあえず最初の1歩。


そう決心した次の稽古で、Fさんに「道子さん、重くなったね」と言われて、ドキリ。

太ったのバレた⁈と思ったら「技が重くなった」という意味だった。

やった~!技は重い方がいい!


方向性は間違ってないみたいだから、意識しながらの練習を続けます。

受けの身体操作

技を効かせるための意識と身体操作はもちろん大事。

そして、安全に稽古するためには、受けとしての正しい動きも重要です。


私は思い込むと止まらない猪突猛進型なので、よく失敗します。

後ろ両手取り

後ろ両手取りで大回りしてたので、S先生に「手をつかんだら、最短距離でもう片手を取りに行く」と教わりました。


最短距離か!と次の稽古でAさんに後ろ両手取り。

腕が短いので、後ろから 抱きつく ぶつかるように取りに行く。

その度、Aさんが潰されてよろける。


… なんか違う。

コレジャナイ感がすごい。


S先生に再度相談したら「え?ぶつかるの ??」とお手本を見せてくださった。

最初の手を取る時、深く入り身している。

そこから斜めに腕を伸ばして、もう片手を取りに行く。


私は、最初の手を取った後も浅い入り身のままだから、相手の体に絡みついてしまったんだ。

これじゃ「後ろ両手取り」じゃなくて バックハグ 「後ろ羽交い絞め」だわ。

ちゃんと後ろ両手取りできるようにしよう。

四方投げ

四方投げは最初に習うけど、実はかなり怖い技です。

取りは受けを背中越しに吊って、最終的には自分の正面に投げ落とす。


取りが大柄で 受けに頓着しない 技を追求するタイプだと、受けは吊り上げられて「あ~」となる内に、頭から叩き落とされる。

あるいは、手首・肘の関節を極められたまま、投げられる。


これを防ぐためには、受け自ら、取りの正面に回り込んで、投げの着地点に近付く。

間に合わなければ、飛び受け身で着地点を目指す。

「こうやって、後ろ向きに相手の周りを走るんだ」とKさん。


よし!と私が走ったのは前方向。

思い切りぶつかってしまった。

「… いや、逆でしょ」と呆れられた。


「走る」と思ったら、足が前に出てしまった …。

体の状態を感じ取る感覚が鈍い上に、思い込みが激しすぎた。


腕を固定された状態で、後ろ向きに走るのは難しい。

相手が縦・横ともに大きかったら、走る距離も長くて間に合わない。

四方投げの時、初めての大柄な人とは なるべく組まないように 注意が必要だと思いました。



この線より下は個人的な稽古備忘録です。

月曜日の稽古

Day265 藤沢合気道会 2021.4.26

後ろ両手取り一教 (表)

半身になることを忘れない。

両腕を斜め前にしっかり張って、相手と足が平行になるように向き合いながら、上体を折る。

相手の上腕部、次に手首をしっかりと握って、一教。


腕を一教に取る時、もたついてしまった。

後ろ両手取り三教 (表)

相手の指の部分をしっかりと内側から握る

ここでギッチリとつかむのが大事。


相手の手首のところに出来た窪みに、親指と人差し指を引っかける。

欧米の人は上腕部の力が強いのに対し、日本人は指の力が強いそうだ。

相手の手が大きくても、指をしっかりと引っ掛けることは出来る。


腕ごと下から上へ吊り上げるようにして極め、相手の動きに合わせて、表(相手の腹側)に下ろしていく。

後ろ両手取り四方投げ (表)

上体を倒した時に、自分の前に来た相手の手の甲側から握って、四方投げ。

後ろ両手取り小手返し

今度は逆手につかんで、体を開いてから、相手の前に踏み込んで小手返し。


私の飛び受け身がバッタンドッタンうるさいので、Moさんに「大丈夫ですか…?」と心配されてしまった。

心配されるようじゃ、ダメだな~。

一応、動線としては合ってるはずだし、そんなに痛くないんだけど。


私の投げが下手なので、Mさんも受け身しにくそうだった。

小手返しって難しい。

後ろ両手取り呼吸投げ

「後ろから両手なんて取らせたら、その時点でもう終わり。」

「だから、本当なら、常に相手と正対するべき。」

相手に合わせて回って、相手に正面が向くようにする。


相手がもう一つの手をつかんだ時=投げ、くらいのタイミング。

取りが自分から動く。待たない。

相手と場所を入れ替わるくらいの気持ちで、前に出る。

後ろ両手取り呼吸投げ

10本ずつ互いに投げ合う。

動かされるので、受けが疲れる。

もうちょっと、息切れせずに動けるようになりたい。

木曜日の稽古

Day266 A.K.I.鵠沼 2021.4.29

片手持ち5種のストレッチ → 技

私は動きが大袈裟すぎ。

つかまれてから「えいやっ」と振り回したら、相手が警戒してしまう。

手の平をさりげなく上に向け、相手がつかんだ瞬間に腕の重みをそっとかける。


意識されない程度に前足荷重にさせておいて、投げに入る。

片手持ち呼吸投げ

手で土を掘る様に肘を曲げ、手がお腹の前に来るように、体ごと入る。

どうしても、最初はS先生に肘を曲げる方向を教えてもらわないと、上手くいかない。

1回目から自力で出来るようになりたい。


相手の重心に向かって、斜め下へ投げる。

片手持ち呼吸投げ

入り身転換で並んでから体を開き、相手の重心に斜め下に入って投げる。

うまく崩せていたら、相手の脇~後ろ辺りに入るとうまく行く。

相手から離れすぎても近過ぎて腕が曲がっても、上手くいかない。

横面打ち四方投げ

相手が重心を回復できないように流しながら、四方投げ。

Kさんは、自分がどんどん進みながら投げてる。


私は進むより、相手の腕の下をくぐって投げてしまう。

とりあえず、相手の体勢が立て直せない内に投げられればOKのようだ。

正面打ち入り身投げ

(表) 正面で相手の腕を打ち下ろす。

そのまま後ろ襟・手首をそれぞれ持ち、相手の腕をマフラーのように首に巻きあげる。


(裏) 外側に入り身。

体を開く。

上がってきて、自分の前を行き過ぎたところで、腰の後ろに踏み込むように投げる。

正面打ち小手返し

(表) 両腕つかって、自分の正面で相手の手を打ち下ろす。

そのままの軌道で、相手のお腹に踏み込みながら小手返し。


(裏) 相手の外側に入り身、転換。

手首をつかんだ時の低さを保って、相手のバランスを崩させたままにする。


相手のお腹側に大きく踏み込みながら、投げる。

足をバタバタ動かさない。

S先生だと3歩くらいかな。

正面打ち四方投げ

両腕バッテンで正面打ちを流すやり方。

基本形は一教の受け流し。


バッテンの上になる腕は、相半身で、一教の手首を受ける方。

相手のお腹側に入って並ぶように受け流す。


受け流して下ろしつつ、もう片手 (バッテンの下の腕) で相手の手首をつかむ。

転換して表に進んで、四方投げ。


(裏) も受け流し方は同じで、手首を下でつかんだところから、裏に入って四方投げ。

正面打ち呼吸投げ

相手の外側に入り身転換で並ぶ。

相手の脇の下に上腕部を差し込み、もう片手で相手の手首を上から持つ。


前に出ながら沈んで投げる。

腰が痛いNさんの受けだけする。

日曜日の稽古

Day267 藤沢合気道会 2021.5.2

受け身の練習

片膝ついての前受け身 → 片膝ついての前受け身、そのまま逆回転で後ろ受け身。

私は右の方が下手だ。

なんとなくゴツゴツする。


立って、そこから上体倒して手を畳につけての前受け身。

片手持ち入り身転換

持たせたところから 180度転換して、相手と並ぶ。

持たれた瞬間にちょっと重みを掛けることと姿勢を意識してみた。


Tさんと組んだ時、説明の仕方に迷った。

「重たい物をのせたお盆を両手パーで持つ。相手が邪魔しようとするけど、気にせずにお盆を前へ差し出すイメージ」っていうのはどうだろう。

片手持ち入り身転換

相手に持たせる前に、動き始める練習。

相手がつかんだ時には入り身転換が完成してる感じ。

片手持ち入り身転換で一緒に動く練習

入り身転換する。

自分のお腹の前に手があり、重みを掛けて、相手とひとつになる。

一緒に動く。


重みを掛けることに必死になりすぎて、猫背になってしまった。

姿勢はまっすぐに保つ。

低くなるなら、腰を低く。


「手を相手の方に動かす (戻す) と、テンションが緩んでしまいがちだから、こう (親指で先導するように前に出る) 方がいいかも」とOさん。

なるほど。「テンション」はいい得て妙だ。

片手持ち呼吸投げ

入り身転換して並ぶ。

親指を内旋させながら、前・斜め下へ進んで投げる。


先生のTさんへの説明

「親指を下に向けながら、一緒に歩いて。歩きながら、こう (前方向・斜め下方向) すると、相手は自然に投げられる」

投げ急がないようにしてる。

片手持ち呼吸投げ

入り身転換して、体を開く。

この時自分の腕は親指下向きでしっかりと張る。


相手の脇の下が空くので、袖をつかみながら、そこに入る。

先生は脇のすぐ下に滑り込むように正座しながら、入る。


投げられた受けの頭が、先生の両膝の真ん前に来る。

(後頭部にパンチ入れるジェスチャー)「これでおしまい。」


投げる時に入る方向が少しでもズレると、投げられた相手は遠くに落ちる。

迷いなく、相手のど真ん中に入っていくのが大事。

こうなると気持ちの問題だな。

片手持ち (内回転) 呼吸投げ

入り身転換して、体を開く。

親指下向きでしっかりと張る。『結び』って言ったりするけど、これが大事。


相手の脇の下をくぐる。

このくぐるのが「内回転」ってことなんだな。

それで、相手の頭を下げさせて投げるのが「回転投げ」になるのか。


腕は上に張ったまま結びを保ち、そのまま一緒に動いて、自分の正面に一緒に沈む。


脇をくぐると、どうしても緩んでしまう。

あの張りが、テンションが、結びが … 何かが、どっかに行ってしまう。


Fさんはたまにどこにあるか、手の位置を動かして確認するらしい。

でも、私とやった時は確実に張った時の手の位置・テンションを保ったままだった。

手の位置を動かさずに、くぐった方がいいのかも。

片手持ち呼吸投げで投げ合う

10本ずつ。

Fさんは入り身転換した段階で、すでにぐっと重くて低い。

低いまま動いて、さらに沈んで投げる。逃げられない。

スポンサーリンク