合気道は一撃必殺~試合がない理由

Day79  A.K.I.湘南台  2019.1.26  2019.9.4

合気道は一撃必殺

合気道は試合がありません。(試合をする流派もあります。)
その理由は「一撃必殺だから」と先輩。

確かに、そぎ落とされた部分について聞くと、技の苛烈さが分かります。

例えば正面打ち入り身投げ。

<稽古では>
攻撃してきた相手の背後に入り身する。
相手の首を持つ。
<戦だったら>
入り身して、相手の首の後ろを刀で斬る→The end…

<稽古では>
相手の首を持ち、相手の勢いを誘導して崩す。
<戦だったら>
相手を前に崩しながら顔に膝蹴り、そのまま地面に叩きつける→The end…

<稽古では>
起き上がってきた相手を投げる。
<戦だったら>
反動で跳ね返ってきたら、今度は後頭部を地面に叩きつける→The end…

こんな技をかけられたら、命がいくつあっても足りません。
試合など出来る訳がありません。
合気道は一撃必殺だから試合がない
合気道は一撃必殺だから試合がない
現在の合気道は、互いに危なくないよう、怪我しないよう稽古できるように工夫されています。
だから子どもも女性も高齢者も、安心して稽古できます。

先輩「合気道は一撃必殺。だから試合がないんだよね。
何のために稽古すると思う?相手に反省を促すため。攻撃してきたね~困ったお人だね~ちょっとだけおさえるよ。反省した?って感じでね」

攻撃してきた相手も、自分自身も無傷のまま、争いを終わらせる。
いつでも相手に引導を渡せる状態にもかかわらず、大きな博愛の精神で相手に接する。
それが合気道の良さだと思いました。

相手よりも数段上の実力がないと、実際は上手くいかないと思いますが。
まずは稽古ですね。

本日の稽古内容

一教運動

お互いに相半身で腕を合わせての一教運動。
自分の体重を相手に伝える練習。
まっすぐよりも、円の軌跡を描いた方がやりやすい、とのこと。

正面打ち第一教

相手に対してまっすぐに入るのではなく、 ちょっとだけ斜めに入る。
相手の手を切り下ろす。

自分の腕は曲げない。
軽く伸ばした状態で、相手の肩が自分のお腹の前に来るようにする。
そして後ろ足を踏み出しながら、相手の頭方向に崩していく。

片手持ちのストレッチ5種

  • 二教
  • 回転投げ

ガッチリ持たれた状態でストレッチ5種

上…上には動かせないので、入り身しつつ腕を下(自分のお腹の前)に持ってきて相手を崩してから、腕を上にあげる(側面に入っての呼吸投げの形)

横…しっかり転換。

下…相手の顔に下から当身を入れて崩して、隅落としの形。

二教…持たれた自分の腕の力を抜き、動きながら二教をかける。この時、受けも棒立ちにならず、相手にお腹を向けるように動く。

回転投げ…相手の顔に当身を入れながら動く。相手から離れない。投げの時には自分の体が相手の脇に入り込んでいる。

これらを覚えておけば、審査時に「片手持ち自由」と言われても、すぐに5種類は出来るよ、とのこと。

片手持ち第二教

1級くらいになったら、止まって相手の手を二教にとるのではなく、流れるような動きの中でとるべきだそう(冷や汗)

片手持ち第三教

(表) つかんでいる相手の手に自分の体重をのせて崩す→ 一教でおさえる

(裏) 相手の手に自分の手刀を外側から回してかけながら外す→ 裏に入る
と、最初の段階から(表)(裏)で違う気がします。

相手を畳に崩す時の腕のかけ方で悩みました。
(表) 足を踏み出しながら相手の腕を振り下ろし、自分が相手の前に出て、相手の頭方向に崩す。
(裏) 相手の後ろに入って、下方向へ螺旋を描くように崩す。

腕の持ち替えは、必要最小限にすること。無駄にあっちこっち持ち替えると、分かってないと思われるよ
図星です。
迷いに迷って、何回も持ち替えました(脂汗)

片手持ち四方投げ

踏み込みが中途半端。
大きく1歩踏み出して技をかけること。

振りかぶって投げる、その直前までは絶対途中で動きを止めない。
相手の体勢を完全に崩していなければ、引き倒されてしまう。

投げた後、相手に反撃されない裏技を教えてもらいました。
相手の手を畳につけ、肘の上に自分の膝をのせる。
相手の肘を相手の顔に押し付けるようにしながら、持っている相手の手を引き上げると、完全に極まる(かなり痛かった)

普通の残心だと、相手の体格によっては、顔面パンチが届いてしまうが、この極め方だったらパンチ出せない。

横面打ち四方投げ

(表) 相手が打ってくるのに合わせて、自分の体を斜めにしながら相手のこめかみを手刀で打つ。

(裏) 初動が遅れて打ち込みをかわせそうになかったら、ヘルメットをかぶるようにして、相手のふところに飛び込む。
外側の腕を相手の腕に滑らせて手をとり、四方投げ。

両手取り呼吸投げ

相手に両手を取られるまで待たない。
一緒に動く。
前方向ではなく、ふっと沈むようにして投げる。

天地投げ

(表) 大きく外側の足を踏み出しながら、下の腕を張る。
ここで崩しておく。
上の手の親指を相手に向けるようにして投げ下ろす。

(裏) 円の動きが大事。
相手を誘い込む(小さい円)と崩す(大きい円)。
す~っと誘い込んでから、大きく足を後ろに1歩引いて、下の腕を張りながら、上の腕を脇をあけないように上げて崩す。

逆半身片手持ち呼吸投げ

相手の脇の下をくぐってから投げるやり方(前受け身)

持たれた腕は伸ばしたまま、相手のテンションを保ち、その腕(脇)の下をくぐる。今度はその接点に自分の体重を伝えて投げる(前受け身) 

稽古のお土産

痛めなかった指
稽古時は靭帯痛めている人差し指を、中指と一緒にテーピングぐるぐる巻きにして、保護しています。
今日、テープを忘れたけど、上手な人ばかりなので、指は無事でした。
良かったです。忘れたから稽古をやめるという選択肢はない。
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