平常心~動じない先生の佇まい

Day190  藤沢合気道会 2020.7.19 2020.8.1

先週は少し接触稽古もしたけど、今日は全部非接触でした。
最近またコロナ感染者数が増えているからだと思われます。

先生が、稽古したいことと、感染予防の板挟みで苦慮しているのが分かります。

平常心が大事

杖の突きの練習。
正面に自分と同じ背丈の人がいると仮定して、みぞおちを狙って突く。
その練習をしておけば、相手の顔や喉も突けるようになる。

T先生が白帯ひとりひとりの前に立ち「ここを狙うんだよ」と自分のみぞおちを指し示す。
私の前にも立ってくださった。
「当たってもいいから、もっと勢いよく突いてご覧」と仰る。

先生はいつも通りにこやかで穏やかだけど、こちらはガッチガチ。
「勢いよく。寸止め、寸止、勢いよく寸止め」と心の中で念じつつ、当てちゃったらどうしようと冷汗が出る。
杖の突きで狙うのはみぞおち
杖で突く時は寸止め
先生の包容力
稽古に必要なのは平常心
手汗で杖が滑って、先生に当たるところでした。
武道には平常心が大事だと分かりました。

先生は怖くないんだろうか。
身を挺して教えてると、当たる時もあると思うんだけど。

教習所の路上練習時、助手席の先生がすごく緊張していたのを思い出す。
すごい罪悪感を感じた。
こちらまで緊張して、更に下手な運転して…って悪循環。
高速教習は特に怖かったなぁ。

T先生の佇まいは、安心感がある。
こちらの緊張もほぐしてくれる。
怯える小動物を落ち着かせるムツゴロウさんを思い出す。
若い人はムツゴロウ王国知らないか。

コロナ禍の見学

本日、おひとり見学にいらっしゃいました。
武器の素振りやお互いに触らない稽古だから、分かりにくい?うちの溢れんばかりの魅力(真顔)が伝わらないのでは?と心配になりました。

早く心置きなく稽古できるようになってほしい。

次は体験に来てくれるとのことで、みんな楽しみにしています。
合気道は初めてでも運動神経よさそうだから、すぐ上手くなるよね、楽しみだ~、と親戚のおじちゃんおばちゃんみたいに話してました。
お待ちしております!

本日の稽古内容

木刀

正面の素振り

前後斬り

前も後ろも同じ形で斬る」と言われても、初めての人は後ろを斜めに斬ってしまいがち。

前を斬った後、肘を畳みながら木刀を頭の上で振りかぶる。
ほら、同じ形になるでしょ?」とすぐに先生が修正していて、さすがだと思った。

四方斬り

どうしても少しずつ遅くなって、みんなとズレる。

先端が相手に見えないように握る。
先っぽが手からはみ出ないようにすること。
敵に長さを悟られないようにするため。

波が引いて、そして寄せるように踏み出して突く。
後ろにざっと下がって、前へばっと大きく出る。
こうやって委縮していない、大きな動きが出来るようにしないとなあ。

壁の木目などを目安に、そこを正確に突けるように練習する。
先生もご自宅のタンスを壊した経験があるらしい。

突く瞬間に力が入る。
木刀と同じで、最後は杖は自分のお腹の前にある。

前の手の甲が杖の上にかぶさる様にねじ込みながら突く。
重い突きになる。

「相手の刀で杖を斬られないように自分の手で覆いながら突いた、ということもあるね…まあ、今は日本刀持ち歩いてる人なんていないけど。」
前の手を斬り落とされつつも、後ろの手で杖を突き出し、相打ちに持ち込むってことかな…。
恐ろしや。

頭で考えると、腕ばかりに意識がいく。
毎日10分でも練習して、体にしみ込ませると、足が動くようになる。
体術と同じで足が大事。

舟漕ぎ運動の応用

掛かり稽古。
相手が向かってくるのを引き込んでおいて、前へ出る。
後ろ受け身した相手が起き上がる瞬間に、前へ出て 威圧 制する。

「これは全然、技じゃないからね。でも、こういう動きを技に取り込むと、技がすごく生きてくる。天地投げとか四方投げとか。その練習だよ。」

起き上がろうとする瞬間に、取りがグイッと前に出てくると、びっくりしてひっくり返る。
タイミングが大事。

上半身で相手を制しようとすると、不安定になる。
下半身、特に膝で相手に圧をかけるようにすると、安定する。
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